ブエルタ・ア・ブルゴスの最終ステージで、ロマン・バルデは勝負所で遅れてしまいリーダージャージを失ってしまった。
第3ステージの超級山岳でのアタックから考えると、何故遅れたのかわからないほど一気に先頭集団から崩れ落ちてしまう。
その理由について、ロマン・バルデが本人のツイートで語っている。
2日前の影響
Malheureusement pas au niveau aujourd’hui pour défendre le maillot avec un dos complètement bloqué suite à ma chute. Mais un grand merci à mes coéquipiers @TeamDSM. Une semaine pour se remettre sur pieds avant @lavuelta ! https://t.co/kucQhUJ4f9
— Romain Bardet (@romainbardet) August 7, 2021
最終ステージも、Team DSMはロマン・バルデを守って最後の超級山岳まで進んでいた。
ロマン・バルデが遅れたのは、Bahrain Victoriousのマーク・パデュンがアタックをかけたラスト2.5kmのことだった。
それでも、ゴールまでの2.5kmでミケル・ランダに対して45秒のタイム差を守れば良かったのだけど。
だが、ロマン・バルデはまったくついていけない。2日前の登りの力から言うと全く問題ないと思っていた。
これについてロマン・バルデは、理由をツイートしている。
残念ながら、転倒して背中が完全にふさがってしまったので、今日はジャージを守ることができなかった。
でも、チームメイトには感謝の気持ちでいっぱいだ。@TeamDSM
1週間で立ち直る前に @lavuelta!
どうやら、2日前の下りで落車した影響が残っていたようだ。
すぐに再乗車していたので、大丈夫だと思っていた。だが、下りのカーブでの落車だったので、腰や膝を打撲していたのだろう。
パンツは破れ、膝からは流血していた。第4ステージは平坦だったので影響がなかったが、流石に勝負どころの山岳ではついていけなかったというのが遅れた理由だ。
第3ステージでは、落車した場所からゴールまでは下りだった。アドレナリンも出ているし、痛みも感じている暇もなかっただろう。
この落車さえなければ、リーダージャージも楽々守れていたはずなのに勿体ない。
ブエルタまでは1週間あるので、万全の状態で望んで貰いたい。是非、山岳でアタックをかけるロマン・バルデの姿を再び見たいですね。
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