ロードバイクの情報を発信しています!

2024 パリオリンピック男子ロードレース ワウト・ファンアールトの不運の瞬間

海外情報
Photo credit: ChrisYunker on VisualHunt
この記事は約3分で読めます。

レース前には自信があると言っていたワウト・ファンアールト。

だが、ベルギーチームはレース前に徹底的に話し合い。モンマルトルの石畳の登りでマチュー・ファンデルプールのような走りができるのは世界で彼しかいない。

彼のアタックに対抗できるのは、ベルギーではワウト・ファンアールトだ。ならば、ワウトが犠牲となりマチューの攻撃を阻止するのが、ベルギーチームの勝利への道だった。

これをワウトは完璧に実行してみせた。最後は、メダル争いのスプリントにいるのかと思ったが、ワウトは37位でゴール。ワウトに何があったのか。

 

スポンサーリンク

カーブでのアクシデント

 

上記の動画どおり、ワウト・ファンアールトは、カーブでクラッシュ。チェーンも外れ、肘から出血。

前のグループに追い付くことはなかったかもしれないが、マチューと一緒にゴールできていたはずだ。

 

ワウト・ファンアールトのコメント

決勝では、マチュー・ファンデルプールに続き、モンマルトルで猛烈な加速を見せましたね。

序盤はあまり調子が良くなかったけど、あの瞬間、自分にはいい走りができる脚があるとわかったんだ。マチューのアタックに応えられる選手はほとんどいないよ。

 

だけど、ベストに見えた5人は集団に捕まってしまいましたね。

まだあんなに大きな集団があったなんてショックだった。レムコが槍のように去っていくのが見えた。

そうすることで、自分は座席に座っていて、他の選手についていくことができた。黄金の瞬間だと思った。リアクションはなかったし、彼には前のサポートがあった。

 

結局、マチューと共に、レースの先頭を再び見ることはありませんでしたね。

お互いに影になっていた。私たちはメダルのために走っているのではないことに気づいた。

自分にとっては名誉なレースだったが、自分の役割を果たすことができた。レムコは正しい位置からスタートし、一番強かった。

 

転倒のため、惜しくも入賞はなくなりましたが。

あのような転倒はとても嫌な感じがする。あのコーナーはかすかなコーナーだと思って入ったんだ。

僕が予想していたよりもずっとシケインだった。でも、もういいところを狙って走っていたわけではない。

 

世界を制することができる足がありながら、チームのために自分を犠牲にしたワウト・ファンアールト。最後の転倒がなければ、もう少し前でゴールしていたはず。

個人タイムトライヤルでは銅メダルを獲得したが、世界選手権ロードではどうだろうか。

ワウトは、ブエルタ・ア・エスパーニャに出場したあとに、世界選手権に向かう。疲れもあり、ベストな状態で出れるとは思えない。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました