Deceuninck-QuickStepのツール・ド・フランスのメンバーが発表された。
昨年は、ジュリアン・アラフィリップがイエロージャージを16日も着用するという大活躍をしたが、今年は山岳が厳しいので難しいのではないかな。
だが、第1週にチャンスがないわけではない。
ジュリアン・アラフィリップ率いるDeceuninck-QuickStepのメンバーを見てみよう。
ツール・ド・フランスのメンバー
ジュリアン・アラフィリップは昨年のツールが始まるまでに、すでに10勝をあげていた。
だが、今年はどうだろう。未だに、勝利をつかめていない。
今年のジュリアンは運がない。シーズン最初のブエルタ・サンファンでは胃腸の問題でレースを去る。
その後も、不調は続いておりイマイチの状態のままロックダウンに突入してしまう。
スプリント力ではファンアールトにはかなわない。昨年は、ストラーデビアンケもミラノ~サンレモの制したジュリアンだが、今年は勝利出来なかった。
クリテリウム・デュ・ドーフィネでも山岳賞2位とステージ3位があるが、昨年のように独走してそのまま勝利するという戦略が完成してないようにみえる。
この、ツール・ド・フランスで今シーズンの初勝利はなるだろうか? 是非、レースをかき回すアタックを見せて欲しい。
サム・ベネットの初勝利なるか?
サム・ベネットは2016年以来のツール・ド・フランス出場。BORAではサガンがいるのでツール出場は出来ない状態だった。
トップスプリンターとなったからにはツールに出たい。ついに自分だけのトレインで最高の舞台で戦える。ツールが待ち遠しいだろう。
だが、今年のツールはスプリンターに厳しい。完全な平坦ステージは第10ステージだけだ。ほかにない訳ではないが、純粋なスプリンターだけの戦いとなるステージは少ない。
サム・ベネットはウルフパックに加入してから、すでに4勝をあげた。彼だけのトレインを手に入れたのだから、当然と言えば当然だろう。
それまでエーススプリンターだった、エリア・ヴィヴィアーニは昨年11勝をあげたのに今シーズンは未勝利だ。いかに勝利を呼び込むトレインが重要かがわかる。
ゴール前では、ウルフパックのトレインが必ず見れるはず。最後の発射台はミケル・モルコフになるだろう。
出来るなら、最終ステージでのスプリンターの戦いにも挑みたいはずだ。それには厳しい山岳をクリアーしないといけない。
さあ、サム・ベネットのツール初勝利はなるだろうか?
追記
ゼネク・スティバルは膝の痛みのために、レミ・カヴァニャにメンバー変更している。
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