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ロマン・バルデはTeam DSMがソビエト政権だと批判されたことに答える チームの現状は?

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Image by Gerd Altmann from Pixabay
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ロマン・バルデは、2021年シーズンAG2R Citroën TeamからTeam DSMに移籍。

多くのライダーが契約破棄までしてDSMを去ったが、2022年のチームプレゼンテーションの前に、3人の元ライダーがチームの実情について暴露している。

運営方法は旧ソビエト政権のようであり、まるで小さな子供のように扱われたと。

ただ、ロマン・バルデは、「去ったライダーの疑問を共有していないので、理解できない」と語っている。

 

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ロマン・バルデは理解しにくいと

 

ロマン・バルデは移籍して、これまで常連だったツール・ド・フランスを欠場。それでも、ジロ総合7位。

ブエルタ・ア・ブルゴスでは最終ステージ前まで総合優勝目前だった。

 

落車の影響を抱えたまま、ブエルタではステージ優勝に山岳賞2位。最後のイル・ロンバルディアでも8位と良いシーズンを送れたと言えるだろう。

ロマン・バルデ自身は、契約破棄して去ったライダーはチームの士気に影響を与えていないという。

 

それは常に非常に正直だ。メンバーは、自分自身の最善を尽くさなければならないことを知っている。なぜなら、それはそのような高レベルの環境でできる最低のことだからだ。そしてチームは常にグループ全体にとって何が最善かという観点から考えてきた。

もちろん、ライダーの野心が異なることもあるが、チームのスタッフや専門家が日常業務に自信を持っているため、ここでのライダーの士気に影響を与えることはない。 

それは混乱ではない。誰かが対立するのではなく、自分の道をたどって離れることができるようにすることは、チームの側で正直で勇気がある。

私の観点からは、それは私たちに影響を与えていない。去ったライダーたちの疑念は、理解しにくい。

 

ロマン・バルデは、チームの運営方針が自分に合っているのだろう。全く不満もないようだ。

では、去ったライダーにはどのようにチームが写っていたのだろうか?

 

チームを去ったライダーの証言

こちらは海外サイトsporzaでレポートされた内容を簡潔にお伝えしたい。

DSMは科学に焦点を当てている。個人の意見などは全く聞き入れられない。スタッフはチーム管理者との伝書鳩のようなものだったと。

 

簡潔にまとめると

  • トレーニングスケジュールは1mmもズレてはいけない
  • ボトルの中身は全員一緒
  • 個人のチームバイク3台共に全く一緒の仕様
  • スタートサインはジャージ着用を原則
  • 表彰台ではグローブ着用を義務付け 逆の場合もある
  • サドルを3mm上げるのに16回チームに電話
  • 33人は個人としては扱われない

 

上記のサドルを上げる合理的な理由が見つからない場合、ずっとそのままということになる。メカニックは何度もチーム運営者に電話することになる。

特に、年配のライダーにとって、小さなことまで口を出されるのは、嫌だっただろう。まるで子供のようなものだと。

少しでも、トレーニングの内容が決められたものから外れると、スタッフから怒られ正当な理由を述べないといけない。

胃の細菌と潰瘍があった選手は、120錠の錠剤を飲まされ、1年を台無しにしたライダーもいる。

全てにおいてルールがあり、33人は同じライダーでないといけなかった。これでは、チームの運営方針に合わない選手も多くいるだろう。

今シーズンも多くの選手が去り、来シーズンの戦力低下は避けられない。個人個人を尊重した運営でないと誰もいなくなってしまうのではないだろうか?

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