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2024 ロンド・ファン・フラーンデレン クラシックの王様となったのは?

海外情報
Photo credit: Ana _Rey on Visualhunt.com
この記事は約26分で読めます。

今年で108回目の開催となるロンド・ファン・フラーンデレン。Ronde van Vlaanderen – Tour des Flandres ME(1.UWT)

別名ツール・ド・フランドル。クラシックの王様とも呼ばれ、ミラノ~サンレモに続く今年2番目のモニュメントのレースとなる。

 

過去の優勝者は

  • 2023    タデイ・ポガチャル
  • 2022    マチュー・ファンデルプール
  • 2021 カスパー・アスグリーン
  • 2020 マチュー・ファンデルプール
  • 2019 アルベルト・ベッティオル
  • 2018 ニキ・テルプストラ
  • 2017 フィリップ・ジルベール
  • 2016 ピーター・サガン
  • 2015 アレクサンダー・クリストフ
  • 2014 ファビアン・カンチェラーラ
  • 2013 ファビアン・カンチェラーラ
  • 2012 トム・ボーネン

2年連続勝利したのは、ファビアン・カンチェラーラしかいない。今年はマチュー・ファンデルプールが3回目のモニュメント制覇の歴史に挑戦する。

 

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アントワープ~オーデナールデ 270.8km

コースマップ photo rondevanvlaanderen

 

今年はアントワープからスタート。最初の100kmが昨年と違う。これは落車の危険性のある登り前の広い下り道路を削除したため。

コースプロフィールの通り、今年は後半に勝負所が集中している。どうみても、オウデクワレモントの3回の登坂で差がつくのは間違いない。

特に、最後のオウデクワレモント、パテンベルグの連続登坂で勝負となる。最後のゴールまでの13kmで、王様の凱旋をするのは誰だろうか?

 

コースプロフィール photo rondevanvlaanderen

 

  1. オウデクワレモント (1回目) 2,200m・4.0% 最大11.6%
  2. カペレベルク  1,100m・5.9%
  3. ヴォルフェンベルク  645m・ 7.9%
  4. モーレンベルク  463m・7%
  5. マールボロ通り  2,000m・3%
  6. ベレンドリーズ  940m・7%
  7. ファルケンベルク  540m・8.1%
  8. ベルク テン ハウト  1,100m・6%
  9. ホトンド/ニューウェ・クルイシュベルグ  2,500m・5%
  10. オウデクワレモント (2回目) 2,200m・4.0% 最大11.6%
  11. パテルベルグ (360m・12.9%)
  12. コッペンベルグ (600m・11.6%)
  13. スティーンベークドリエス 700m・5.3% max12.9%
  14. ターインベルグ 530m・6.6%
  15. ホトンド/ニューウェ・クルイシュベルグ 2,500m・5%
  16. オウデクワレモント(3回目) 2,200m・4.0% 最大11.6%
  17. パテルベルグ(360m・12.9%)

 

石畳のセクション

  1. リッペンホーヴェ通り (1,100m)
  2. パデ通り (1,500m)
  3. ホレヴェーグ (900m)
  4. 教会門 (2,500m)
  5. ヤゲリッジ  (800m)
  6. マリアボルレスト通り (2,400m)
  7. ステーションベルク (600m)

 

注目のライダーは

  • Alpecin – Deceuninck マチュー・ファンデルプール、アクセル・ローランス、セーアン・クラーウアナスン、ジャンニ・フェルメルシュ
  • Intermarché – Wanty ビニヤム・ギルマイ、マイク・テウニッセン
  • Soudal Quick-Step ジュリアン・アラフリップ、カスパー・アスグリーン、イヴ・ランパールト、ジャンニ・モスコン
  • Team Visma | Lease a Bike マッテオ・ヨルゲルソン、ティシュ・ベノート、ディラン・ファンバーレ
  • Arkéa – B&B Hotels フロリアン・セネシャル、ヴィンチェンツォ・アルパネーゼ
  • Astana Qazaqstan Team ケース・ボル
  • Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、フレッド・ライト
  • BORA – hansgrohe ヨルディ・メイウス
  • Cofidis
  • Decathlon AG2R La Mondiale Team オリバー・ナーセン、ドリース・デポンド
  • EF Education – EasyPost アルベルト・ベッティオル、シュテファン・ビッセガー
  • Groupama – FDJ シュテファン・キュング、ローレンス・ピティ、ヴァランタン・マデュアス
  • INEOS Grenadiers ローレンス・デプルス、マグナス・シェフィールド、ジョシュア・ターリング、コナー・スウィフト
  • Lidl – Trek マッズ・ピーダスン、ジョナサン・ミラン
  • Movistar Team オイエル・ラスカノ、レミ・カヴァニャ、イバン・ガルシア
  • Team dsm-firmenich PostNL ジョン・デゲンコルプ
  • Team Jayco AlUla マイケル・マシューズ
  • UAE Team Emirates ティム・ウェレンス、マルク・ヒルシ、ニルス・ポリッツ
  • Israel – Premier Tech ディラン・トゥーンス
  • Lotto Dstny ヴィクトール・カンペナールツ
  • Uno-X Mobility ラスムス・ティレル 、アレクサンダー・クリストフ
  • Q36.5 Pro Cycling Team
  • Tudor Pro Cycling Team マッテオ・トレンティン

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

マチュー・ファンデルプールのコメント

ドワルス・ドール・フラーンデレンでは多くのライダーが転倒。これについては?

以前にも言ったことがある。ベストライダーがそこにいれば、レースはいつも簡単だ。

しかし、ワウト・ファンアールトやジャスパー・ストゥイヴェンいないが、100%でマッズ・ピーダスンがフィニッシュまで走りきることは分かっている。彼らは勝てると信じている。しかし、今日はオープンな戦いになるだろう。

序盤のカペルベルク〜モレンベルク区間で大揺れを起こすと予想している者もいますが。

それはちょっと早すぎると思う。もしかしたらそこでレースが開けるかもしれないけど、僕自身はまだそこで何かを強要するつもりはない。

昨年、レース開始1時間で、あまりに後方にいたため、自分自身を驚かせてしまった。今大会は序盤からさらに前方でレースをするのだろうか?

スタートは違うけどね。もう少し前から行こうかな。

 

マッズ・ピーダスンのコメント

ジャスパー・ストゥイヴェンとアレックス・キルシュがいなくても、私たちは依然として非常に強力なチームを持っている。したがって、私たちの戦術は以前の古典的なものと同じだ。落車以降、私のチャンスは少し減ったが、それでも例年よりは優れていると思う。

 

ニュートラルスタート。

 

オフシャルスタート。

 

レーススタート。激しく逃げたがっている。

 

Team Jayco AlUlaのルーク・ダーブリッジが攻撃。

 

Soudal – Quick Stepのベルト・ファンレルベルフも前でペースを上げる。

 

決まりつつあるか。先頭はCofidisのスタニスラフ・アニョルコフスキー。

 

11秒のタイム差に。先頭はBingoal WBのジェレ・フェルモート。

 

Team Visma | Lease a Bikeのディラン・ファンバーレがパンク。

 

オランダ王者のディラン・ファンバーレのバイクは国旗カラーに。

 

ビニヤム・ギルマイは、Intermarché – Wantyのエースナンバーだけど、まだ打撲と擦過傷から完全には回復していない。

 

タイム差は14秒。この8人で決まるか。

 

集団はまだ容認していない。EF Education-EasyPostはブラックジャージ。先頭は、ヨナス・ルッチだ。

 

集団後方は早く決まらないかなあといった感じか。

 

Team dsm-firmenich PostNLのニクラス・メルケルが追走に。しかし、これは失敗。

 

残り243km。タイム差は17秒と広がらない。

 

誰かが行こうとするとAlpecin-Deceuninckがマークする。

 

前で攻めても行かせてもらえない。

 

歩道を走って前に出て逃げようとするけど捕まる。

 

マチュー・ファンデルプールは、長袖ジャージを1枚脱ぐ。

 

優勝候補のマッズ・ピーダスンとマチュー・ファンデルプールがおしゃべり。

 

ようやく追走の動きがなくなり集団は容認に。

 

8人の逃げ

タイム差は2分を越えた。

  1. ベルト・ファンレルベルフ Soudal – Quick Step
  2. デビット・デッカー Arkéa – B&B Hotels
  3. スタニスラフ・アニョルコフスキー Cofidis
  4. ダミアン・トゥゼ Astana Qazaqstan Team
  5. ルーク・ダーブリッジ Team Jayco AlUla
  6. エルマー・ラインダース Team Jayco AlUla
  7. ライオネル・タミニオー Lotto Dstny
  8. ジェレ・フェルモート Bingoal WB

 

先頭のベルト・ファンレルベルフはバイク交換。

 

Bahrain Victoriousのエースはマテイ・モホリッチ。カメラに気づいて手を振る。

 

集団はAlpecin-Deceuninckのシルヴァン・ディリエが引いている。後ろはGroupama – FDJだけど、当分は一人で引くだろう。

 

先頭を走るデビット・デッカーは、2週間前に鎖骨骨折したアモリ・カピオの交代要員。父親のエリック・デッカーは2001年のロンド・ファン・フラーンデレンで2位となっている。

 

マチュー・ファンデルプールは、チームに守られて集団先頭に。

 

先頭は踏切待ちに。この間にトイレ。

 

先頭が再スタート。30秒ほどタイムロス。しかし、集団は止まらせなかった。

 

残り174kmで3分52秒差に。

 

Lidl – Trekは、ジョナサン・ミランに期待をかけるか。

 

残り171km。各チームが横一線で引き始めた。

 

リッペンホーヴェ通り (1,100m)

先頭は石畳に突入。

 

先頭は3分28秒差に。

 

パデ通り (1,500m)

かなり狭い。

 

キャリア8勝。2度のスイス王者は、また先頭に。Alpecin-Deceuninckの強みは一人でこれだけ引けるライダーがいることだ。

 

残り147km。また各チーム横一線に。

 

オウデクワレモント (1回目) 2,200m・4.0% 最大11.6%

先頭は1回目のオウデクワレモントに。

 

集団も位置取り争いに。

 

先頭がクリアーだ。

 

集団後方は大渋滞に。

 

1回目は集団は動きなしか。

 

誰もアタックはない。

 

マチュー・ファンデルプールは、前方でクリアー。

 

残り118km。右側で落車しそうに。なんとかクリアー。

 

落車が。

  •  VERCOUILLIE Victor (Team Flanders – Baloise)
  •  JANSEN Amund Grøndahl (Team Jayco AlUla)
  •  DE MEESTER Luca (Bingoal WB)

 

カペレベルク  1,100m・5.9%

集団はまとまっている。後方からはライダーがちぎれていっている。

 

二人がアタックだ。

 

ヴォルフェンベルク  645m・ 7.9%

先頭のタイム差は、2分29秒に。

 

Alpecin-Deceuninckのアクセル・ローランスは、Uno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセンと逃げだした。

 

しかし、二人は捕まる。

 

マチュー・ファンデルプールは、まだ20番手くらいで待機。

 

傷だらけのマッズ・ピーダスンが前で攻める。

 

Intermarché – Wantyが攻撃。これはすぐに捕まる。

 

Alpecin-Deceuninckのセーアン・クラーウアナスンがパンク。シルヴァン・ディリエがホイールを渡そうとしてけど、前に行けと。

 

先頭は残り107kmで1分46秒差に。

 

集団はまだ大集団。

 

ヤゲリッジ  (800m)

先頭は石畳に。

 

集団は石畳の上を50km/hで進んでいる。

 

モーレンベルク  463m・7%

残り100km。雨が降り始めており、石畳はさらに滑る。

 

マッズ・ピーダスンがアタック!

 

すぐに二人が反応。

 

マッテオ・ヨルゲルソンとマチュー・ファンデルプールがきた。

 

集団は崩壊だ。

 

シュテファン・キュングもいる。

 

Team Visma | Lease a Bikeが攻撃。

 

一旦抜け出す。マチュー・ファンデルプールは、後ろを見ている。

 

4人が少し前に。

 

しかし、これは捕まる。

 

マールボロ通り  2,000m・3%

先頭のタイム差は22秒に。

 

集団からジュリアン・アラフリップがアタック!

 

だが、Alpecin-Deceuninckにマークされている。

 

ジュリアン・アラフリップは捕まる。

 

UAE Team Emiratesのニルス・ポリッツもペースを上げる。

 

9人が集団から抜け出した。

 

先頭に集団が迫る。

 

先頭が捕まった。

 

ベレンドリーズ  940m・7%

さあ、絞り込みだ。

 

逃げていたメンバーは抜かれていく。

 

ティシュ・ベノート、ディラン・ファンバーレが前に。マチュー・ファンデルプールは、後方グループ。

 

マチュー・ファンデルプールは、足をとめている。アシストを待っているのか。

 

あっと、Uno-X Mobilityのアレクサンダー・クリストフが落車だ。2015年の優勝者。

  •  HOULE Hugo (Israel – Premier Tech)
  •  KRISTOFF Alexander (Uno-X Mobility)
  •  HERZOG Emil (BORA – hansgrohe)
  •  CANAL Carlos (Movistar Team)

 

集団は23秒離されAlpecin-Deceuninckが引く。

 

先頭は12人。先頭は INEOS Grenadiersのベン・ターナー。

 

先頭にはマッズ・ピーダスンも入っている。

 

ファルケンベルク  540m・8.1%

ディラン・ファンバーレが先頭を引く。後ろは、ニルス・ポリッツ。オリバー・ナーセン。

 

マッズ・ピーダスンがアタック!

 

Alpecin-Deceuninckのジャンニ・フェルメルシュが反応。

 

ジャンニ・フェルメルシュに張りつかれている。

 

マッズ・ピーダスンは10秒引き離したけれど、誰も来ない。これはちょっと早かったのでは。

 

 INEOS Grenadiersのローレンツ・レックスがアタック。

 

ローレンツ・レックスが捕まり、今度は INEOS Grenadiersのコナー・スウィフトがアタック!

 

コナー・スウィフトはリードを広げる。

 

あっと、シュテファン・キュングが落車だ。

  •  シュテファン・キュング (Groupama – FDJ)
  •  アレッサンドロ・コーヴィ (UAE Team Emirates)
  •  ケース・ボル (Astana Qazaqstan Team)
  •  ブレント・ファンムール (Lotto Dstny)
  •  ファビオ・クリステン (Q36.5 Pro Cycling Team)

 

UAE Team Emiratesのアレッサンドロ・コーヴィは立てない。鎖骨か。

 

集団は人数を増やしている。

 

集団はUAE Team Emiratesのミッケル・ビョーグが引く。

 

マチュー・ファンデルプールは、集団にいる。ライバルは足をけずり続けている。

 

ベルク テン ハウト  1,100m・6%

マッズ・ピーダスンは全開だ。

 

 

UAE Team Emiratesが攻撃。

 

ティム・ウェレンスが先頭で攻める。

 

マチュー・ファンデルプールは、後ろで引いてもらっている。

 

9人が集団から抜け出す。しかし、これはまた捕まる。

 

先頭とは12秒差。

 

集団からミッケル・ビョーグがアタック。

 

先頭は15秒差。ジャンニ・フェルメルシュが引くことで、マッズ・ピーダスンも逃げ続けないといけない。

 

Soudal – Quick Stepのカスパー・アスグリーンがアタック気味に出るが抜け出せない。

 

残り69km。マチュー・ファンデルプールにとって理想的。タイム差は23秒。ただ、集団をAlpecin-Deceuninckが引く必要はあるのだろうか。集団には落車したシュテファン・キュングが復帰。

 

ホトンド/ニューウェ・クルイシュベルグ  2,500m・5%

マッズ・ピーダスンは追いつかれたらもう足はないだろう。

 

マッズ・ピーダスンは時折後ろを確認。追いつかれたら、ジョナサン・ミランでLidl – Trekは勝負か。

 

マチュー・ファンデルプールは足をためている。

 

残り58kmで19秒差。

 

カーブで接触。

  •  CRAPS Lars (Team Flanders – Baloise)
  •  STRONG Corbin (Israel – Premier Tech)

 

オウデクワレモント (2回目) 2,200m・4.0% 最大11.6%

タイム差は10秒。ここで捕まりそうだ。

 

Movistar Teamのオイエル・ラスカノが先頭。

 

マチュー・ファンデルプールは2番手につけている。

 

マッズ・ピーダスンにマチュー・ファンデルプールが追いつく。

 

さあ、マッズ・ピーダスンを抜いた。

 

マチュー・ファンデルプールが先頭に立った。

 

マチュー・ファンデルプールが抜け出す。

 

このままいくのか。

 

マチュー・ファンデルプールは一旦後方に捕まる。

 

マチュー・ファンデルプール先頭でクリアー。

 

これは決定的な逃げか。

 

 

集団は引き離されている。マッテオ・ヨルゲルソンも第2集団だ。

 

6人が抜け出しているが、集団もあきらめない。

 

パテルベルグ (360m・12.9%)

先頭6人はまた捕まってしまった。

 

ここで絞られるか。先頭はベン・ターナー。

 

残り50km。Movistar Teamのイバン・ガルシアがアタック。

 

マチュー・ファンデルプールが追走の先頭を引いている。

 

先頭にLidl – Trekのトム・スクインシュとGroupama – FDJのローレンス・ピティが追いつく。

 

イバン・ガルシアはチームメイトのオイエル・ラスカノのために逃げ続ける。

 

追走は18人まで膨らむ。

 

コッペンベルグ (600m・11.6%)

イバン・ガルシアは大きなリード。

 

集団もきた。

 

なんとイバン・ガルシアが滑ってしまった。

 

マチュー・ファンデルプールが迫る。

 

マチュー・ファンデルプールがイバン・ガルシアを抜いていく。

 

マチュー・ファンデルプールがアタックだ。

 

マッテオ・ヨルゲルソンが追う。

 

マッテオ・ヨルゲルソンがついていけるか。

 

後方は雨で滑ってしまい押している。

 

マッズ・ピーダスンは追いつかない。

 

ほとんどが押している。

 

マッテオ・ヨルゲルソンを引き離してマチュー・ファンデルプールがクリアー。

 

マッテオ・ヨルゲルソンは6秒差だ。

 

Movistar Teamのオイエル・ラスカノは完全に遅れた。

 

マチュー・ファンデルプールが7秒差で下っている。

 

マッテオ・ヨルゲルソンは9秒差。これは追いつかないパターンか。

 

残り41km。マチュー・ファンデルプールはいってしまいそう。

 

スティーンベークドリエス 700m・5.3% max12.9%

マッテオ・ヨルゲルソンは21秒差に。

 

ターインベルグ 530m・6.6%

39秒引き離して石畳の登りに。

 

51秒差。どんどんタイム差は広がっていく。雨の石畳でもシクロクロス世界王者ならば問題ない。

 

マッテオ・ヨルゲルソンは捕まってしまった。

 

追走の人数が増えていく。

 

残り32km。タイム差は1分25秒に。

 

追走からイバン・ガルシアがまたアタック。ここは力を合わせたほうが良いのでは。

 

結局イバン・ガルシアは戻る。

 

ホトンド/ニューウェ・クルイシュベルグ 2,500m・5%

サポートカーも後ろにきており、パンクがあっても万全だ。

 

各チームのエースが集まったが、タイム差は広がっていく。

 

追走先頭はIsrael – Premier Techのディラン・トゥーンス。後ろはEF Education-EasyPostのアルベルト・ベッティオル。

 

アルベルト・ベッティオルが追走先頭で引く。

 

マッテオ・ヨルゲルソンとマッズ・ピーダスンの二人の優勝候補が切れそうだ。

 

追走から二人が抜け出した。

  1. ディラン・トゥーンス Israel – Premier Tech
  2. アルベルト・ベッティオル EF Education-EasyPost

 

第3グループの二人。

  1. ティム・ウェレンス UAE Team Emirates
  2. イバン・ガルシア Movistar Team

 

残り22km。タイム差は1分44秒に。

 

オウデクワレモント(3回目) 2,200m・4.0% 最大11.6%

ここから抜け出すかと思っていけれど、予想とは大きく違ってしまった。

 

大歓声の中マチュー・ファンデルプールが進む。

 

濡れた石畳の登りを時速27km/hで上がるとは~。

 

二人は集団に追い付かれることなくゴールまで行けるか。

 

パテルベルグ 360m・12.9%

最後の登りに。流石に疲労してきているか。

 

タイム差は変わらなくなってきた。

 

さあ、王者の凱旋だ。

 

ディラン・トゥーンスがややリードしてクリアー。

 

第3集団はマイケル・マシューズ先頭で越えていく。前に追い付けば表彰台だ。

 

残り10km。二人は1分40秒差と少しずつタイム差を縮めてくる。

 

ディラン・トゥーンスは、指で後ろに捕まってしまうみたいなジェスチャーを。

 

アルカンシエルでモニュメント制覇。凄いことだ。タイム差は縮まっているが、追いつかれることはない。

 

Team Visma | Lease a Bikeのティシュ・ベノートがパンク。

 

後続と14秒差。このままいけば表彰台。

 

マチュー・ファンデルプールが残り2kmのゲートをくぐる。

 

UAE Team Emiratesは、4人もいるのだから積極的に引けばよいのに。

 

マチュー・ファンデルプールはゴールラインでバイクを降りて。

 

バイクを掲げる。

 

マチュー・ファンデルプールが歴史を刻んだ瞬間だ。ロンド・ファン・フラーンデレン3回目の勝利で歴代1位に並ぶ。さらに5回目のモニュメント獲得となった。

 

まだ、後ろは見えない。圧倒的な勝ち方だ。しかも独走での勝利なのだから凄い。

 

ディラン・トゥーンスとアルベルト・ベッティオルはゴール手前で捕まってしまいスプリントに。

 

スプリントでArkéa – B&B Hotelsのルーカ・モッツァートが2位に。マイケル・マシューズは3位となった。

しかし、マイケル・マシューズが斜行したために集団最後尾に降格。3位にニルス・ポリッツが上がっている。

 

リザルト

マチュー・ファンデルプールのコメント

今日はサバイバルだった。僕にとっては、この天候の中で走った中で最もタフな1周だった。最後の20キロは目をつぶっていたよ。心が折れてしまって、あまり考えなかった。

何が起こったのか、もう一度考えなければならない。

コッペンベルグでは、加速したところで、ほとんどのライバルは自転車を降りなければなりませんでしたね。

雨のせいで石畳の登りはトリッキーだった。特にコッペンベルクは、頂上まで滑って滑って。その後、いいギャップができたけど、風が強くてまだ遠かった。できる限りハードに走ったけど、最後はかなり遅れてしまった。

上り坂で良いペースを見つけるのは苦労しましたか?

チームは素晴らしい走りを見せてくれた。コッペンベルクまで一緒に走るように言ったんだ。単独で終わるとは思っていなかった。2回目のコッペンベルクで初めて抜いたんだ。その後、フィーリングは良くなかったけど、またフィーリングが戻ってきてうれしいよ。

今後のレースについては?

最僕のシーズンはすでに成功している。ルーベのことはまだ考えられない。今は完全にやられちゃってるから。

 

2位のルーカ・モッツァートのコメント(チーム公式サイトより)

期待以上の結果だ。もし今朝、”20位以内に入れるよ “と言われたら嬉しかっただろうし、”10位以内に入れるよ “と言われたら、すぐに契約していたと思う。

でも表彰台では……適切なタイミングで努力できたと思う。誰もがファンデルポールのアタックを予測したかった。僕の頭の中では、自分の努力をスムーズにすることで、第1集団でできるだけ多くの上りを乗り越えることが目的だった。

最後の30〜40キロで、かなり調子が良かったからね。誰もが “料理された “状態でゴールしたレースだった。最後のスプリントでベッティオールとテュンスに追いつけたのはラッキーだった。

 

3位のニルス・ポリッツのコメント(チーム公式サイトより)

すでにチームバスのところにいて、3位という連絡が来たんだ。ツール・ド・フランドルで表彰台に上ったことは特別なことだし、モニュメントの表彰台に上ったのはパリ~ルーベに続いて2回目だからだ。

今日はトップ12に4人が入るなど、チームとしてとてもいい走りができたから、この結果は当然だと思う。 スプリントに関しては、スピードがあったので少しブレーキをかけなければならなかった。マシューズには申し訳ないと思っている。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin – Deceuninck 800 6:05:17
2
 MOZZATO Luca
Arkéa – B&B Hotels 640 1:02
3
 POLITT Nils
UAE Team Emirates 520 ,,
4
 BJERG Mikkel
UAE Team Emirates 440 ,,
5
 MORGADO António
UAE Team Emirates 360 ,,
6
 SHEFFIELD Magnus
INEOS Grenadiers 280 ,,
7
 NAESEN Oliver
Decathlon AG2R La Mondiale Team 240 ,,
8
 TEUNS Dylan
Israel – Premier Tech 200 ,,
9
 BETTIOL Alberto
EF Education – EasyPost 160 ,,
10
 SKUJIŅŠ Toms
Lidl – Trek 135 ,,
11
 MATTHEWS Michael
Team Jayco AlUla 110 ,,
12
 WELLENS Tim
UAE Team Emirates 95 1:16
13
 SHEEHAN Riley
Israel – Premier Tech 85 2:02
14
 MAŁECKI Kamil
Q36.5 Pro Cycling Team 65 ,,
15
 BENOOT Tiesj 
Team Visma | Lease a Bike 55 ,,
16
 MADOUAS Valentin
Groupama – FDJ 50 ,,
17
 TARLING Joshua
INEOS Grenadiers 50 ,,
18
 LAMPAERT Yves
Soudal Quick-Step 50 ,,
19
 TRENTIN Matteo
Tudor Pro Cycling Team 50 ,,
20
 WALSCHEID Max
Team Jayco AlUla 50 2:41
21
 REX Laurenz
Intermarché – Wanty 30 ,,
22
 PEDERSEN Mads
Lidl – Trek 30 ,,
23
 VERMEERSCH Gianni
Alpecin – Deceuninck 30 ,,
24
 TILLER Rasmus
Uno-X Mobility 30 ,,
25
 TEUNISSEN Mike
Intermarché – Wanty 30 ,,
26
 GARCÍA CORTINA Iván
Movistar Team 30 ,,
27
 CAMPENAERTS Victor
Lotto Dstny 30 ,,
28
 ALBANESE Vincenzo
Arkéa – B&B Hotels 30 ,,
29
 DOULL Owain
EF Education – EasyPost 30 3:20
30
 VAN DIJKE Tim 
Team Visma | Lease a Bike 30 ,,
こちらは残り5.4kmからのフル動画

こちらはハイライト動画

 

 

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