ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージは、2つの側面で戦いが繰り広げられた。
逃げ集団がステージ優勝を争う中、EF Education-EasyPostのリチャル・カラパスが花火を打ち上げた。
リチャル・カラパスとEF Education-EasyPostは、この日の最後の上りで加速し、優勝候補の間でシャッフルを起こした。
これにより、Soudal – Quick Stepのミケル・ランダは、総合5位から総合10位まで落ちている。
残りステージの最初の一撃
Intentar, intentar, intentar. Never stop 🚂 🛑 Thanks boys, @efprocycling 👊🏽
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— Richard Carapaz M (@RichardCarapazM) September 5, 2024
ほとんどのチームが、逃げに賛成で残る山岳ステージに向けて体力温存を図ろうとしていたはず。だが、EF Education-EasyPostは攻撃を選択。リチャル・カラパスのために集団先頭に立って絞っていった。
ベン・オコナーを追い落とすまで、リチャル・カラパスは何度アタックをかけたことか。リチャル・カラパスが調子が良いのは、これで良く分かった。
フィニッシュ後、総合4位のリチャル・カラパスが攻撃理由を話してしている。
EF Education-EasyPostは攻撃を選択しましたね。
最後の上りはかなりトリッキーだった。ジェームス・ショーとオウェイン・ドゥールは後退した後、よく頑張ってくれた。
とても満足している。状況は日に日に良くなっているし、シャッフルを作ることもできた。本当に本命争いをしたいし、これが最初の一手だった。
赤いジャージは大きな目標ですか?
疲労は明らかに効いてきている。すべての日が重要だから、すべてのチャンスをものにしなければならない。タフなブエルタだった。
3週目はとても自信があるし、この路線を続けていきたい。明日はとてもタフだけど、楽しみだよ。
対するベン・オコナーは
‘I’m glad I got through’ – Vuelta a España leader Ben O’Connor survives EF Education attack https://t.co/kxihrYWLxK pic.twitter.com/OF5cyIdNHm
— Cycle Sport (@CycleSportMag) September 5, 2024
第18ステージは、この日最後の登りでクラス分け争いが繰り広げられた。ベン・オコナーは、リチャル・カラパスの加速に、なんとか持ちこたえたかに見えた。
だが、頂上手前で脱落し、チームの助けを借りて下りでなんと追いついた。
ベン・オコナーのコメント
リチャード・カラパスがアタックしてくるとは思っていなかった。最終的には、第1集団にいることがアドバンテージになったけど、でも簡単じゃなかったよ。
決して楽なステージではなかった。今年のブエルタに楽な日はない。
残り3日。今日の努力は、これからの日々に大きな影響を与えるだろうか？
毎日レースをしたし、みんな疲れているからね。でも、どうにかまだいい感じで走れているから、今さら差はないと思う。
ブエルタの残りレースでの大きな目標は何?
私の主な目標は、マドリードの表彰台に立つことだ。それが目標だ。
自分自身が攻撃を仕掛けることはある?
絶対にうまくいかない。Red Bull-BORA-hansgroheは強すぎる。他のチームはおそらく危険にさらされるかもしれないが、彼らはそうではない。
プリモッシュ・ログリッチとのタイム差5秒は守れる?
まだリードしているんだ！もう1日持つのは嬉しいね。13日間なのか14日間なのかわからないけど、長いよ。とても楽しかった。
防戦一方のベン・オコナーを見るよりは、調子が良ければアタックもみたいけれど、そうはいかないだろう。踏み台にされてカウンターを食らうと表彰台もあやしくなる。
総合4位のリチャル・カラパスまでがライバルだ。プリモッシュ・ログリッチは、エンリク・マスやリチャル・カラパスのアタックを利用してついていけば良いだけだ。
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