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ワウト・ファンアールトから非常に悲しいお知らせ

海外情報
AnjaによるPixabayからの画像
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2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージの1級山岳コラーダ・ジョメニアからの下りで落車したワウト・ファンアールト。

そのままリタイヤとなってしまった。

 

サポートカーの荷台に座っているワウト・ファンアールトを集団の全員が目撃していた。Team Visma | Lease a Bikeのメンバーは非常に気落ち。

ワウトは、ベルギーに戻って検査と治療に当たっていた。2日前の情報ではヨーロッパ選手権は無理だけど、世界選手権には間に合うという話もあったのだが。

しかし、チームから報告された結果は残念なものに。

 

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今シーズン終了

 

Team Visma | Lease a Bikeからの投稿では

「ワウト・ファンアールトは今シーズンはもう出場しない。ブエルタ・ア・エスパーニャでの転倒から適切に回復するまでに時間が必要です。彼は膝に重傷を負い、集中治療が必要となった。

そのためファンアールトは依然としてベルギーの病院に入院しており、感染のリスクをできる限り減らすために抗生物質の静脈注射を受けている。

現在、ファンアールトは休養が最優先事項となっており、その後、完全に回復するために休息を取ってから、入念に来シーズンに向けて準備する予定だ。」

とチームは発表した。

 

ワウト・ファンアールトは、骨折はなかったが、右膝に深い傷を負った。傷は関節まで達しており、感染症の可能性が高すぎるので、今後数週間トレーニング、レースは出来ない。

現在、妻と子供だけが訪問を許されており、精神的にもかなり落ち込んでいる様子。

この傷により、ハッセルトで開催されるヨーロッパ選手権とスイスのチューリッヒで開催されるワールドカップロードレースに出場できないことが確実となった。

それがシーズン終盤の彼の2つの大きな目標だった。予定されていたルーヴェンでのグラベル世界選手権への参加も不可能となってしまう。

 

落車に泣いたシーズン

 

どこまで、ワウトの今シーズンは不運なのか。ドワルス・ドール・フラーンデレンでの落車で、ジロも欠場。

 

Team Visma | Lease a Bikeのステフェン・クライスヴァイク、ディラン・ファンバーレの落車からツールを欠場。ワウトは、100%の状態でないのにツールに急遽参戦。

だが、ツール・ド・フランス第11ステージの下りで落車。

 

パリオリンピックロードでも落車してしまう。

 

ブエルタでは、以前のスーパーワウトに戻っていたが、マルセイユのゴールが見えている時点でのリタイヤは残念意外の何物でもない。

最大の目標としていた世界選手権も出れないとは。あまりにも悲しいニュースとなってしまった。

コメント

  1. 山岳スプリンター平坦クライマー より:

    落車→ケガ→棄権→今シーズン絶望
    もう、うんざりです。
    いい加減UCIはケガ防止の措置を考えてほしい。
    こんなにケガの多いスポーツは競技人口が減って先細りになることは明白。
    競技者を興行の駒としか見ていないのか。

    • ちゃん より:

      確かに、ワウト・ファンアールトの場合には最高の状態まで戻っていただけに残念。
      雨の下りなどは、ニュートラルにするとかしないと難しいでしょうね。
      厳しいスポーツだけに、安全対策もしてくれないと。

    • 15RPM より:

      同感です。
      落車は折込済みのスポーツという認識なのでしょうが、スポンサーも含め誰も喜ばないのになぜ変わらないのかと思います。

      ちなみにみなさんはどうすれば落車や怪我を減らせると思いますか?

      個人的にはプロテクター、基準以下のタイヤ幅は禁止、強化繊維ウェア等かなと思います。

      • ちゃん より:

        プロテクターは、昔にも提案がありましたね。強化繊維ウェアというのは初めて聞きました。
        そんなのがあれば、落車してもかなり損傷が抑えられそうです。

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