Shimanoの最新の財務諸表によると、現在進行中のクランクのリコールと検査プログラムにより、同社は2024年に7000万ポンド(約135億円)の損失を被ることになる。
また、Shimanoの自転車部品の売上は2年連続で減少し、5%減となった。自転車部門の営業利益は17%減少している。
検査費用とリコールは現象傾向に
Shimano’s sales were down 5% last year, including a 5.2% decline in bike component sales. Net income was up, as were sales to North America. https://t.co/brlSHO7dPH
— BRAIN (@BicycleRetailer) February 12, 2025
Shimanoの中空クランクの検査費用とリコールは少しずつ減少傾向にある。
すでに問題のクランクを持っているユーザーは検査をしているようで、新たに受ける人は減っていると思われる。
リコールに関する特別損失は2023年に計上されており問題は収まりつつあるようだ。
Shimanoの売り上げは自転車部門だけではなく釣り具もある。
Shimanoの昨年の売上高は、29億4000万ドル(4,510億円)で、前年比4.9%減となった。しかし、営業利益と経常利益も減少したが、純利益は25%増加したとなっている。
自転車部品部門の営業利益は17%減少しているが、自転車部品の売上高はコロナ前のどの年よりも大幅に高く、2021年から2023年までの年と比べると減少しただけであることは注目に値する。
Shimanoは2025年については、状況が回復すると予測しており、自転車部門の売上高は3,600億円に回復すると予測している。
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