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2024 イル・ロンバルディア 落ち葉のクラシックを制したのはタデイ・ポガチャルか、レムコか?

海外情報
Photo credit: Jocelyn777 Love Europe on VisualHunt.com
この記事は約24分で読めます。

いよいよ今年最後のモニュメント、落ち葉のクラシック、枯れ葉のレースことイル・ロンバルディアの季節となった。

 

 

モニュメントとは
格式が高く記念碑的な意味合いも含まれている5つのクラシックレースのこと。今年の優勝者は

  1. ミラノ〜サンレモ ジャスパー・フィリップセン
  2. ロンド・ファン・フラーンデレン  マチュー・ファンデルプール
  3. パリ〜ルーベ   マチュー・ファンデルプール
  4. リエージュ~バストーニュ~リエージュ タデイ・ポガチャル
  5. イル・ロンバルディア

 

過去の優勝者は

  • 2023   タデイ・ポガチャル
  • 2022   タデイ・ポガチャル
  • 2021   タデイ・ポガチャル
  • 2020 ヤコブ・フルサン
  • 2019 バウケ・モレマ
  • 2018 ティボー・ピノ
  • 2017 ヴィンチェンツォ・ニバリ
  • 2016 エスデバン・チャベス
  • 2015 ヴィンチェンツォ・ニバリ
  • 2014 ダン・マーティン
  • 2013 ホアキン・ロドリゲス

今年最後のモニュメントをタデイ・ポガチャルは、4連覇となるか。それを阻むのはレムコ・エヴェネプールなのか。

 

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ベルガモ~コモ  252km

コースマップ photo ilombardia

 

昨年とスタートとゴールが逆に。

ただ、数日前の大雨の影響で、ロンバルディア州の道路は通行止めとなっている。ガンダ登山の路面に亀裂が生じ、到着地のコモ市で洪水の危険があるため、組織はコースを一部変更している。

 

以下の画像のように道路に大きな亀裂

 

決戦はゴール手前90kmのギザッロから始まる。ソルマーノの長い登りで絞られて、ゴールに向かうパターンか。

 

コースプロフィール photo ilombardia

 

  1. 山岳 Forcellino di Bianzano (6.3 km・5.1%)
  2. 山岳 ガンダ (9.4 km・7%)
  3. 山岳 Colle di Berbenno (4.5 km・6.2%)
  4. 山岳 Valpiana (10.4 km・6.1%)
  5. 山岳 Sella di Osigo (5.1 km・5.6%)
  6. 山岳 マドンナ デル ギザッロ (8.1 km・3.7%)
  7. 山岳 コルマ ディ ソルマーノ (13.1 km・6.5%)
  8. 山岳 サン フェルモ デッラ バッターリア (2.8 km・6.6%)

 

注目のライダーは

  • UAE Team Emirates タデイ・ポガチャル、アダム・イェーツ、ヤン・クリステン、マルク・ヒルシ、パヴェル・シヴァコフ、ラファウ・マイカ
  • Alpecin-Deceuninck アクセル・ローランス、二コラ・コンチ
  • Team Arkéa Samsic クレマン・シャンプッサン
  • Astana Qazaqstan Team ロレンツォ・フォルトゥナート、シモーネ・ヴィラスコ
  • Bahrain – Victorious アントニオ・ティベッリ、サンティアゴ・ブイトラゴ、ダミアーノ・カルーゾ、マテイ・モホリッチ、ワウト・プールス
  • Cofidis ギヨーム・マルタン、ヨン・イサギレ
  • Decathlon AG2R La Mondiale Team オレリアン・パレパントル、ポール・ラペイラ
  • EF Education-EasyPost ベン・ヒーリー、ルイ・コスタ、ニールソン・ポーレス
  • Groupama – FDJ ダヴィ・ゴデュ、ヴァランタン・マデュアス、ロマン・グレゴワール
  • INEOS Grenadiers テイメン・アレンスマン、ベン・ターナー
  • Intermarché – Circus – Wanty ロレンツォ・ロタ、ルイス・メンチェス、ゲオルク・ツィンマーマン
  • Israel – Premier Tech ヤコブ・フルサン、ディラン・トゥーンス、マイケル・ウッズ、ジョージ・ベネット
  • Team Visma | Lease a Bike マッテオ・ヨルゲルソン、テッシュ・ベノート、ウィルコ・ケルデルマン、アッティラ・ヴァルテル
  • Lidl – Trek バウケ・モレマ、ジュリオ・チッコーネ、トムス・スクインシュ
  • Lotto Dstny アンドレアス・クローン、マキシム・ファンジルス、エドゥアルド・セプルベダ
  • Movistar Team エンリク・マス
  • Red Bull-BORA-hansgrohe アレクサンドル・ウラソフ、ジェイ・ヒンドリー、セルジオ・イギータ、ダニエル・マルティネス、フローリアン・リポウィッツ
  • Soudal – Quick Step レムコ・エヴェネプール、ファウスト・マスナダ、マウリ・ファンセヴェナント
  • Team dsm-firmenich PostNL ロマン・バルデ、ワレン・バルギル
  • Team Jayco AlUla サイモン・イェーツ、エディー・ダンパー、フィリッポ・ザナ

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

タデイ・ポガチャルのコメント

自分の体調がまだ良いかどうかは様子を見てみるが、通常はまだ大丈夫なはず。レムコは間違いなく私の一番の対戦相手だ。彼はこの試合に勝ちたいと思っている。

 

レムコ・エヴェネプールのコメント

太陽が輝いているときにここに立つのはいつも気持ちいいよ。 イタリア国民はいつも多幸感に満ちている。もう一度全力を尽くせばシーズンは終わる。天気も完璧なので、凍えることはない。

UAEがレースを担わなければならないのは論理的だと思う。ポガチャルはそれを自分自身に負っている。私はできるだけ長く追いかけたい。それがうまくいかない場合は、ツールの戦術を適用して自分のペースで走ることになるだろう。

常に2人か3人のライダーで一緒に走り、守りの姿勢で走りたい。それが決勝では重要になる。

タデイはソルマーノでは、そこにいる全員を倒す力がある。30分以上かかる努力だ。我々はそこでの厳しい戦いに備える必要がある。

その後、最後のうなずきまではほぼ下り坂だ。背景に黒字を確保し、組織を立ち上げることが重要になるが、おそらく我々が戻ってくるかどうかは誰にも分からない。

いつ満足しますか?

いいレースができれば。毎年少しずつ順位を上げていけたらと思っている。昨年は9位だったので、もっと成績を上げたい。表彰台を目指しているが、全力を出しては勝てない。自分を責めることになる。

 

スタート先頭には、タデイ・ポガチャルとレムコ・エヴェネプールが並ぶ。

 

3人が抜け出した。

  1. コナー・スウィフト  INEOS Grenadiers
  2. トビアス・バイアー Alpecin-Deceuninck
  3. ジュリオ・マソット Team Corratec – Vini Fantini

 

3人が追っていたけれど。

 

追走は後続に捕まる。

 

山岳 Forcellino di Bianzano (6.3 km・5.1%)

先頭は2人に。

  1. コナー・スウィフト  INEOS Grenadiers
  2. トビアス・バイアー Alpecin-Deceuninck

 

集団が迫る。

 

あ~、二人は捕まってしまった。

 

Team Visma | Lease a Bikeのウイルコ・ケルデルマンなどが4人が前に。

 

ウイルコ・ケルデルマン先頭で小集団が抜け出して峠をクリアー。

 

下りで、ウイルコ・ケルデルマンとGroupama – FDJのレミ・ロシャスが抜け出した。

 

後方からマテイ・モホリッチが追いつく。集団も連なっている。

 

8人が抜け出した。

 

山岳 ガンダ (9.4 km・7%)

先頭のメンバーは

  1. ウイルコ・ケルデルマン Team Visma | Lease a Bike
  2. マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
  3. レミ・ロシャス Groupama – FDJ
  4. ブランドン・リベラ  INEOS Grenadiers
  5. ジュリアン・ベルナール Lidl – Trek
  6. マルティン・タスフェルト Team dsm-firmenich PostNL

 

さらに追走の5人が合流しそう。

  1. ファウスト・マスナダ Soudal – Quick Step
  2. クリスティアン・スカローニ Astana Qazaqstan Team
  3. エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team
  4. エディ・ダンバー Team Jayco AlUla
  5. マッテオ・ファッブロ Team Polti Kometa

 

エディ・ダンバーが追いついて先頭集団引く。

 

なんと集団からBahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリとRed Bull-BORA-hansgroheのダニエル・マルティネスも抜け出した。

 

アントニオ・ティベッリが先頭に追い付いた。現在13人。

  1. ウイルコ・ケルデルマン Team Visma | Lease a Bike
  2. マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
  3. アントニオ・ティベッリ Bahrain Victorious
  4. 二コラ・プラドム Astana Qazaqstan Team
  5. レミ・ロシャス Groupama – FDJ
  6. ブランドン・リベラ  INEOS Grenadiers
  7. ジュリアン・ベルナール Lidl – Trek
  8. マルティン・タスフェルト Team dsm-firmenich PostNL
  9. ダニエル・マルティネス Red Bull-BORA-hansgrohe
  10. エディ・ダンバー Team Jayco AlUla
  11. マッテオ・ファッブロ Team Polti Kometa
  12. クサンドロ・ムーリッセ Alpecin-Deceuninck
  13. エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team

 

集団からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのバスティアン・トロンションが追撃に。先頭から脱落した INEOS Grenadiersのブランドン・リベラを抜いていく。すでに先頭とは37秒の差。

 

先頭は頂上を通過。集団とは44秒差。

 

残り185.1kmでタイム差は1分6秒。UAE Team Emiratesが引く。

 

追走は11人。55秒差。

 

山岳 Colle di Berbenno (4.5 km・6.2%)

タイム差は集団と2分44秒差に。

 

追走が追いついた。先頭は23人となった。Bahrain Victoriousは3人に。

  1. マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
  2. アントニオ・ティベッリ Bahrain Victorious
  3. ダミアーノ・カルーゾ Bahrain Victorious

 

山岳 Valpiana (10.4 km・6.1%)

長い登りが始まった。 INEOS Grenadiersは二人。

  1. テイメン・アレンスマン  INEOS Grenadiers
  2. ブランドン・リベラ  INEOS Grenadiers

 

マウリ・ファンセヴェナントは、Team Visma | Lease a Bikeのサポートカーからジェルを貰っている。

 

先頭集団にSoudal – Quick Stepからはマウリ・ファンセヴェナントだけ。今シーズンはツアー・ルクセンブルグ第3ステージで勝利して総合4位に。

 

Team Visma | Lease a Bikeからは二人。

  1. ウイルコ・ケルデルマン Team Visma | Lease a Bike
  2. ティシュ・ベノート Team Visma | Lease a Bike

 

あららっ、Bahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリは切れたのかな。ダミアーノ・カルーゾに託すのだろうか。

 

Movistar Teamからは二人。

  1. エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team
  2. グレゴール・ミュールベルガー Movistar Team

 

ティシュ・ベノートは補給中。ウィルコ・ケルデルマンにボトルを渡しに行く。

 

さすがUAE Team Emirates。大量の逃げに対して1分37秒差。だが、どのチームも助けてはくれない。

 

Alpecin-Deceuninckからはクサンドロ・ムーリッセだけ。

 

Lidl – Trekからはジュリアン・ベルナール。残り129kmで2分31秒差。

 

Uno-X Mobilityからは、アンダース・ハラン・ヨハネセン。

 

残り122.8kmで2分57秒差に。まだ、ヤン・クリステンが引いている。どこまでタイム差拡大を許すのだろうか。

 

タデイ・ポガチャルは、白パンツ。

 

残り118.8kmで3分25秒差に。制御不能となるタイム差まで広がると面白いのだけど。

 

残り99.5km。タイム差が4分44秒となり、ようやくUAE Team Emiratesが全員先頭に並ぶ。

 

やっと、UAE Team Emirates以外のチームが前面に。もう少しUAE Team Emiratesに引かせておけば、良かったのに。

 

山岳 Sella di Osigo (5.1 km・5.6%)

登りが始まる。4分18秒差に。

 

先頭にいたTeam Polti Kometaのマッテオ・ファッブロがパンク。

 

また、UAE Team Emiratesのヤン・クリステンが先頭に。

 

ヤン・クリステンは仕事終了。

 

山岳 マドンナ デル ギザッロ (8.1 km・3.7%)

先頭からBahrain Victoriousのダミアーノ・カルーゾが離脱。足が痙攣したのだろうか。

 

タデイ・ポガチャルの前には、ラファウ・マイカ、マルク・ヒルシ、アダム・イェーツ、パヴェル・シヴァコフがいる。タイム差は3分1秒に。

 

先頭からAstana Qazaqstan Teamのハロルド・マルティン・ロペスが脱落。

 

先頭はギザッロを越えた。タイム差は2分27秒に。

 

残り66.7km。下りでマテイ・モホリッチがひいてタイム差は1分51秒に。

 

先頭からGroupama – FDJのルディ・モラールがアタック。

 

絶好調のマルク・ヒルシが集団を引く。1分36秒差に。

 

先頭から切れたアンダース・ハラン・ヨハネセンが集団に吸収される。もうタイム差は1分10秒に。

 

山岳 コルマ ディ ソルマーノ (13.1 km・6.5%)

決戦の場が始まる。

 

すぐにルディ・モラールがアタック!

 

レミ・ロシャスがきた。後ろはTeam Jayco AlUlaのエディ・ダンバーだ。

 

集団はアダム・イェーツが引き出す。タイム差は58秒。

 

先頭はAlpecin-Deceuninckのクサンドロ・ムーリッセとなった。

 

先頭から切れたブランドン・リベラが抜かれていく。

 

マテイ・モホリッチも捕まる。

 

クサンドロ・ムーリッセは、23秒のリード。集団は59秒後ろ。

 

タデイ・ポガチャルのアシストは最後のパヴェル・シヴァコフに。タデイ・ポガチャルの後ろはレムコ・エヴェネプール。

 

ルディ・モラールも集団に捕まる。

 

集団最後尾のRed Bull-BORA-hansgroheのジェイ・ヒンドリーが切れそうだ。

 

先頭まで30秒。追いついたらタデイ・ポガチャルがアタックか。

 

追走は4人。だが、もう集団に追い付かれる。

 

ジュリオ・チッコーネが集団の前に。

 

クサンドロ・ムーリッセにテイメン・アレンスマンが追いつきそう。

 

あ~、集団が見えてきた。

 

もう来た。

 

あっ、先頭に追い付いた瞬間にタデイ・ポガチャルがアタック!

 

ここから行くか~!

 

レムコ・エヴェネプールが反応できない。

 

タデイ・ポガチャルは後方を確認。

 

さらに踏み込んでいく。

 

レムコとエンリク・マスがかろうじて見えいる。

 

追走は3人。

  1. レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step
  2. エンリク・マス Movistar Team
  3. レナート・ヴァン・エトヴェルト Lotto Dstny

 

レムコ・エヴェネプールは、前を引けよと手を出すがレナート・ヴァン・エトヴェルトは出れない。

 

もう35秒のリード。頂上までに何秒稼げるだろうか。

 

レムコは二人に前に出ろよと。それでもエンリク・マスは出ない。

 

タデイ・ポガチャルは、このモニュメントで48kmの独走を決めてしまいそうだ。

 

パヴェル・シヴァコフは、ジュリオ・チッコーネ、マイケル・ストーラー、ジュリオ・ペリツァーリをちぎって単独5位に。

 

タデイ・ポガチャルはソルマーノをクリアー。1分6秒の差がある。

 

レムコは下りで単独となりそうだ。エンリク・マスは、下りが早くない印象がある。

 

レムコ・エヴェネプールは、単独2位に。ここからは二人のTT勝負だ。

 

残り31.9km。タイム差は1分11秒と縮まらない。

 

レムコは補給中。やはり、ツール・ド・フランス、オリンピック、世界選手権と3度のピークを作ってきたので、疲れがあって当然だ。

 

残り22.4km。レムコとは1分29秒まで広がった。なんという世界チャンピオン。

 

恐るべし。パヴェル・シヴァコフが表彰台争いに加わりそうだ。

 

パヴェル・シヴァコフが追いついた。ただ、パヴェル・シヴァコフはあまりスプリントは早くない。

 

残り10.6km。レムコとのタイム差は2分17秒に広がる。

 

山岳 サン フェルモ デッラ バッターリア (2.8 km・6.6%)

レムコは最後の登りに。

 

なんとパヴェル・シヴァコフはアタック。

 

これで逃げ切れば、タデイ・ポガチャルと一緒に表彰台だ。

 

タデイ・ポガチャルは最後の登りを越えた。

 

タデイ・ポガチャルのシューズの裏もレインボー。

 

タデイ・ポガチャルは笑っている。なんという余裕。

 

パヴェル・シヴァコフは捕まってしまった。アタックが早かったか。

 

表彰台争いにジュリオ・チッコーネも加わった。

 

タデイ・ポガチャルは笑顔でゴールエリアに。

 

見事イル・ロンバルディアの4回連続の勝利に。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュと二つのモニュメントを獲得した。

 

最後はゴールラインでバイクを掲げてアピール。

 

タデイ・ポガチャルは今シーズン25勝をあげた。これは今世紀の最多勝利に並ぶ快挙だ。

 

レムコ・エヴェネプールは、単独の2位。前評判通り、二人の戦いとなった。ベストならば、最後のTTで追いついていたかもしれない。

レムコはゴールするとすぐに涙。

 

表彰台争いは登りで抜け出したジュリオ・チッコーネが獲得。今シーズンは勝利こそなかったけれど、3位でも520UCIポイントの獲得だ。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emiratesのタデイ・ポガチャル

このように計画していたんだ。 すべての勝利は特別なものであり、今日も同じだ。 チームは1年を通してハードワークを続けてきた。 長い1日だったし、僕らにとってはタフな仕事だった。

チームのために勝つことができてとてもうれしい。

チューリッヒでの世界選手権など、以前のレースでは、自発的にアタックしていた。 しかし今日のアタックは、むしろ計画的な加速のように思えましたが。

計画的にやったんだ。 このコースはとてもタフだから、ラスト40kmで1対1で戦うことになる。 トップとの差があれば、なんとか持ちこたえられると思っていた。 幸運にもそうすることができた。

ラスト20kmでは、レムコとの戦いになった。この最終区間で、リードを広げることに成功しましたね。

下りで彼が少し近づいた瞬間があった。 その後、コースは少しアップダウンした。 そこで私はできるだけハードにプッシュして、数秒を稼ごうとした。

そうすることで、精神的に少し追いつくことができた。 それで少しスペースができたんだ。

最後の数キロで、すでに勝利を楽しんでましたね。

観客の声援を楽しんだ。 でも、オフシーズンも楽しみだよ(笑)。

セーショナルなシーズンを終えましたが、自転車競技の歴史における自分の地位については?

それは、キャリアが終わってから考えよう。

 

2位 Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプール

これは今日達成できた最高の結果だ。うれしいよ。 今朝の予想が当たった。タデジは山頂から6キロのところでアタックした。 そこが一番タフなところだから、彼がアタックしたのは理にかなっている。

自分のリズムを見つけようとし、わずかな差で頂上に着いた。 そうすれば下りでプッシュしてリードを奪うことができた。 ファイナルではかなり攻めたけど、ギャップはすでにあった。 だからリスクは冒さなかった。

ラスト25kmはマンツーマンの戦いでしたね。

後ろの選手たちの方が大事だった。 タデジとの差は1分半だった。 彼はシーズンを通して素晴らしかった。 2位を確保したかった。 それが今日の最高到達点だった。

オリンピックチャンピオンに2度輝き、ツール・ド・フランスで表彰台に上ったシーズンでした。 2025年、何が必要なのか、あるいはもっと良くなる可能性はあるのか?

クライミングの技術を磨く必要がある。 ツールでも今日でも、タデジは常に上り坂が得意だった。 それが僕の課題なんだ。彼らに近づくために、より良いクライマーになること。

今年は忍耐と自信があった。 これからはグランツールやクライミング・クラシックで上位に残るための仕事が始まるんだ。

 

3位 Lidl – Trekのジュリオ・チッコーネ

私にとって表彰台は大きな意味を持つ。困難な1年を締めくくる最高の方法だ。私は3月にレースを始めたばかりで、シーズンのかなりの部分を犠牲にし、計画と目標を見直さざるを得なかった。

この結果が私に自信と明るい気持ちで新シーズンに備えるための士気を与えてくれた。ロンバルディアは難しいレースで、完走すると疲れ果ててしまうが、素晴らしいクラシックレースで、私は大好きだ。

今日は初めて表彰台に立ったが、いつか頂点に登るのが夢だ。その後は現実的にならなければならない。私は絶対的なチャンピオンがいる時代にレースをしている。

タデイ・ポガチャルとレムコ・エヴェネプールという2人のチャンピオンと一緒に表彰台に立つだけでも満足感があり、結果に付加価値を与えている。

 

4位 Cofidisのヨン・イサギレ

 

7位 Lotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルト

実際にそこに座っていられて驚いた。フィニッシュラインを見たとき、とても嬉しかった。正直に言うと、フィニッシュまで60kmの時点で、僕は集団の中で最後の1人だったんだ。

ソルマーノでは、レムコに長くついていけたことに驚いた。 今にして思えば、ベストな1日ではなかったから、それを試すのはベストなアイデアではなかったのかもしれない。

レムコと一緒に走りたかったけど、痙攣と戦っていた。 本当に限界だった。

表彰台のことを考えていたかどうか?

一時はそう思ったけど、脚の調子が悪かったんだ。最後の登りはまだ怖かったから、それを越えられたのは嬉しかった。 とにかくタフな登りだったし、痙攣が起きているのを感じた。 本当にそれだけだった。

自分が7位になったのかもわからなかった。 最後まで走れてよかったよ。

UAEツアーで総合優勝しましたが、膝の負傷で手術を受け、トレーニングに支障をきたし、ブエルタでは呼吸困難でリタイアを余儀なくされてましたね。

ロンバルディアまでは1ヶ月間レースをしていなかった。 だから年末はまだフレッシュなんだ。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 800 6:04:58
2
 EVENEPOEL Remco
Soudal Quick-Step 640 3:16
3
 CICCONE Giulio
Lidl – Trek 520 4:31
4
 IZAGIRRE Ion
Cofidis 440 4:34
5
 MAS Enric
Movistar Team 360 ,,
6
 SIVAKOV Pavel
UAE Team Emirates 280 ,,
7
 VAN EETVELT Lennert
Lotto Dstny 240 ,,
8
 POWLESS Neilson
EF Education – EasyPost 200 4:58
9
 GAUDU David
Groupama – FDJ 160 ,,
10
 MEURISSE Xandro 
Alpecin – Deceuninck 135 ,,
11
 ADRIÀ Roger
Red Bull – BORA – hansgrohe 110 ,,
12
 MOLLEMA Bauke
Lidl – Trek 95 ,,
13
 STORER Michael
Tudor Pro Cycling Team 85 ,,
14
 PELLIZZARI Giulio
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè 65 5:45
15
 ARENSMAN Thymen 
INEOS Grenadiers 55 7:06
16
 QUINTANA Nairo
Movistar Team 50 7:28
17
 RYAN Archie
EF Education – EasyPost 50 ,,
18
 FORTUNATO Lorenzo
Astana Qazaqstan Team 50 ,,
19
 ZIMMERMANN Georg
Intermarché – Wanty 50 7:56
20
 ZANA Filippo
Team Jayco AlUla 50 ,,
21
 KELDERMAN Wilco 
Team Visma | Lease a Bike 30 7:58
22
 ZAMBANINI Edoardo
Bahrain – Victorious 30 8:20
23
 VERMAERKE Kevin 
Team dsm-firmenich PostNL 30 ,,
24
 HINDLEY Jai
Red Bull – BORA – hansgrohe 30 ,,
25
 MOLARD Rudy 
Groupama – FDJ 30 ,,
26
 TEUNS Dylan
Israel – Premier Tech 30 ,,
27
 BERTHET Clément
Decathlon AG2R La Mondiale Team 30 8:39
28
 PIGANZOLI Davide
Team Polti Kometa 30 8:56
29
 MARTÍNEZ Daniel Felipe 
Red Bull – BORA – hansgrohe 30 ,,
30
 DUNBAR Eddie 
Team Jayco AlUla 30 ,,
こちらはハイライト動画

 

コメント

  1. 毎日読者K より:

    以下の記載二点、なんか変です〜

    ・Movistar Team エンリク・マス、マッテオ・ヨルゲルソン

    ・2020 ファビオ・ヤコブセン

    スーパーエースの力と、強力な逃げ集団をコントロールするチーム力、強すぎますねー(@_@)

    • ちゃん より:

      チェックありがとうございます
      確かに、計画通りの場所で捕まえて、計画通りにアタック。そして、レムコが近づくとペースをあげる。チームも合わせて強すぎですね。

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