いよいよ今年最後のモニュメント、落ち葉のクラシック、枯れ葉のレースことイル・ロンバルディアの季節となった。
モニュメントとは
格式が高く記念碑的な意味合いも含まれている5つのクラシックレースのこと。今年の優勝者は
- ミラノ〜サンレモ ジャスパー・フィリップセン
- ロンド・ファン・フラーンデレン マチュー・ファンデルプール
- パリ〜ルーベ マチュー・ファンデルプール
- リエージュ~バストーニュ~リエージュ タデイ・ポガチャル
- イル・ロンバルディア
過去の優勝者は
- 2023 タデイ・ポガチャル
- 2022 タデイ・ポガチャル
- 2021 タデイ・ポガチャル
- 2020 ヤコブ・フルサン
- 2019 バウケ・モレマ
- 2018 ティボー・ピノ
- 2017 ヴィンチェンツォ・ニバリ
- 2016 エスデバン・チャベス
- 2015 ヴィンチェンツォ・ニバリ
- 2014 ダン・マーティン
- 2013 ホアキン・ロドリゲス
今年最後のモニュメントをタデイ・ポガチャルは、4連覇となるか。それを阻むのはレムコ・エヴェネプールなのか。
ベルガモ~コモ 252km
昨年とスタートとゴールが逆に。
ただ、数日前の大雨の影響で、ロンバルディア州の道路は通行止めとなっている。ガンダ登山の路面に亀裂が生じ、到着地のコモ市で洪水の危険があるため、組織はコースを一部変更している。
Hier, aan de voet van de Passo di Ganda, kan morgen geen peloton passeren. De organisatie moet op zoek naar een alternatief voor de tweede klim in de Ronde van Lombardije. pic.twitter.com/bBKkYLIHpe
— Rutger Vanseveren (@rutgervseveren) October 11, 2024
決戦はゴール手前90kmのギザッロから始まる。ソルマーノの長い登りで絞られて、ゴールに向かうパターンか。
- 山岳 Forcellino di Bianzano (6.3 km・5.1%)
- 山岳 ガンダ (9.4 km・7%)
- 山岳 Colle di Berbenno (4.5 km・6.2%)
- 山岳 Valpiana (10.4 km・6.1%)
- 山岳 Sella di Osigo (5.1 km・5.6%)
- 山岳 マドンナ デル ギザッロ (8.1 km・3.7%)
- 山岳 コルマ ディ ソルマーノ (13.1 km・6.5%)
- 山岳 サン フェルモ デッラ バッターリア (2.8 km・6.6%)
注目のライダーは
-
UAE Team Emirates タデイ・ポガチャル、アダム・イェーツ、ヤン・クリステン、マルク・ヒルシ、パヴェル・シヴァコフ、ラファウ・マイカ
- Alpecin-Deceuninck アクセル・ローランス、二コラ・コンチ
- Team Arkéa Samsic クレモン・シャンプッサン
- Astana Qazaqstan Team ロレンツォ・フォルトゥナート、シモーネ・ヴィラスコ
-
Bahrain – Victorious アントニオ・ティベッリ、サンティアゴ・ブイトラゴ、ダミアーノ・カルーゾ、マテイ・モホリッチ、ワウト・プールス
-
Cofidis ギヨーム・マルタン、ヨン・イサギレ
- Decathlon AG2R La Mondiale Team オレリアン・パレパントル、ポール・ラペイラ
- EF Education-EasyPost ベン・ヒーリー、ルイ・コスタ、ニールソン・ポーレス
-
Groupama – FDJ ダヴィ・ゴデュ、ヴァランタン・マデュアス、ロマン・グレゴワール
-
INEOS Grenadiers テイメン・アレンスマン、ベン・ターナー
-
Intermarché – Circus – Wanty ロレンツォ・ロタ、ルイス・メンチェス、ゲオルク・ツィンマーマン
-
Israel – Premier Tech ヤコブ・フルサン、ディラン・トゥーンス、マイケル・ウッズ、ジョージ・ベネット
-
Team Visma | Lease a Bike マッテオ・ヨルゲルソン、テッシュ・ベノート、ウィルコ・ケルデルマン、アッティラ・ヴァルテル
-
Lidl – Trek バウケ・モレマ、ジュリオ・チッコーネ、トムス・スクインシュ
-
Lotto Dstny アンドレアス・クローン、マキシム・ファンジルス、エドゥアルド・セプルベダ
-
Movistar Team エンリク・マス
- Red Bull-BORA-hansgrohe アレクサンドル・ウラソフ、ジェイ・ヒンドリー、セルジオ・イギータ、ダニエル・マルティネス、フローリアン・リポウィッツ
-
Soudal – Quick Step レムコ・エヴェネプール、ファウスト・マスナダ、マウリ・ファンセヴェナント
-
Team dsm-firmenich PostNL ロマン・バルデ、ワレン・バルギル
-
Team Jayco AlUla サイモン・イェーツ、エディー・ダンパー、フィリッポ・ザナ
スタート
タデイ・ポガチャルのコメント
自分の体調がまだ良いかどうかは様子を見てみるが、通常はまだ大丈夫なはず。レムコは間違いなく私の一番の対戦相手だ。彼はこの試合に勝ちたいと思っている。
レムコ・エヴェネプールのコメント
太陽が輝いているときにここに立つのはいつも気持ちいいよ。 イタリア国民はいつも多幸感に満ちている。もう一度全力を尽くせばシーズンは終わる。天気も完璧なので、凍えることはない。
UAEがレースを担わなければならないのは論理的だと思う。ポガチャルはそれを自分自身に負っている。私はできるだけ長く追いかけたい。それがうまくいかない場合は、ツールの戦術を適用して自分のペースで走ることになるだろう。
常に2人か3人のライダーで一緒に走り、守りの姿勢で走りたい。それが決勝では重要になる。
タデイはソルマーノでは、そこにいる全員を倒す力がある。30分以上かかる努力だ。我々はそこでの厳しい戦いに備える必要がある。
その後、最後のうなずきまではほぼ下り坂だ。背景に黒字を確保し、組織を立ち上げることが重要になるが、おそらく我々が戻ってくるかどうかは誰にも分からない。
いつ満足しますか?
いいレースができれば。毎年少しずつ順位を上げていけたらと思っている。昨年は9位だったので、もっと成績を上げたい。表彰台を目指しているが、全力を出しては勝てない。自分を責めることになる。
スタート先頭には、タデイ・ポガチャルとレムコ・エヴェネプールが並ぶ。
3人が抜け出した。
- コナー・スウィフト INEOS Grenadiers
- トビアス・バイアー Alpecin-Deceuninck
- ジュリオ・マソット Team Corratec – Vini Fantini
3人が追っていたけれど。
追走は後続に捕まる。
山岳 Forcellino di Bianzano (6.3 km・5.1%)
先頭は2人に。
- コナー・スウィフト INEOS Grenadiers
- トビアス・バイアー Alpecin-Deceuninck
集団が迫る。
あ~、二人は捕まってしまった。
Team Visma | Lease a Bikeのウイルコ・ケルデルマンなどが4人が前に。
ウイルコ・ケルデルマン先頭で小集団が抜け出して峠をクリアー。
下りで、ウイルコ・ケルデルマンとGroupama – FDJのレミ・ロシャスが抜け出した。
後方からマテイ・モホリッチが追いつく。集団も連なっている。
8人が抜け出した。
山岳 ガンダ (9.4 km・7%)
先頭のメンバーは
- ウイルコ・ケルデルマン Team Visma | Lease a Bike
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- レミ・ロシャス Groupama – FDJ
- ブランドン・リベラ INEOS Grenadiers
- ジュリアン・ベルナール Lidl – Trek
- マルティン・タスフェルト Team dsm-firmenich PostNL
さらに追走の5人が合流しそう。
- ファウスト・マスナダ Soudal – Quick Step
- クリスティアン・スカローニ Astana Qazaqstan Team
- エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team
- エディ・ダンバー Team Jayco AlUla
- マッテオ・ファッブロ Team Polti Kometa
エディ・ダンバーが追いついて先頭集団引く。
なんと集団からBahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリとRed Bull-BORA-hansgroheのダニエル・マルティネスも抜け出した。
アントニオ・ティベッリが先頭に追い付いた。現在13人。
- ウイルコ・ケルデルマン Team Visma | Lease a Bike
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- アントニオ・ティベッリ Bahrain Victorious
- 二コラ・プラドム Astana Qazaqstan Team
- レミ・ロシャス Groupama – FDJ
- ブランドン・リベラ INEOS Grenadiers
- ジュリアン・ベルナール Lidl – Trek
- マルティン・タスフェルト Team dsm-firmenich PostNL
- ダニエル・マルティネス Red Bull-BORA-hansgrohe
- エディ・ダンバー Team Jayco AlUla
- マッテオ・ファッブロ Team Polti Kometa
- クサンドロ・ムーリッセ Alpecin-Deceuninck
- エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team
集団からDecathlon AG2R La Mondiale Teamのバスティアン・トロンションが追撃に。先頭から脱落した INEOS Grenadiersのブランドン・リベラを抜いていく。すでに先頭とは37秒の差。
先頭は頂上を通過。集団とは44秒差。
残り185.1kmでタイム差は1分6秒。UAE Team Emiratesが引く。
追走は11人。55秒差。
山岳 Colle di Berbenno (4.5 km・6.2%)
タイム差は集団と2分44秒差に。
追走が追いついた。先頭は23人となった。Bahrain Victoriousは3人に。
- マテイ・モホリッチ Bahrain Victorious
- アントニオ・ティベッリ Bahrain Victorious
- ダミアーノ・カルーゾ Bahrain Victorious
山岳 Valpiana (10.4 km・6.1%)
長い登りが始まった。 INEOS Grenadiersは二人。
- テイメン・アレンスマン INEOS Grenadiers
- ブランドン・リベラ INEOS Grenadiers
マウリ・ファンセヴェナントは、Team Visma | Lease a Bikeのサポートカーからジェルを貰っている。
先頭集団にSoudal – Quick Stepからはマウリ・ファンセヴェナントだけ。今シーズンはツアー・ルクセンブルグ第3ステージで勝利して総合4位に。
Team Visma | Lease a Bikeからは二人。
- ウイルコ・ケルデルマン Team Visma | Lease a Bike
- ティシュ・ベノート Team Visma | Lease a Bike
あららっ、Bahrain Victoriousのアントニオ・ティベッリは切れたのかな。ダミアーノ・カルーゾに託すのだろうか。
Movistar Teamからは二人。
- エイネルアウグスト・ルビオ Movistar Team
- グレゴール・ミュールベルガー Movistar Team
ティシュ・ベノートは補給中。ウィルコ・ケルデルマンにボトルを渡しに行く。
さすがUAE Team Emirates。大量の逃げに対して1分37秒差。だが、どのチームも助けてはくれない。
Alpecin-Deceuninckからはクサンドロ・ムーリッセだけ。
Lidl – Trekからはジュリアン・ベルナール。残り129kmで2分31秒差。
Uno-X Mobilityからは、アンダース・ハラン・ヨハネセン。
残り122.8kmで2分57秒差に。まだ、ヤン・クリステンが引いている。どこまでタイム差拡大を許すのだろうか。
タデイ・ポガチャルは、白パンツ。
残り118.8kmで3分25秒差に。制御不能となるタイム差まで広がると面白いのだけど。
残り99.5km。タイム差が4分44秒となり、ようやくUAE Team Emiratesが全員先頭に並ぶ。
やっと、UAE Team Emirates以外のチームが前面に。もう少しUAE Team Emiratesに引かせておけば、良かったのに。
山岳 Sella di Osigo (5.1 km・5.6%)
登りが始まる。4分18秒差に。
先頭にいたTeam Polti Kometaのマッテオ・ファッブロがパンク。
また、UAE Team Emiratesのヤン・クリステンが先頭に。
ヤン・クリステンは仕事終了。
山岳 マドンナ デル ギザッロ (8.1 km・3.7%)
先頭からBahrain Victoriousのダミアーノ・カルーゾが離脱。足が痙攣したのだろうか。
タデイ・ポガチャルの前には、ラファウ・マイカ、マルク・ヒルシ、アダム・イェーツ、パヴェル・シヴァコフがいる。タイム差は3分1秒に。
先頭からAstana Qazaqstan Teamのハロルド・マルティン・ロペスが脱落。
先頭はギザッロを越えた。タイム差は2分27秒に。
残り66.7km。下りでマテイ・モホリッチがひいてタイム差は1分51秒に。
先頭からGroupama – FDJのルディ・モラールがアタック。
絶好調のマルク・ヒルシが集団を引く。1分36秒差に。
先頭から切れたアンダース・ハラン・ヨハネセンが集団に吸収される。もうタイム差は1分10秒に。
山岳 コルマ ディ ソルマーノ (13.1 km・6.5%)
決戦の場が始まる。
すぐにルディ・モラールがアタック!
レミ・ロシャスがきた。後ろはTeam Jayco AlUlaのエディ・ダンバーだ。
集団はアダム・イェーツが引き出す。タイム差は58秒。
先頭はAlpecin-Deceuninckのクサンドロ・ムーリッセとなった。
先頭から切れたブランドン・リベラが抜かれていく。
マテイ・モホリッチも捕まる。
クサンドロ・ムーリッセは、23秒のリード。集団は59秒後ろ。
タデイ・ポガチャルのアシストは最後のパヴェル・シヴァコフに。タデイ・ポガチャルの後ろはレムコ・エヴェネプール。
ルディ・モラールも集団に捕まる。
集団最後尾のRed Bull-BORA-hansgroheのジェイ・ヒンドリーが切れそうだ。
先頭まで30秒。追いついたらタデイ・ポガチャルがアタックか。
追走は4人。だが、もう集団に追い付かれる。
ジュリオ・チッコーネが集団の前に。
クサンドロ・ムーリッセにテイメン・アレンスマンが追いつきそう。
あ~、集団が見えてきた。
もう来た。
あっ、先頭に追い付いた瞬間にタデイ・ポガチャルがアタック!
ここから行くか~!
レムコ・エヴェネプールが反応できない。
タデイ・ポガチャルは後方を確認。
さらに踏み込んでいく。
レムコとエンリク・マスがかろうじて見えいる。
追走は3人。
- レムコ・エヴェネプール Soudal – Quick Step
- エンリク・マス Movistar Team
- レナート・ヴァン・エトヴェルト Lotto Dstny
レムコ・エヴェネプールは、前を引けよと手を出すがレナート・ヴァン・エトヴェルトは出れない。
もう35秒のリード。頂上までに何秒稼げるだろうか。
レムコは二人に前に出ろよと。それでもエンリク・マスは出ない。
タデイ・ポガチャルは、このモニュメントで48kmの独走を決めてしまいそうだ。
パヴェル・シヴァコフは、ジュリオ・チッコーネ、マイケル・ストーラー、ジュリオ・ペリツァーリをちぎって単独5位に。
タデイ・ポガチャルはソルマーノをクリアー。1分6秒の差がある。
レムコは下りで単独となりそうだ。エンリク・マスは、下りが早くない印象がある。
レムコ・エヴェネプールは、単独2位に。ここからは二人のTT勝負だ。
残り31.9km。タイム差は1分11秒と縮まらない。
レムコは補給中。やはり、ツール・ド・フランス、オリンピック、世界選手権と3度のピークを作ってきたので、疲れがあって当然だ。
残り22.4km。レムコとは1分29秒まで広がった。なんという世界チャンピオン。
恐るべし。パヴェル・シヴァコフが表彰台争いに加わりそうだ。
パヴェル・シヴァコフが追いついた。ただ、パヴェル・シヴァコフはあまりスプリントは早くない。
残り10.6km。レムコとのタイム差は2分17秒に広がる。
山岳 サン フェルモ デッラ バッターリア (2.8 km・6.6%)
レムコは最後の登りに。
なんとパヴェル・シヴァコフはアタック。
これで逃げ切れば、タデイ・ポガチャルと一緒に表彰台だ。
タデイ・ポガチャルは最後の登りを越えた。
タデイ・ポガチャルのシューズの裏もレインボー。
タデイ・ポガチャルは笑っている。なんという余裕。
パヴェル・シヴァコフは捕まってしまった。アタックが早かったか。
表彰台争いにジュリオ・チッコーネも加わった。
タデイ・ポガチャルは笑顔でゴールエリアに。
見事イル・ロンバルディアの4回連続の勝利に。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュと二つのモニュメントを獲得した。
最後はゴールラインでバイクを掲げてアピール。
タデイ・ポガチャルは今シーズン25勝をあげた。これは今世紀の最多勝利に並ぶ快挙だ。
レムコ・エヴェネプールは、単独の2位。前評判通り、二人の戦いとなった。ベストならば、最後のTTで追いついていたかもしれない。
レムコはゴールするとすぐに涙。
表彰台争いは登りで抜け出したジュリオ・チッコーネが獲得。今シーズンは勝利こそなかったけれど、3位でも520UCIポイントの獲得だ。
リザルト
優勝したUAE Team Emiratesのタデイ・ポガチャル
このように計画していたんだ。 すべての勝利は特別なものであり、今日も同じだ。 チームは1年を通してハードワークを続けてきた。 長い1日だったし、僕らにとってはタフな仕事だった。
チームのために勝つことができてとてもうれしい。
チューリッヒでの世界選手権など、以前のレースでは、自発的にアタックしていた。 しかし今日のアタックは、むしろ計画的な加速のように思えましたが。
計画的にやったんだ。 このコースはとてもタフだから、ラスト40kmで1対1で戦うことになる。 トップとの差があれば、なんとか持ちこたえられると思っていた。 幸運にもそうすることができた。
ラスト20kmでは、レムコとの戦いになった。この最終区間で、リードを広げることに成功しましたね。
下りで彼が少し近づいた瞬間があった。 その後、コースは少しアップダウンした。 そこで私はできるだけハードにプッシュして、数秒を稼ごうとした。
そうすることで、精神的に少し追いつくことができた。 それで少しスペースができたんだ。
最後の数キロで、すでに勝利を楽しんでましたね。
観客の声援を楽しんだ。 でも、オフシーズンも楽しみだよ(笑)。
セーショナルなシーズンを終えましたが、自転車競技の歴史における自分の地位については?
それは、キャリアが終わってから考えよう。
2位 Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプール
これは今日達成できた最高の結果だ。うれしいよ。 今朝の予想が当たった。タデジは山頂から6キロのところでアタックした。 そこが一番タフなところだから、彼がアタックしたのは理にかなっている。
自分のリズムを見つけようとし、わずかな差で頂上に着いた。 そうすれば下りでプッシュしてリードを奪うことができた。 ファイナルではかなり攻めたけど、ギャップはすでにあった。 だからリスクは冒さなかった。
ラスト25kmはマンツーマンの戦いでしたね。
後ろの選手たちの方が大事だった。 タデジとの差は1分半だった。 彼はシーズンを通して素晴らしかった。 2位を確保したかった。 それが今日の最高到達点だった。
オリンピックチャンピオンに2度輝き、ツール・ド・フランスで表彰台に上ったシーズンでした。 2025年、何が必要なのか、あるいはもっと良くなる可能性はあるのか?
クライミングの技術を磨く必要がある。 ツールでも今日でも、タデジは常に上り坂が得意だった。 それが僕の課題なんだ。彼らに近づくために、より良いクライマーになること。
今年は忍耐と自信があった。 これからはグランツールやクライミング・クラシックで上位に残るための仕事が始まるんだ。
3位 Lidl – Trekのジュリオ・チッコーネ
私にとって表彰台は大きな意味を持つ。困難な1年を締めくくる最高の方法だ。私は3月にレースを始めたばかりで、シーズンのかなりの部分を犠牲にし、計画と目標を見直さざるを得なかった。
この結果が私に自信と明るい気持ちで新シーズンに備えるための士気を与えてくれた。ロンバルディアは難しいレースで、完走すると疲れ果ててしまうが、素晴らしいクラシックレースで、私は大好きだ。
今日は初めて表彰台に立ったが、いつか頂点に登るのが夢だ。その後は現実的にならなければならない。私は絶対的なチャンピオンがいる時代にレースをしている。
タデイ・ポガチャルとレムコ・エヴェネプールという2人のチャンピオンと一緒に表彰台に立つだけでも満足感があり、結果に付加価値を与えている。
4位 Cofidisのヨン・イサギレ
7位 Lotto Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルト
実際にそこに座っていられて驚いた。フィニッシュラインを見たとき、とても嬉しかった。正直に言うと、フィニッシュまで60kmの時点で、僕は集団の中で最後の1人だったんだ。
ソルマーノでは、レムコに長くついていけたことに驚いた。 今にして思えば、ベストな1日ではなかったから、それを試すのはベストなアイデアではなかったのかもしれない。
レムコと一緒に走りたかったけど、痙攣と戦っていた。 本当に限界だった。
表彰台のことを考えていたかどうか?
一時はそう思ったけど、脚の調子が悪かったんだ。最後の登りはまだ怖かったから、それを越えられたのは嬉しかった。 とにかくタフな登りだったし、痙攣が起きているのを感じた。 本当にそれだけだった。
自分が7位になったのかもわからなかった。 最後まで走れてよかったよ。
UAEツアーで総合優勝しましたが、膝の負傷で手術を受け、トレーニングに支障をきたし、ブエルタでは呼吸困難でリタイアを余儀なくされてましたね。
ロンバルディアまでは1ヶ月間レースをしていなかった。 だから年末はまだフレッシュなんだ。
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
---|---|---|---|---|
1 |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates | 800 | 6:04:58 |
2 |
EVENEPOEL Remco
|
Soudal Quick-Step | 640 | 3:16 |
3 |
CICCONE Giulio
|
Lidl – Trek | 520 | 4:31 |
4 |
IZAGIRRE Ion
|
Cofidis | 440 | 4:34 |
5 |
MAS Enric
|
Movistar Team | 360 | ,, |
6 |
SIVAKOV Pavel
|
UAE Team Emirates | 280 | ,, |
7 |
VAN EETVELT Lennert
|
Lotto Dstny | 240 | ,, |
8 |
POWLESS Neilson
|
EF Education – EasyPost | 200 | 4:58 |
9 |
GAUDU David
|
Groupama – FDJ | 160 | ,, |
10 |
MEURISSE Xandro
|
Alpecin – Deceuninck | 135 | ,, |
11 |
ADRIÀ Roger
|
Red Bull – BORA – hansgrohe | 110 | ,, |
12 |
MOLLEMA Bauke
|
Lidl – Trek | 95 | ,, |
13 |
STORER Michael
|
Tudor Pro Cycling Team | 85 | ,, |
14 |
PELLIZZARI Giulio
|
VF Group – Bardiani CSF – Faizanè | 65 | 5:45 |
15 |
ARENSMAN Thymen
|
INEOS Grenadiers | 55 | 7:06 |
16 |
QUINTANA Nairo
|
Movistar Team | 50 | 7:28 |
17 |
RYAN Archie
|
EF Education – EasyPost | 50 | ,, |
18 |
FORTUNATO Lorenzo
|
Astana Qazaqstan Team | 50 | ,, |
19 |
ZIMMERMANN Georg
|
Intermarché – Wanty | 50 | 7:56 |
20 |
ZANA Filippo
|
Team Jayco AlUla | 50 | ,, |
21 |
KELDERMAN Wilco
|
Team Visma | Lease a Bike | 30 | 7:58 |
22 |
ZAMBANINI Edoardo
|
Bahrain – Victorious | 30 | 8:20 |
23 |
VERMAERKE Kevin
|
Team dsm-firmenich PostNL | 30 | ,, |
24 |
HINDLEY Jai
|
Red Bull – BORA – hansgrohe | 30 | ,, |
25 |
MOLARD Rudy
|
Groupama – FDJ | 30 | ,, |
26 |
TEUNS Dylan
|
Israel – Premier Tech | 30 | ,, |
27 |
BERTHET Clément
|
Decathlon AG2R La Mondiale Team | 30 | 8:39 |
28 |
PIGANZOLI Davide
|
Team Polti Kometa | 30 | 8:56 |
29 |
MARTÍNEZ Daniel Felipe
|
Red Bull – BORA – hansgrohe | 30 | ,, |
30 |
DUNBAR Eddie
|
Team Jayco AlUla | 30 | ,, |
コメント
以下の記載二点、なんか変です〜
・Movistar Team エンリク・マス、マッテオ・ヨルゲルソン
・2020 ファビオ・ヤコブセン
スーパーエースの力と、強力な逃げ集団をコントロールするチーム力、強すぎますねー(@_@)
チェックありがとうございます
確かに、計画通りの場所で捕まえて、計画通りにアタック。そして、レムコが近づくとペースをあげる。チームも合わせて強すぎですね。