EF Education-Nippoのラクラン・モートンは2021ツール・ド・フランスのコースを一人で、走ってパリに到着することを目指した。
RaphaとEF Education-Nippoは、彼の冒険を描いた長編フィルムを公開している。
ラクラン・モートンは、肉体的な苦痛と疲労に耐え、モン・ヴァントゥーを2回登るなどのチャレンジを行い、実際のツールよりも数日早くゴールしたのだから、凄い。
18日間で5,510キロ、65,000メートル以上の標高差を走破し、その過程でWorld Bicycle Reliefに50万ポンド近い寄付を行っている。
ラクラン・モートンは、
私は超人ではありません。スポーツ、特に自転車競技においては、人間的な要素を示すことが重要だと思う。4時間のロードレースを見ても、それ以外のことは謎に包まれていますからね。
映画では、モートンがツール・ド・フランスのファンに混じってコースを走ったり、ステージフィニッシュを越えようとして追い返されたりする様子が描かれている。
また、出発前にシューズに新しいクリートを装着したところ、クリートの調整がうまくいかず、膝に痛みが残るという大失敗をしてしまう。
途中で、プラットフォームペダルとサンダルを購入して解決しているけど。サンダルで走るとは凄い根性だ。
モートンの食事は、道端のカフェやショップで、チョコレートミルクやビール、コカコーラなどを混ぜてとっている。
ツールを走っているチームメイトとは大違いだ。
キャンプ場で寝泊まりし、ウェアやギアはすべてバッグに入れて自転車に乗せ、レース前にコースの矢印を設置する作業員や撮影クルーなども同行。
元々、グラベルライドは得意だし、チームの代替えレースに出場している。今年はコロナで各地のレースがなかったけど、来年はまた見せて貰えるかな。
コメント