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2021ブエルタ・ア・ブルゴス第3ステージ う~ん、イネオスは大丈夫か?

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Photo credit: Joanbrebo on VisualHunt.com
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ブエルタ・ア・ブルゴス第3ステージでようやく厳しい山岳が現れる。

と言っても、8kmで9.2%なので、スペインでは滅茶苦茶な登りではない。ブエルタに向けてクライマーの仕上がり具合がわかると言った感じか。

イネオスのエガン・ベルナル、アダム・イェーツ、ダニエル・マルティネスのケガの具合によって集団の絞り込み具合も変わってくるでしょうね。

 

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第3ステージ ブレババスト~エスピノサデロスモンテロス 173km

第3ステージ photo vueltaburgos.com

 

山岳ポイントが4つあるが、最初の山岳ボイントは勾配がきつく無く、それほど集団がばらけるほどの登りではない。

 

  1. 3級山岳 アルトデバルチーナ 7.4km・3.8%
  2. 3級山岳    アルトデセレセダ 3.3km・4.9%
  3. 3級山岳    アルトレトゥエルタ 3.5km・4.5%
  4. 超級山岳 ピコンブランコ 8km・9.2%

 

問題は、ゴール手前にある超級山岳だ。頂上からゴールまでは21km。頂上でのタイム差にもよるけれども、少人数がゴールに向かう形になりそうだ。

 

スタート前

vueltaburgos.com ストリーミング スクリーンショット以下同様

EF Education-Nippoの中根英登。昨日は最後に集団牽引の活躍を見せてくれた。

 

イネオスのトレインが今日は見られるかな。それにしても、ツールよりもチーム紹介が長い。

 

Bahrain Victoriousの新城幸也。今日は、ミケル・ランダを助けて、超級山岳の始めまで引くのかな。

 

4人の逃げ

 

 

スタートして30kmほどして逃げが決定。ISNのガイ・ニブの入った4人の逃げだ。

  1. ガイ・ニブ (Israel Start-Up Nation)
  2. CABEDO Óscar (Burgos-BH)
  3. LAZKANO Oier (Caja Rural – Seguros RGA)
  4. BOU Joan (Euskaltel – Euskadi)

 

Caja Rural – Seguros RGALAZKANO Oierが先頭からアタック。

 

残り47kmもあるのに単独アタックとは。まだ、3級山岳と超級山岳が待っている。

 

集団は、新城幸也が引いている。最大7分あったタイム差は4分台まで縮まっている。

 

3級山岳    アルトレトゥエルタ 3.5km・4.5%

先頭は3級山岳を通過。

 

ガイ・ニブが少し遅れて二人が通過。

 

先頭にはイネオスも上がってくる。

 

集団も3級山岳を越えていく。まだ大集団だ。

 

下りもガンガンに幸也が引いていく。

 

先頭のラズカノ・オイエは、後続の二人に30秒のタイム差をつけている。下りも結構頑張っていて、集団とはあまりタイム差が変わっていない。

 

新城幸也は、超級の登り始めまで引くつもりだ。

 

さあ、どこまで逃げれるか。あと少しで超級山岳に登り始める。

 

集団は横一線となって追い始めた。

 

EF Education-Nippoの先頭は、中根英登。

 

超級山岳 ピコンブランコ 8km・9.2%

さあ、最後の超級山岳だ。

 

登りだけど、凄いペースで上がっている。

 

各チームが入り乱れて登っている。

 

集団からアタックがかかるが、すぐに引き戻される。

 

 

ヒュー・カーシーも先頭付近に上がってきた。

 

先頭から、後方の二人が見えてきた。タイム差は17秒。集団とは2分4秒。

 

ミケル・ランダの為に、Bahrain Victoriousが先頭を固める。アシストが外れらアタックだ。

 

先頭は、再び3人となる。集団もすぐに来るだろう。

 

さあ、アタックがかかる。EF Education-Nippoのサイモン・カーだ。

 

サイモン・カーは、ファビオ・アルに捕まる。

 

先頭はバラバラになる。

 

ファビオ・アルは、ロマン・バルデに抜かれる。イネオスはパヴェル・シヴァコフの姿しか見えない。

 

ロマン・バルデは逃げられず。集団は11人となる。少し離れてエガン・ベルナルが追っている。

 

エガン・ベルナルが後ろから上がってきた。パヴェル・シヴァコフをアシストしているぞ。逃げを一人捕まえたので、後一人だ。

 

AG2R Citroënのジョフリー・ブシャールがアタック!

 

さあ、先頭も捕まえた。後ろから、サイモン・イェーツが上がってくる。

 

ここで、ジョフリー・ブシャールにサイモン・イェーツが追いついて前に出た。

 

サイモン・イェーツとジョフリー・ブシャールが抜け出す。

 

なんと、エガン・ベルナルが遅れる!  やはり、ケガの影響はあるようだ。

 

先頭二人にロマン・バルデが追いつく。パヴェル・シヴァコフはどうした?

 

ロマン・バルデ好調だ。先頭をガンガンに引いて後続を引き離す。

 

ロマン・バルデはアタックをかけて、まずはサイモン・イェーツをふるい落とす。

 

ロマン・バルデは、ジョフリー・ブシャールもちぎった。

 

後続からミケル・ランダとドメニコ・ボッツォヴィーヴォ(Team Qhubeka NextHash)が上がってきた。

 

ロマン・バルデが超級山岳を1位通過。

 

2位グループは下りで4人となる。

  1. ミケル・ランダ (Bahrain Victorious)
  2. ミケル・ニエベ(Team BikeExchange)
  3. ドメニコ・ボッツォヴィーヴォ(Team Qhubeka NextHash)
  4. ジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën)

 

ロマン・バルデは、かなり後続を引き離して下り出している。

 

2位グループの先頭を走っていたジョフリー・ブシャール(AG2R Citroën)が落車。

 

草むらならば、大きなケガはないけど大丈夫だろうか?

 

3人は全開で追うけど、タイム差は縮まらない。

 

先頭のロマン・バルデもカーブで落車してしまう。オートバイの影で良くわからなかったが、スピードは落としていた。

 

 

すぐに、立ち直って、再乗車して走っている。大きなケガならば即リタイヤの危機だった。

 

3人が追うが、これは追いつかない。残り1.5kmで35秒もある。

 

ロマン・バルデが久々の勝利だ~!

 

ロマン・バルデは落車でお尻の下が破れている。ロマン・バルデの勝利は2018年のFaun Environnement – Classic de l’Ardèche Rhône Crussolのレース以来で3年振り。

山岳に強く攻撃的なロマン・バルデが帰ってきたようだ。この勝利でロマン・バルデは総合でもトップにたった。

それにしても、イネオスはどうしたことか。10位以内でゴール出来たメンバーはいない。

 

こちらはユーザー作成のハイライト

 

リザルト

第3ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 BARDET Romain
Team DSM 20 30 4:14:14
2
 POZZOVIVO Domenico
Team Qhubeka NextHash 10 18 0:39
3
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 5 12 ,,
4
 NIEVE Mikel
Team BikeExchange   7 ,,
5
 BAYER Tobias
Alpecin-Fenix   4 0:50
6
 PADUN Mark
Bahrain – Victorious   3 ,,
7
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash   2 ,,
8
 VLASOV Aleksandr
Astana – Premier Tech   1 ,,
9
 DE LA CRUZ David
UAE-Team Emirates     ,,
10
 RODRÍGUEZ Óscar
Astana – Premier Tech     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 5 ▲4
 BARDET Romain
Team DSM 5 11:44:38
2 8 ▲6
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious   0:45
3 26 ▲23
 POZZOVIVO Domenico
Team Qhubeka NextHash   0:58
4 14 ▲10
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash   1:00
5 15 ▲10
 DE LA CRUZ David
UAE-Team Emirates   ,,
6 17 ▲11
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team   ,,
7 21 ▲14
 PADUN Mark
Bahrain – Victorious   1:05
8 22 ▲14
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers   1:07
9 4 ▼5
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious   1:33
10 18 ▲8
 HÄNNINEN Jaakko
AG2R Citroën Team   1:45

総合勢が一気に上がってきましたね。イネオスのパヴェル・シヴァコフは8位。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 10 ▲9
 BARDET Romain
Team DSM 37
2 1 ▼1
 PLANCKAERT Edward
Alpecin-Fenix 28
3 2 ▼1
 MOLANO Juan Sebastián
UAE-Team Emirates 25
4 17 ▲13
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 23
5  
 POZZOVIVO Domenico
Team Qhubeka NextHash 20
6 3 ▼3
 DAINESE Alberto
Team DSM 20
7 4 ▼3
 SERRANO Gonzalo
Movistar Team 19
8 5 ▼3
 ALBANESE Vincenzo
EOLO-Kometa 16
9 6 ▼3
 TRENTIN Matteo
UAE-Team Emirates 16
10 7 ▼3
 STANNARD Robert
Team BikeExchange 15

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1  
 BARDET Romain
Team DSM 30
2  
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team 25
3  
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 20
4  
 LAZKANO Oier
Caja Rural – Seguros RGA 18
5  
 POZZOVIVO Domenico
Team Qhubeka NextHash 16
6  
 BOU Joan
Euskaltel – Euskadi 12
7  
 NIEVE Mikel
Team BikeExchange 12
8  
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash 10
9 6 ▼3
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers 10
10 1 ▼9
 PLANCKAERT Edward
Alpecin-Fenix 6

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 11:46:11
2 3 ▲1
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 0:21
3 5 ▲2
 ARDILA Andrés Camilo
UAE-Team Emirates 0:27
4 8 ▲4
 BAYER Tobias
Alpecin-Fenix 0:38
5 7 ▲2
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 1:12
6 12 ▲6
 ADRIÀ Roger
Equipo Kern Pharma 1:58
7 2 ▼5
 STANNARD Robert
Team BikeExchange 3:24
8 15 ▲7
 MURGUIALDAY Jokin
Caja Rural – Seguros RGA 3:51
9 4 ▼5
 GARCÍA PIERNA Carlos
Equipo Kern Pharma 4:40
10 9 ▼1
 VAN DEN BERG Lars
Groupama – FDJ 6:59

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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