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ワウト・ファンアールトは、レースのスピード制限のためのギア制限に賛成

海外情報
UnsplashGeorge Huffmanが撮影した写真
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UCI会長やGroupama – FDJのGMマイク・マディオなどもレースにおけるスピード制限について提言をしている。

これは相次ぐロードレースでの事故に対しての対策だ。昨年はイツリア・バスクカントリーで何人もが骨折リタイヤ。

 

ワウト・ファンアールトも、2024年シーズンは落車に泣いた。

 

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事故を無くすため

 
 
 
 
 
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ワウト・ファンアールトは、右膝に大きなケガが残っている。それは、上記Instagramの4枚目で見られる。

ワウト・ファンアールトの2024年シーズンは落車で始まり、落車で終わった感じがするほど。

まず、2024 ドワルス・ドール・フラーンデレンでおきたカナリエベルクでの落車。以前から、スピードがよく出るので危険だとは言われていた。

この落車では、ワウト・ファンアールトが鎖骨、胸骨、肋骨7本を骨折。手術となっている。

 

このカナリエベルクは来年からドワルス・ドール・フラーンデレンのコースから外れる。少しでも、対策で出来ることは実施したほうが良い。

これによりワウト・ファンアールトは、ジロ・デ・イタリアを欠場。コンデションの調整ができないままにツール・ド・フランスに出場。ここでも落車してしまう。

 

さらに、TTをスキップしたのに、パリオリンピックロードでも落車。

 

ブエルタ・ア・エスパーニャに出場したワウト・ファンアールトは、グランツールでポイント賞と山岳賞という二つを獲得する歴史に残る偉業を達成まじかだった。

だが、第16ステージの下りで落車。岩にぶつかるという不運。これにより大記録は見られないままシーズンまで終わってしまった。

 

ワウト・ファンアールトは、スポルザとの広範なインタビューの中で、落車と安全について語っている。その部分は以下の通り。

 

来年のロンド・ファン・フラーンデレンから、自分が落車したカナリエベルクがなくなるのは良い選択だ。これは重要なポイントであり、小さなミスでは決して『転倒』することはない。

サイクリングがより速くなったのと同じように、ライダーの間で興味深い議論が生まれている。ギア数を制限すれば、スポーツはより安全になると思う。

だが、他のライダーはそうは思っていない。しかし、私は確信している。ギアリミットのある下り坂にいるなら、誰も上に進むことはできない。今では加速が非常に優れているため、まだ追い越しを考えているほどだ。

 

実際にギアが制限されるとどうなるだろう。こうなると重いギアをパワーでぶん回すことは出来なくなる。制限されれば、回転数をあげるしかなくなるので、また違った走りとなりそう。

登りでついた差を下りで挽回することも不可能となる場合も増える。下りでもギアが回り切ってしまうので、ある程度のスピードは抑えられるはずだ。

あとは、雨の下りならばニュートラルにしてもよいのでは。雨の下りで飛ばすのは非常に危険。落車で仕事が出来なくなるのを避けるには、ギア制限も考えたほうが良いかもしれない。

 

コメント

  1. よしお より:

    プロのくせにチキンと言われないのだろうか?

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