NIPPO DELKO One Provenceには、日本のライダーが4人所属している。
このうち中根英登は、EF Pro cyclingに移籍が決定。
fumyは今年だけの契約だが、石上優大と岡篤志は2021年までの契約となっている。
だが、岡篤志と石上優大は来年まで契約しているのに、破棄されそうな感じだ。そして、一部のライターの給与不払いもあり、複数のライダーがUCIに苦情を申し立てている。
NIPPOがメインスポンサーから撤退
まず、第一前提から話をするとNIPPOがタイトルスポンサーから来シーズン撤退。チーム名はNippo Delko One ProvenceからDelko One Provenceに変更となる。
つまり日本企業のスポンサーがいなくなるということだ。
NIPPOはプロチームからワールドツアーチームのEF Pro cyclingのスポンサーとなる。
現在発生している問題を簡単に説明すると
- 一部ライダーの賃金未払い
- 来年度の契約打ち切りの示唆
- 脅迫的な行動
UCIに苦情を申し立てたのはジョセ・ゴンサルベス(José Gonçalves)と岡篤志。
ゴンサルベスは2020年の初めにカチーシャからチームに加わり、2年間の契約に署名。しかし、彼はUCIに、今年の3月と4月の給料をまだ支払って貰ってないことを通知している。
更に、ジョセ・ゴンサルベス、石上優大と岡篤志は来年度の契約があるにも関わらず破棄されようとしている。
もしチームに留まっても、UCIの法律の枠内にとどまりながら、最小限のスケジュールしか与えられないという。
詳しくは書かないが、スポンサーが変わり経営陣も変わるとチームの内情は大きくかわる。岡選手のブログを読むと色々あったとしか書かれていないが、来年度のレース出場の環境は大きく変わるかもしれない。
チームとしては、NIPPOが離れたこと、コロナによる予算額の削減などが響いているのだろう。
UCI銀行保証の解除に関連して、チームの支払いエージェントであるRainbowProCyclingに対する訴訟も開始されている。
日本人の所属出来るチームとして希望の星だったのだけど、残念な結果になるかもしれない。
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