クリテリウム・デュ・ドーフィネ、ツール・ド・フランスと出場予定のジュリアン・アラフィリップ。
当然、フランス代表のエースとして東京オリンピックロードにも出場すると思われていた。
だが、ジュリアン・アラフィリップはオリンピックに出ないことをSNSで報告している。
異なる目標を目指す
この投稿をInstagramで見る
長く考えてきたが、フランスチームの監督とDeceuninck Quick stepとの合意により、次の東京オリンピックに出場しないことにした。
それは、個人的でよく考えられた決断だ。シーズン終了後の目標が定まっているので、その意味での選択をしなければならない。
次の世界選手権では、フランスナショナルチームのジャージを誇らしげに着用したいと思う。この日に並ぶチームには最高のものを提供したいと思っている。
また、お会いしましょう!
アラフィリップは東京でのフランスチームのリーダーになる必要があったが、フランスナショナルコーチのヴォクレールは、メンバーの選出に困ることになる。
ティボー・ピノは走れそうにない。こうなるとエースは誰にするのか?
当然、厳しい登りがあるのでスプリンターを連れて行くわけにもいかない。メンバー選出には困るでしょうね。
ジュリアン・アラフィリップは5年前のリオデジャネイロオリンピックでは、落車しながらも4位でゴール。
出場していれば、好成績を残すことは間違いなかっただろう。東京オリンピックのロードレースは、ツール・ド・フランスが終了してから1週間も経たない7月24日に開催される。
移動と時差を考えると厳しい日程だ。しかも、日本の蒸し暑さには慣れる暇もないだろうし。
ジュリアン・アラフィリップは、ツールの後フランダースで開催される2021年の世界選手権ロードの準備に集中する。
フランダースのコースは、アラフィリップの才能に合ったコースで、レインボージャージを守ることを目標とする。
コメント