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2021ブエルタ第5ステージの落車によって被害を受けたライダーの様子

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Image by Kevin McIver from Pixabay
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ブエルタ第5ステージでは、普通のスプリンターステージだと思っていたけれど、普通には終われなかった。

ラスト11kmで集団前方から集団が崩れる。まさに3分の2が巻き込まれた感じだ。

このステージで、リーダージャージのレイン・タラマエは前日に続いてクラッシュ。今回はバイクが絡まってしまい、バイク交換して走り出したが1分のタイム差は埋められなかった。

さらに、多くのライダーがケガにより遅れてしまう。被害を受けたライダーは誰だったのだろうか?

 

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レイン・タラマエ

失意の人はレイン・タラマエにロマン・バルデ

 

実に大きな落車で、誰が原因とかはわからない。レイン・タラマエも背中のジャージが破れていたが、最後までチームメイト共にゴールを懸命に目指した。

落車によってリーダージャージを失うのはとても残念。せめて第7ステージの山岳まではリードを保ちたかった。

 

ロマン・バルデ

総合で最も被害を受けたのはロマン・バルデ。

 

Ti-zcycling ストリーミングより

 

完全に座り込んでおり、かなり痛そうにしている。右膝の怪我、腕と脚の複数の擦り傷があるが、骨折はない。

チームメイトのクリス・ハミルトンに支えられてゴールになんとかたどりつく。ゴールには12分32秒後に到着した。

調子の良かったロマン・バルデだが、これでブエルタ総合上位の夢は終わってしまった。落車であきらめなければならないのは残念。

後半の山岳でステージ優勝を狙いたい。

 

ニッケル・ニエベ

Ti-zcycling ストリーミングより

 

Team BikeExchangeのニッケル・ニエベはその場で顔に絆創膏を貼って貰う。腕からもかなり出血していた。

顔、右眼窩、あごの怪我、右肘の怪我、脚の擦り傷。ニッケル・ニエベもロマン・バルデと共に12分32秒遅れてゴールする。

 

ペン・ツヴィホフ

 

BORA-hansgroheのペン・ツヴィホフもニッケル・ニエベと同じ場所で落車。すぐ近くを走っていた。

右肩の負傷、肩関節脱臼はその場で回復というけれど、相当痛いはず。レース続行が出来るのかドクターの判断を待つだろう。

27歳のMTB出身のライダーだ。

 

ケヴィン・ゲニッツ

 

Groupama-FDJのケヴィン・ゲニッツは複数の怪我。検査と治療のために病院に直行している。

ルクセンブルグチャンピオンジャージを着ているが、バスに乗り込む時にはぴっこを引いている。かなり痛そうだ。

 

それ以外にも80名以上が先頭集団でゴール出来ていない。

  • ジェイ・ヴァイン(Alpecin-Fenix)8分30秒遅れ
  • オマール・フライレ(Astana-Premier Tech)8分30秒遅れ
  • ヨン・イサギレ(Astana-Premier Tech)8分30秒遅れ
  • アレックス・フランブル(Astana-Premier Tech)8分30秒遅れ
  • セルジオ・エナオ(Team Qhubeka NextHash)8分30秒遅れ

チームの中核を担うライダーも多数遅れている。

風では、集団は崩れなかったが、落車では簡単に崩れてしまう。ケガの報告がなくても、痛みを抱えているライダーは多いだろう。

大きな落車がこれから先ないことを祈りたい。

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