2024 ツアー・オブ・ノルウェー第2ステージ ワウト落車、クイーンステージの登りゴールで勝利したのは?

ツアー・オブ・ノルウェーの総合順位は第2ステージで決定するかもしれない。

最後のグリンゲンスキー場に上る登りは、短いけれど非常に厳しい。ここでタイム差が大きくついてきそうだ。

 

第2ステージ  オッダ～グリンゲン  205km

 

スタートから登っていく200kmを越えるステージ。最後はグリンゲンスキー場にあがる道で決戦となる。

第1ステージの最後の登りよりもきつく長い。さらに最大勾配22%の劇坂があり、これはクライマーでないと勝利を得られないゴールとなりそうだ。

リーダーのティボー・ネイスも、ここでは厳しいのでは。

 

1. 3級山岳　ホッガンヴィクバッケン (3.5 km・5.3%)
2. 1級山岳　グリンゲン (5.5 km・8.7%)

 

スタート

曇り空の中スタート。

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1.  ショーン・フリン　Team dsm-firmenich PostNL
2. Filip Reha (ATT Investments)
3. Hugo Scala Jr. (Project Echelon)
4. アントン・ステンスビー(Coop – Repsol)

 

3級山岳　ホッガンヴィクバッケン (3.5 km・5.3%)

先頭が3級山岳ポイントを通過。

 

ワウト・ファンアールトは集団復帰中。

 

残り46.9kmで2分40秒差。

 

ワウト・ファンアールトは落車している。右ひじから出血。

 

なんとか集団に追い付きそうだ。

 

先頭から一人きれた。

 

残り42kmで先頭は3人に。

 

ワウト・ファンアールトは集団前方に。

 

ティボー・ネイスは、笑いながら話している。

 

集団はLidl – TrekとQ36.5 Pro Cycling Teamが引いている。

 

残り12.7kmで1分23秒差。

 

Team Visma | Lease a Bikeの先頭はワウト・ファンアールト。

 

ワウト・ファンアールトは、400Wオーバーで踏んでいる。

 

残り6.8km。ワウト・ファンアールトは、仕事を終えて集団から切れている。

 

先頭から、アントン・ステンスビーがアタック。

 

逃げは単独に。

1. アントン・ステンスビー(Coop – Repsol)

 

1級山岳　グリンゲン (5.5 km・8.7%)

カメラに向かってバイバイと首切りサイン。

 

逃げは残り5.5kmで消滅。

 

Tudor Pro Cycling Teamが先頭を引いている。

 

あっと、残り3.5kmでティボー・ネイスが切れてしまう。

 

残り3.4km。先頭が絞れた。

 

Alpecin-Deceuninckが二人。アクセル・ローランスがルカ・ヴェルガリートにひかれている。マークするのは、Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクだ。Team Visma | Lease a Bikeはバート・レンメン。

 

先頭はTudor Pro Cycling Teamのマルコ・ブレンナー。

 

残り1.8kmでマルコ・ブレンナーがアタック。

 

マルコ・ブレンナーの攻撃で先頭が引き延ばされる。

 

Uno-X Mobilityは、オーデネ・ホルター。

 

ティボー・ネイスは、切れた集団の先頭を引きされている。タイム差はそれほどない。

 

残り1.1km。これは最後の登り勝負となる。

 

下りで後続も追いついた。

 

残り400m。先頭は INEOS Grenadiersのオスカル・ロドリゲス。イーサン・ヘイターを引いている。

 

残り300m。オスカル・ロドリゲスが先頭を引く。

 

残り200mでAlpecin-Deceuninckのアクセル・ローランスがスプリント開始。

 

アクセル・ローランスが先頭に立つ。

 

アクセル・ローランスにイーサン・ヘイターが追いすがる。

 

残り100m。上りスプリントだ。

 

アクセル・ローランスの勢いが衰えない。

 

  

イーサン・ヘイターはまくれるか。

 

アクセル・ローランスが後ろを確認。

 

アクセル・ローランスがゴール前で勝利を確信。

 

アクセル・ローランスが、猛烈なスピードでゴールを駆け抜けた!

 

2023世界選手権U23王者は、今シーズンの3勝目となった。アクセル・ローランスは、ティボー・ネイスからリーダージャージを奪い、総合でもトップに立つ。

ステージ2位は、 INEOS Grenadiersのイーサン・ヘイター、3位はTeam Visma | Lease a Bikeのバート・レンメン。

 

リザルト

アクセル・ローランスのコメント

限界だったけど、なんとか持ちこたえることができた。うまくいくかどうかわからなかった。長い上りだったし、そんな努力はしていない。でも、フィーリングは良かったし、ポジションも良かった。

上りがしばらく平坦になった瞬間、回復することができた。ルカ・ヴェルガリートのサポートも良かった。

急勾配区間を乗り切り、最終的にはスプリント勝負に持ち込みましたね。

その時、自分にも可能性があるとわかったんだ。ラインまであと200mというところでフルになった。優勝できたことはとても嬉しい。こんなことができるとは思っていなかった。まだワールドツアーレベルではないけど、とてもうれしいよ。

 

3位　Team Visma | Lease a Bike　バート・レンメン

登りではとてもいい感じだったけど、最後の300メートルで驚いてしまった。それでも、この調子と3位という結果には満足している。

 

ワウト・ファンアールトのコメント

チームメイトが誰かの後輪に接触。私自身は転倒を避けられなかった。残念だけど、怪我はしていないよ。

今日はうまくいったよ。景色を楽しんだよ。あとは、脚が思い通りに動いた。

 

第2ステージ　リザルト

総合

山岳賞

新人賞