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2021ブエルタ・ア・ブルゴス第5ステージ  あ~ベルナル~

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Photo credit: trendigital on Visualhunt.com
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ブエルタ・ア・ブルゴスも最終ステージを迎える。

ここまでのリーダーは第3ステージの超級山岳で抜け出したロマン・バルデ。

最終ステージは超級山岳の山頂フニッシュとなっているので、しっかりとアタックについていかないといけない。

ここでの走りで、ロマン・バルデのブエルタでの活躍具合もわかるのではないかな。ミケル・ランダなどもジロの落車から完全に回復したのか、今日の走りでわかるだろう。

そして、気になるのはイネオスのエガン・ベルナルとアダム・イェーツの走りだ。特にアダム・イェーツは落車の影響が大きいのではないかな。

 

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第5ステージ コムネロ・デ・レベンガ~ラグーナ・デ・ネイラ 146km

第5ステージ photo vueltaburgos.com

 

最後の山頂ゴールまで集団は崩れないだろう。超級山岳前の3級山岳はどれも勾配が緩い。

 

  1. 3級山岳 アルトデサンクエルノ  3km・3.8%
  2. 3級山岳 アルトデルセロ    3km・3.3%
  3. 3級山岳 アルトデルコラードデビルビエストレ 3.4km・3.5%
  4. 超級山岳 ネイララグーン  12km・6.2%

 

超級山岳 photo vueltaburgos.com

 

最後の超級山岳だけど、頂上手前にかけて勾配がきつくなっていくタイプ。最大勾配は13%。ゴールを駆け抜けるのは一人のクライマーとなりそうだ。

 

スタート前

EF Education-Nippoの中根英登。最終日にはサングラスを外してくれたけど、カメラが遠くて良く見えない。今日のチーム紹介の場所は簡素な感じ。

 

イネオスは、アダム・イェーツの姿が見えない。今日が誕生日なので走らないことはないと思うけど。

 

今日も集団を引く姿が見れるかな。新城幸也の引きに期待しよう。

 

6人の逃げ

ロマン・バルデ先頭でスタート。残念ながら、ドメニコ・ボッツォヴィーヴォ(Team Qhubeka NextHash)が膝の痛みのためにスタートしていない。

第3ステージでは2位となっていただけに残念。ブエルタに間に合うか。

 

何度か逃げがつぶされて、最終的に6人の逃げが完成。

  1. ゴンサロ・セラノ (Movistar Team)
  2. マークス・ブルグハート(BORA – hansgrohe)
  3. ローソン・クラドック(EF Education-Nippo)
  4. セップ・ファンマルク(Israel Start-Up Nation)
  5. CUADROS Álvaro (Caja Rural – Seguros RGA)
  6. BIZKARRA Mikel (Euskaltel – Euskadi)

 

残り51kmから放送開始。集団はロマン・バルデ有するTeam DSMが引く。新城幸也はその後ろにいる。

 

残り50kmでタイム差は5分18秒。いいペースだ。最後の超級山岳まで逃げれそうだ。最もタイムが良いは、モビスターのゴンサロ・セラノで7分8秒遅れ。

 

新城幸也はロマン・バルデの隣に位置している。ミケル・ランダのアタックはあるのか。

 

集団は、Bahrain VictoriousとTeam BikeExchangeが引く展開に。ミケル・ランダとサイモン・イェーツの勝利のためだ。残り40kmでタイム差は、まだ5分以上ある。

 

この中で最後まで登りで残るのは誰だろう。少しでも長く逃げて貰いたい。

 

3級山岳 アルトデルコラードデビルビエストレ 3.4km・3.5%

ローソン・クラドック先頭で3級山岳を越える。

 

集団は、猛烈なペースで追っている。なんとか超級山岳に登り始めたい。

 

ロマン・バルデはクライマーの総攻撃を防げるだろうか?

 

超級山岳 ネイララグーン  12km・6.2%

先頭は、超級山岳に突入。タイム差は2分を切ってきた。ここからは登りの粘りが必要だ。

 

モビスターのゴンサロ・セラノが揺さぶりをかける。

 

Team Qhubeka NextHashがファビオ・アルのために先頭を引き始める。

 

先頭では、ローソン・クラドックが余裕がありそうだ。積極的に先頭を引く。

 

集団から飛び出した、Burgos-BHのCABEDO Óscarだが、集団に引き戻される。

 

Bahrain Victoriousが先頭を固める。2番手はダミアーノ・カルーゾ、その後ろはサンティアゴ・ブイラゴ。

 

セップ・ファンマルク(Israel Start-Up Nation)のアタックで、先頭集団が崩れる。

  1. ローソン・クラドック(EF Education-Nippo)
  2. セップ・ファンマルク(Israel Start-Up Nation)
  3. CUADROS Álvaro (Caja Rural – Seguros RGA)

 

モビスターのゴンサロ・セラノはあきらめていない。追いついてきた。

 

追いついたゴンサロ・セラノは、そのままアタック!

 

これは決まったか?

 

いや、決まらない。

 

後ろに集団が見えてきた。7秒差だ。

 

集団から、マーク・パデュンがアタック!

 

あっという間に先頭を捕まえる。

 

なんだ~、ロマン・バルデが遅れている。チームメイトは誰もいない。これは総合トップから陥落してしまう。

 

マーク・パデュンは抜け出した~。

 

マーク・パデュンを追って、Alpecin-Fenixのジェイ・ヴァインが迫ってくる。

 

ジェイ・ヴァインがマーク・パデュンを抜いた。

 

ジェイ・ヴァインの後ろは、Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイラゴだ。

 

更に、後ろからモビスターのエイネルアウグスト・ルビオがくる。

 

更に、後ろからヒュー・カーシーとエガン・ベルナルの姿が~。

 

カーブを曲がるとエガン・ベルナルがアタックだ!

 

だが、ベルナルの勢いは続かない。後ろからモビスターのエイネルアウグスト・ルビオが迫ってくる。

 

エガン・ベルナルは先頭をモビスターのエイネルアウグスト・ルビオに譲る。ベルナルの後ろは、ヒュー・カーシーだ。

 

モビスターのエイネルアウグスト・ルビオが先頭を引く。ヒュー・カーシーがベルナルをかわす。

 

なんと~、エガン・ベルナルはついていけない!

 

ヒュー・カーシーがアタックだ!

 

モビスターのエイネルアウグスト・ルビオが反応するが付けない。

 

ヒュー・カーシーがラストスパート。エガン・ベルナルはサイモン・イェーツにも抜かれる。

 

ヒュー・カーシーがステージ優勝だ~!

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージのアングリルのステージ勝利以来だ。これは続くブエルタでも期待できる。激坂には強い男だ。

エガン・ベルナルは16秒遅れの4位でゴールしている。ジロ制覇の後にコロナにかかったが、後遺症などないと思いたい。第1ステージの落車の影響なのだろうか。ブエルタに向けて不安の残る結果だ。

 

6位でゴールするミケル・ランダ

 

総合優勝は16秒遅れての6位でゴールしたミケル・ランダが獲得。2位には38秒遅れでゴールしたファビオ・アルが入った。

 

 

ファビオ・アルの総合2位の活躍というのは、シビウツアーに続いて2回連続。ドメニコ・ボッツォヴィーヴォ(Team Qhubeka NextHash)がブエルタに間に合えば、二人で良い走りが期待出来る。

3位には、39秒遅れのステージ9位に入ったマーク・パデュン。

 

Bahrain Victoriousは、チーム賞獲得で新城幸也も表彰台に。総合1位に3位。とてもチーム力のある強いチームだ。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第5ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 CARTHY Hugh
EF Education – Nippo 20 30 3:23:53
2
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 10 18 0:05
3
 YATES Simon
Team BikeExchange 5 12 0:07
4
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers   7 0:13
5
 VINE Jay
Alpecin-Fenix   4 0:14
6
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious   3 0:16
7
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious   2 0:29
8
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash   1 0:37
9
 PADUN Mark
Bahrain – Victorious     0:39
10
 BIZKARRA Mikel
Euskaltel – Euskadi     0:43

 

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Pnt Time
1 2 ▲1
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 200 150 18:30:00
2 4 ▲2
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash 150 110 0:36
3 5 ▲2
 PADUN Mark
Bahrain – Victorious 125 90 0:43
4 6 ▲2
 SIVAKOV Pavel
INEOS Grenadiers 100 80 0:49
5 3 ▼2
 DE LA CRUZ David
UAE-Team Emirates 85 70 0:51
6 1 ▼5
 BARDET Romain
Team DSM 70 60 0:53
7 11 ▲4
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 60 55 0:58
8 9 ▲1
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 50 50 1:09
9 7 ▼2
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team 40 45 1:21
10 12 ▲2
 REICHENBACH Sébastien
Groupama – FDJ 35 40 1:39

ロマン・バルデは総合を守れず。アシストを使い切ってしまった。イネオスはパヴェル・シヴァコフがなんとか総合4位に。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 MOLANO Juan Sebastián
UAE-Team Emirates 50
2 2
 BARDET Romain
Team DSM 37
3 10 ▲7
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 33
4 3 ▼1
 ALBANESE Vincenzo
EOLO-Kometa 32
5 4 ▼1
 ABERASTURI Jon
Caja Rural – Seguros RGA 32
6 5 ▼1
 TRENTIN Matteo
UAE-Team Emirates 30
7 6 ▼1
 PLANCKAERT Edward
Alpecin-Fenix 28
8 7 ▼1
 SERRANO Gonzalo
Movistar Team 27
9 8 ▼1
 MEEUS Jordi
BORA – hansgrohe 26
10  
 CARTHY Hugh
EF Education – Nippo 25

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 BARDET Romain
Team DSM 30
2  
 CARTHY Hugh
EF Education – Nippo 30
3 3
 LANDA Mikel
Bahrain – Victorious 30
4  
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 25
5 2 ▼3
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team 25
6  
 YATES Simon
Team BikeExchange 20
7 18 ▲11
 BERNAL Egan
INEOS Grenadiers 19
8 4 ▼4
 LAZKANO Oier
Caja Rural – Seguros RGA 18
9  
 BIZKARRA Mikel
Euskaltel – Euskadi 17
10 8 ▼2
 ARU Fabio
Team Qhubeka NextHash 16

ロマン・バルデは1分34秒遅れのステージ34位。山岳賞だけは守り切った。

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 2 ▲1
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 18:30:58
2 1 ▼1
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 0:11
3 3
 ARDILA Andrés Camilo
UAE-Team Emirates 1:44
4 4
 BAYER Tobias
Alpecin-Fenix 3:42
5 6 ▲1
 ADRIÀ Roger
Equipo Kern Pharma ,,
6 5 ▼1
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 5:30
7 9 ▲2
 VAN DEN BERG Lars
Groupama – FDJ 9:03
8 8
 MURGUIALDAY Jokin
Caja Rural – Seguros RGA 10:37
9 10 ▲1
 GARCÍA PIERNA Carlos
Equipo Kern Pharma 11:46
10 12 ▲2
 LOUVEL Matis
Team Arkéa Samsic 13:03

 

 

 

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