フランスでのコロナの状況が悪くなっているためジロ・デ・イタリア第20ステージがコース変更される。
すでに、選手やチームには数日前に通達済みで新しいコースマップが登場したのも、ここ数日のことだった。
どう変わったのか見てみよう。
少し優しくなったかな?
まずは、これまでの第20ステージのコースマップ。
アニェッロ峠を登るコースは、獲得標高5,300m。凄まじいステージだった。
当初、フランスとの国境を越えて、コッレデッラニェッロとコルドゥリザードを通る予定だった。まさにクイーンステージにふさわしいコースだったのだけど。
これが、フランス国内に入ってはいけなくなったのでイタリア国内だけのコースに変更。
新しいコースは、セストリエーレを3回登るコース。
獲得標高は5,300mから4,000mとかなり優しくなる。それでも同じ所を3回も登るのは選手にとっては精神的に辛いかも。
コースの変更は悪天候によるものではなくて、フランス当局からの要望。
最低高度を維持するために、コッレデッレフィネストレ(Colle delle Finestre)しか選択枝はなかったが、悪天候のために通過できない。
そのため、アルバから出発し、プラジェラートに行き、セストリエーレを登るコースに変更となった。
選手にとっては、少しでも獲得標高が少なくなるのは嬉しいだろう。ただ、その分ペースは速くなるかな。
次の日は個人タイムトライヤルだし、最後までレースが出来ることが今は大切だ。
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