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2025 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第4ステージ マチュー・ファンデルプールはレムコと賭けをしていた?

機材情報
UnsplashChris Liveraniが撮影した写真
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Alpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプールは個人タイムトライヤルで6位の好走。

前日に、207kmを平均45.345km/hで逃げ続けたのに凄いことだ。

TTを頑張ったのには、少し理由があったようだ。

 

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レムコ・エヴェネプールとの賭け

 

スペインにいる時に、冗談でレムコに、今回のタイムトライアルで僕が君から1分以内でゴールできると思うかと尋ねたんだ。明らかに僅差だったけど、まだやるべきことがある(笑。

特に昨日は逃げ集団でとてもタフな1日だった。 今朝は脚が痛かった。 偵察とウォームアップでは、昨日はいい走りができたと実感した。いいタイムトライアルを達成したいというモチベーションが常にあった。

イエローについては、僕は考えたことはなかった。レムコや他の総合優勝候補が全力を尽くしてタイムを稼ぐだろうことは分かっていた。実際、僕はタイムトライアルバイクで全力を尽くしたいと思っていたんだ。

人生で初めてバイクに取り組んできたんだ。すぐに成果が出てきて嬉しいよ。ベルギーのような小さなラウンドでタイムトライアルのせいで負けたことが何度かあった。パワーバイクに乗っているのに結果が出ないのは悔しい。

昨年の春の好調な滑り出しを受け、人生で初めて風洞に潜った。ベルギーのベリンゲンでタイムトライアルのポジションを微調整し、それがこのドーフィネですぐに成果につながった。

5、6回くらいかな。そのポジションに慣れるには、それだけでも結構な回数だよ。とにかく、普段の5、6倍はかかるからね(笑。

僕は肩幅が広いのが少し問題なんだ。レムコはレギュラーバイクでもタイムトライアルバイクでも非常に空力性能が高い。バイクに座った時の空力性能とパワー伝達のバランスを見つけないといけないんだ。

これはちょっとした難題だ。レムコのようなスペシャリストに近づくのは不可能だ。でも、もっと上手くなりたいと思っている。

もしかしたら、後でツールでまた賭けてみるかもしれない、そうしたらタイムトライアルが2倍になるから、彼から2分以内でゴールしないといけないってことか?(笑

 

結果はレムコから1分1秒遅れ。ただ、登りがあったことを考えると非常に良いタイムだ。これに貢献したかもしれないのが、次の機材編だ。

 

Rudy ProjectのWingdream

 

通常、Alpecin-DeceuninckはCanyonのヘルメットを着用してレースに臨む。

これらのヘルメットは正式にはCanyon製だが、ABUSが製造し、ドイツの自転車ブランドCanyonに販売している。ABUSは安全装置の会社で100年前に南京錠を開発するために設立されている。

マチュー・ファンデルプールのヘルメットにはCanyonのシールが貼ってあるけど、ヘルメットはRudy ProjectのWingdreamだ。

これはBahrain Victoriousも使用しているTT用ヘルメット。何故、マチュー・ファンデルプールが他社製のヘルメットを使ったのかは不明。

マチュー・ファンデルプールは、ロードレースでも古いモデルを使ったりするので好みだったのだろうか。

ちなみにミヒャエル・ゴグルやジャンニ・フェルメルシュはABUS社製でCanyon社から供給されているGamechanger TT 1.1を「そのまま」着用している。

 

コメント

  1. 武蔵 より:

    マチューは以前もLazerのTTヘルメットを使ってたのでABUSのTTヘルメットに満足してないんでしょうね

    • ちゃん より:

      そうですね。マリアローザを着用していたジロ・デ・イタリアの時ですね。確か、laserのヘルメットをかぶって宣伝しているツイッターか何かの映像をみたこともあったような~。
      個人的に、提供を受けている場合もあるんでしょうね。

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