ツール・オブ・ポローニュでのクラッシュでファビオ・ヤコブセンが重傷を負い、ディラン・フルーネウェーヘンは、今シーズンのレース活動を止めていた。
だが、Jumbo-VismaのスポーツディレクターMerijn Zeemanは、フルーネウェーヘンがバイクに戻ってきたと言っている。
UCI懲戒委員会は、ポローニュでの落車以降、まだ決定を下していない。チームはレース出場の予定はないとはいうけれど。
大けがをしたファビオ・ヤコブセンも久々にインスタに投稿している。
ツールでのスプリンターステージ
2021ツール・ド・フランスのコースが発表され、従来のようにスプリンターステージも多く予定されている。
今年のツールは、3人のリーダーを立ててのぞむことで、ディラン・フルーネウェーヘンの出番はなかった。
実際、スプリンターの活躍出来るステージも少なかったし。
来年のツールについてスポーツディレクターのメリン・ゼーマン(Merijn Zeeman)は次のように答えている。
この状況下では、彼は元気だ。あの落車事故は、彼に大きな影響を与えたが、彼は回復している。彼は、特に彼の目標を設定するためによくトレーニングしている。
彼にとっても、まずシーズンの概要が落ち着いてから、次のシーズンの目標を設定する必要がある。
ディランがこのチームにとって非常に重要なライダーであることは明らかだが、UCIが彼のケースについて何を決定するかを待つ必要がある。
とりあえず、引退とか乗らないとかの選択はないようで一安心。世界のトップスプリンターであることは間違いないので是非復帰して貰いたい。
ファビオ・ヤコブセン
ファビオ・ヤコブセンは、インスタグラムに久々に投稿。
上下顎の再建から4週間後、抜糸の時期になった。治癒の過程は順調に進んでいる。
移植した骨はこれから4ヶ月間、しっかりと成長していかなければならない。次の手術は2021年の予定だ。
数週間後には、骨盤の前板が治って、以前のように丈夫になっているはずです。それからはゆっくりと自転車でのトレーニングを再開していきたいと思います。
と投稿している。
ようやく、トレーニング再開となるが、かなり長い時間安静にしているので戻すには多くの時間が必要だろう。
それよりも、まだ手術が残っているので実際にレース復帰となると、更に時間はかかると思われる。
だが、昏睡状態にあったことを考えると復帰の目途がたっただけでも良かったと思う。
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