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マチュー・ファンデルプールが、チームメイトと違うヘルメットでレースにのぞむ理由とは?

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Photo credit: Glory Cycles on Visualhunt
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Alpecin-DeceuninckはCanyonのヘルメットを着用してレースに臨む。

これらのヘルメットは正式にはCanyon製だが、ABUSが製造し、ドイツの自転車ブランドに販売している。ABUSは安全装置の会社で100年前に南京錠を開発するために設立されている。

現在は、自転車用の鍵だけでなく、ヘルメットも開発している。

したがって、Alpecin-Deceuninckは、ABUSとはスポンサー契約を結んでいないが、事実上ABUSのヘルメットを使用している。

この中でも、マチュー・ファンデルプールはチームが使う最速のABUS Gamechanger 2.0は使用していない。何故か前モデルのABUS Gamechangerを使用したり、laserのヘルメットを使用したりしている。

 

古いモデルのヘルメットを使う理由

 

GameChanger 2.0は、2023 ツール・ド・フランスの前に発表されたので、これでもすでに1年前の製品ということになる。

GameChangerとGameChanger 2.0は非常に似ている。上記の写真をみても違いは古いモデルには、側面に換気口があるくらいしか見た目にはわからない。

どちらのヘルメットも同じ目標を持っており、ヘルメットの下の温度を快適に保ちながら、空気力学を最大化することだ。

 

GameChanger 2.0のビデオ

 

GameChanger 2.0は、空気力学を考慮して、前モデルよりもわずかに傾斜している。いわゆるカムテール形状。

空力性能では、前モデルよりも5%も性能が良いとされている。それなのに、何故マチュー・ファンデルプールは古いモデルを使うのか。

前モデルのGameChangerには、側面にも換気口があり暑さが違うようだ。空気の流れが少しでも頭の中を通るのだろう。

多くのレビュー記事では、最新モデルのほうが頭の中の空気の流れも良いとされているけれど、マチューは古いモデルのほうが快適だと感じている。

まあ、これは本人の感じ方の違いなので快適と感じるほうが良いのでしょうね。今年のツールは暑いし。また、狙っているレースではGameChanger 2.0を使うかも。

これからのツール・ド・フランスのステージでは、マチュー・ファンデルプールのヘルメットにも注目だ。

日本でもGameChanger 2.0は、販売されており、価格は4万円台。

 

 

 

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