第4ステージの個人タイムトライヤルではタデイ・ポガチャルは、ステージ4位。
トップとのタイム差は以下のように
- レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step 20.50
- ヨナス・ヴィンゲゴー Team Visma | Lease a Bike +20秒
- マッテオ・ヨルゲルソン Team Visma | Lease a Bike +37秒
- タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates – XRG +48秒
総合では38秒遅れの8位となってしまった。一気に、レムコとヨナスに抜かれた形だ。
重量を測定?
Quand Pogacar “contrôle” le vélo des Visma après le chrono du #Dauphiné 👀 #LesRP pic.twitter.com/10fORZKmUK
— Eurosport France (@Eurosport_FR) June 11, 2025
タデイ・ポガチャルは、クールダウンを終えるとおもむろにTeam Visma | Lease a BikeのTTバイクを持ち上げて重量測定している。
Team Visma | Lease a Bikeの乗るCervelo P5のフレーム重量は1,240g。フォークは460gとタイムトライヤルバイクとしてはかなり軽量な部類に入る。
UAE Team Emirates – XRGが乗るTT1は、2022 ジロ・デ・イタリアの時にプロトタイプが見られており、2023年に一般販売となっている。
フレーム+フォーク+スルーアクスルを合わせて2,500gという重量。正式なフレーム重量は公式サイトにも記載がないのだけど、多分1,800gくらいあるのでは。
タデイ・ポガチャルはバイクの重量に関しては非常にシビア。以前、山岳では他のメンバーがディスクブレーキを使っているステージでもリムブレーキモデルに固執していた。
今では、ロードでもディスクを使っているが、TT1が開発されてすでに2年。もう少し軽いTTバイクが欲しいと思っているのでは。
特に、今回のように勾配のきつい登りがある場合には、軽さは非常に重要となる。タデイ・ポガチャルは、今回のタイムトライヤルではペース配分を誤ったと言っている。
ただ、タイムトライヤルバイクの重量については、もっと軽いほうが良いと思っているのは間違いないだろう。
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