Q36.5 Pro Cycling Teamのエース、トム・ピドコックのレーススケジュールが発表された。
春のクラシックシーズンは例年と変わらないのだけど、モニュメントであるパリ~ルーベとロンド・ファン・フラーンデレンの出場がない。
主催者としては、出てほしいと思うのだけど。
トム・ピドコックのレーススケジュール
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- 02月19日 ブエルタ・ア・アンダルシア
- 03月01日 オンループ・ヘットニュースブラッド
- 03月08日 ストラーデビアンケ
- 03月10日 ティレーノ〜アドリアティコ
- 03月22日 ミラノ~サンレモ
- 04月18日 ブランバンツ・パイル
- 04月20日 アムステルゴールドレース
- 04月23日 フレッシュワロンヌ
- 04月27日 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
2021年に優勝したブランバンツ・パイル、2023年優勝したストラーデビアンケ、2024年優勝のアムステルゴールドレースと相性の良いレースが並んでいる。
ただ、アルデンヌクラシックは3戦ともに出場するけれど、その前に開催されるロンド・ファン・フラーンデレン、パリ~ルーベの出場がない。
シクロクロスの元世界王者でもあり、石畳を苦にすることはないと思うのだけど何故だろうか。
あまり好きでないのは確か。
トム・ピドコックとしては、石畳で戦うよりも得意なアルデンヌクラシックを優先したということだろう。この間はキャンプでトレーニングとなりそうだ。
あとは、Q36.5 Pro Cycling Teamとしては、ジロ・デ・イタリアのワイルドカードに期待したいところ。Lottoが辞退しているので、チャンスはあるけれど難しいか。
ジロとブエルタの主催者がワイルドカード枠の拡大を訴えておりUCIが検討することになっている。さらにプロチームからはグランツールに出れなければ存続が危ういとの声も上がっている。
スポンサーとしては、グランツールに出れなけは資金を出す意味がないからだ。イタリア、スペインのプロチームにとってワイルドカードの配布はチーム予算、存続にも関係してくる。
果たしてトム・ピドコックはグランツールへの道は開けるのか。まずは遅れているジロ・デ・イタリアのワイルドカードに注目だ。
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