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レムコ・エヴェネプールのツール・ド・フランス後の涙の本当の理由とは?

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Luisella Planeta LOVE PEACE 💛💙によるPixabayからの画像
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Soudal – Quick Stepのレムコ・エヴェネプールは、ツール・ド・フランス最終タイムトライアルの後、ドライを保つことができなかった。

最初は、タイムトライヤルで負けたこと、初めてのツール・ド・フランスで新人賞と表彰台を獲得したことで、涙しているのかと思っていた。

だが、レムコは意外な理由で涙していたことを明かしている。

 

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涙を流した意外な理由

 

レムコ・エヴェネプールは、最終タイムトライヤルを走り終えたあと、表彰式の前もずっと泣いていた。この理由について、語っている。

 

タイムトライアル後に涙してましたが、何が頭の中に浮かんだのですか?

あらゆることを少しずつ。 あなたもベルギー人ですから、誰もがいつも私を疑っていることはご存知でしょう。これからはそれがなくなるかもしれない。

自分は、大きな一歩を踏み出したことを示した。過去5回のツールで一緒に優勝している世界最高のライダー2人に次いで、私は3位になる。

クリテリウム・デュ・ドーフィネの後、多くの質問があった。私たちがチームで何をしているのか知っていましたか?

それは実際にパリ〜ニースから始まったが、そこでは2位では十分ではなかった。

 

では、涙の裏には何があったのでしょうか?

確かに母国からの圧力もあった。人々は、否定的なコメントが自分の肩にどれほどの重荷を負わせるか、必ずしも理解しているわけではない。そこから感情が湧いてきたのだと思う。

 

グランツールで好成績を収めたのはこれが初めてではない。2022年のブエルタ・ア・エスパーニャの優勝に続く成果ですか?

これはブエルタでの勝利よりもわずかに高いかもしれない。今自分がペダルを踏んでいるパワーを見ると、ブエルタでのパワーよりもはるかに高いんだ。

特に高所での登山が上手になった。純粋なツアーライダーになるという私の計画では、この表彰台は私にとってブエルタでの勝利以上に意味がある。

 

では、純粋なツアーライダーになる計画に関して、他のことに重点を置く可能性があるんですか?

タイムトライアルにはもう少し集中しないほうがいいかもしれない。まず、ヨナス・ヴィンゲゴーとタデイ・ポガチャルとの差を縮めなければならない。

今3位ということは、いつかツールで優勝するための基礎がそこにあることを示している。しかし現時点ではその差はまだ大きい。何よりもまず、より具体的な登山トレーニングを行って自分の能力を高める必要がある。

さらなる努力、高所でのより具体的な作業。自分のチームについて悪く言いたいわけではないが、Team Visma | Lease a Bikeを気に入っているのは事実だ。

たとえば、UAE Team Emirates、さらにはMovistar Teamは、ツールでの優勝を目指す上でより多くの経験を持っている。

実はこれは私たちにとってすべて初めてのことなんだ。ミケル・ランダがチームに加わり、すでに多くの知識をもたらしている。このツールが最初のステップだったとしたら、それは確かに悪くなかった。

 

レムコでも、母国ベルギーメディア、国民からの期待に関してプレッシャーを大きく受けていたということだ。3位というのは、考えられる最高のポジションであるのは間違いない。

これで、通用しないとか言われなくて済む。解放されたと言う感じか。

10代から、エディ・メルクスの再来といわれており、本人も大言壮語が過ぎる発言も多かったが、今のレムコは十分に成熟している。

しかし、ブエルタの時よりもクライミング能力が上がっているのに、二人とはまだまだ差があるとは驚きだ。

2025 ツールに向けて課題は多い。契約破棄しての移籍の噂もあるが、どのチームにもエースが君臨している。果たして、ウルフパックを抜け出しての再出発となるのか。

その点にも注目しておかないといけない。

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