登りで、最速タイムを出すためには、できる限り軽量であることが非常に重要となる。
私は、個人的に軽い自転車が大好き。なるべく軽くなるようにバイクを仕上げているつもり。まだまだ無駄なところは沢山あるけど、それには先立つ物がないと完成しない。
狙っているのはハンドルなんだけど、先立つものが~
フィリッポ・ガンナも、ツール・ド・ラ・プロヴァンス最終ステージで総合を守るために、ディスクからリムブレーキバイクに乗り換えてましたね。失格になったけど。
ただ、プロのように摂食障害になったり、軽量化のためにカセットのスプロケットに穴を開けてしまったり、クランクに穴をあけたりまでするのはちょっとね~。
しかし、疑問に思うことは、自転車の軽量化か、自分の軽量化が良いのかどちらがいいのかということ。
1kg落とすのはどちらがいい?
ほとんどのアマチュアサイクリストは、無理して沢山の距離を走るよりも、数キロ少ない距離を走っていても大丈夫でしょう。
健康のためにも、次の日の仕事のためにも。あまり無理しすぎると身体壊してしまいますからね。
しかし、私たちの楽しみの一つには、ライディングの後の十分な回復のためのビールを楽しむことも含まれている人も多い。
何には、アルコール燃料で走っている人もいる。飲むために走る人も知っているし(^^;
しかし、皆さんも、時折頭をよぎることがあるのではないでしょうか。
もし仮に、75kgの体重で10kg余分の体重で自転車を漕いだら、85kgのサイクリング仲間より大変な思いをすることになると。
余分なお腹の脂肪とかはいらないですよね。
ただ、それでも走れる人は、より多くの体重を運ぶ必要があるため、脚の筋肉はより大きく、より強くなっているのも確か。
私の仲間にも、メチャクチャパワーがあってクランクを2回も折った人がいるし~。
ずっと安い
ひとつだけはっきり言えることがある。体重を1キロ減らすことは、軽い自転車を買うよりもずっと安上がりということ。
UCIが競技用として承認したロードバイクは、6.9kgより軽くすることはできない。スペシャライズドのAethosは、5.9kg!
この超軽量バイクを購入したら、簡単に1kgは軽くできる。ただ、132万円するからねえ~。
さらに軽量パーツを揃えようと思ったらバカ高い! (好きだけど) 軽量化ネタは大好きだ。
Googleで少し検索してみると。
現在、ロードバイクの平均重量は±8.5kg、平均小売価格は45万円となっている。自転車の軽量化にかかる費用を計算する必要はないですよね?
まあ、軽量化の鬼になると1g当たり5,000円の世界に突入してしまうので、経済的に無理なのは当たり前の話。
前述のAethosでは、アルプ・デュエズを8.5kgの自転車で登るよりも1分以上速く走ることができる。
けど、ずいぶんお金がかかるのは間違いない。と、いうより買えん。
では、ツール・ド・フランスのクライマーのような体重を目指せばいいのだろうか?
そんなことはしなくても、ダイエットなんて、毎日のご飯を一口減らすだけでOKだ。それには、ちゃんと練習もしてないといけませんけどね。すべてにおいて少しずつするのが懸命でしょう。
バイクの重量も平地ではあまり関係ないしね。
結論?
と、いうことでバイクを血眼になって1kg軽量化するよりも、エンデュランスライド(ハンドルに手をかけて比較的ゆっくり走る)を行い、週に一度はインターバルトレーニングを行うのが一番いいはず。
必要なのは、ちょっとしたやる気だけで十分。ただ、この週1回のインターバルも中々出来ないんですよね~。
とりあえず、一口だけご飯の量を減らして軽量化するのが手っ取り早いかも。
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