ツール・ド・スイス第4ステージでは、はコロナ感染でJumbo-Vismaが撤退。アダム・イェーツなど18人がリタイヤした。
更にコロナの感染は広がるかもしれない。
この第5ステージでは、総合優勝候補のレムコ・エヴェネプールが、まさかの敗退。最後の周回コースの登りで遅れてしまった。
この理由についてレムコ・エヴェネプールがゴールに語っている。
記録的な
すでに周回途中で集団後方にいたレムコ・エヴェネプール。
途中、回りのチームメイトに先に行ってと手で合図していた。これが残り15.1kmのことだ。
この時には、アシストに前を引いて欲しいという意味なのかと思っていたけれど。すでに集団後方だ。
そして、残り9.5kmでは集団から遅れているレムコ・エヴェネプールの姿が見られた。この時点で、総合優勝の望みはなくなってしまった。
ゴール後のインタビューでレムコは
暑さは関係があったが、ラップごとに足がどんどん重くなっているのを感じた。今日、あまり良い足を持っていなかった。
超悪いと言うつもりはないが、最高の男をフォローするには十分ではない。この段階で必要な足を持っていなかった。
もちろん、これから2つの非常に長く困難なステージがある。私は戦い続け、最善を尽くし続け、TTを頭の中に保ちたい。これはかなり長いタイムトライヤルだ。
金曜日と土曜日に2つの主要な山岳ステージが設定され、日曜日に25.6 kmのタイムトライアルが行われる。
ここでの挽回をレムコは考えているのだろうけど、そう簡単には行きそうもない。
ニュースでもご存じかた思うけど、フランスでは季節外れの熱波。パリでは39℃が予測されており、スペインでは最高気温43℃とか。
スイスも同様で、この日の気温は34℃を越えていた。金曜日も34℃の最高気温の予測が出ており、選手は暑さにも対応しないといけない。
レムコ・エヴェネプールも暑さで、体調が悪くなったことも十分に考えられるだろう。
選手はコロナ感染の恐怖と、熱波にも苦しめられることになる。
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