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サム・ベネットが今シーズンDeceuninck-Quick-Stepの為に走ることはもうない

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Photo credit: danielfoster437 on VisualHunt
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サム・ベネットはサガン、パスカル・アッカーマンが抜けていく、BORA-hansgroheに戻ることが決定。

結局2年間、Deceuninck-Quick-Stepで走ったことになる。

2年間の勝利数は14。2020ツール・ド・フランスでは、元チームメイトのサガンを破ってグリーンジャージも獲得。

だが、今年サム・ベネットがツール・ド・フランスを走ることはなかった。

最後に走ったのは5月9日のヴォルタ・アン・アルガルヴェのステージレース。ここでも2勝をあげており、ツールを走ることは当然と思われていたのだけど。

その、サム・ベネットだが、Deceuninck-Quick-Stepのジャージを着てレースを走ることは今シーズンもうないようだ。

 

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ウルフパックでは走らない

 

サム・ベネットは、プロトン随一のスプリントトレインを手に入れ、最後はミケル・モルコフに発射され勝利を量産した。

今シーズンも、5月9日からレースに出ていないが、もし膝の故障がなければ更に勝利を量産していたことは間違いない。

そして、ツールでも勝利していたはずだ。だが、このサム・ベネットのブルージャージ姿を今シーズンはもう見れない。

実は、サム・ベネットの膝のケガは深刻で、手術を受けないといけない状態。膝蓋腱の炎症で、これは持続的に続く損傷。

チームでは、これまでトム・ボーネン、ゼネク・スティバル、アンドレア・パジオーリが同じ症状となっているが、いずれも手術をしている。回復まで時間がかかるということだ。

サム・ベネットも3か月はリハビリが必要となる。手術の日付は分からないが、来シーズンを考えると早いほうが良いに決まっている。

よって、サム・ベネットの今シーズンは5月で終了ということになった。運命というしかないですね。

 

 

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