Groupama – FDJのダヴィ・ゴデュは、Netflixのツール・ド・フランスの栄光の彼方でもチームのエースとして取り上げられている。
特に2024年シーズンは、ティボー・ピノが引退。若手のレニー・マルティネスが台頭してきたためにエースの座を脅かされているような感じもした。
実際レースでは、レニー・マルティネスのアシスト的動きをしていると感じる場面もあった。フランス国民の期待を背負って出場したツール・ド・フランスでは惨敗。
ダヴィ・ゴデュは2024年シーズンをどう思っているのだろうか。
元のレベルに
ダヴィ・ゴデュは、2024 ツール・ド・ジュラ サイクリングで、2022クリテリウム・デュ・ドーフィネ第3ステージ以来の2年振りの勝利をあげた。
だが、2024 ツール・ド・フランスでは期待されたレニー・マルティネスと共に不調をあらわし、総合65位と惨敗。コロナからの回復が万全ではなかった。
しかし、続くブエルタでは復調。トップ10に3度入る好調な走りで総合6位となる。
さらに、ツアー・ルクセンブルグの第5ステージで単独ゴールして今シーズンの2勝目をあげる。
タデイ・ポガチャルが独走したシーズン最後のモニュメント、イル・ロンバルディアでも9位に入ってシーズンを終えた。
ダヴィ・ゴデュのコメント
山あり谷ありだったから、自問自答することが多かったね。クリテリウム・デュ・ドーフィネからツール・ド・フランスの一連の流れは、ツール前の新型コロナウイルス感染症もあり、非常に複雑なものだった。
ツールの終わりに、歯の間にナイフを挟まれた。いつもツール・ド・フランスでは起きて、寝て、話して、走るのだが、今回はブエルタではこんな感じでやった。
ツールの後、ブエルタ・ア・エスパーニャで自分自身を見せたいという信じられないほどのモチベーションがあった。
ブエルタ・ア・エスパーニャでも素晴らしい走りをしたし、ツール・ド・ルクセンブルクでも勝つことができた。 イル・ロンバルディアでもいい形でシーズンを終えることができた。
シーズン終盤には、また自分自身を見つけることができたと思う。たくさんの困難なことを経験してきた。
残念ながら、それはキャリアの一部であり、経験しなければならない。しかし、私はそれを克服したと思う。
そして今では自分の人生に満足していると言える。私は自転車に乗ったり、走ったり、自分自身を傷つけたりすることさえ幸せなんだ。2025年にお会いしましょう。
2年振りに勝利したこと。シーズン終盤に尻上がりに調子が上向いたことでダヴィ・ゴデュはかなり楽観的になっている。レニー・マルティネスが去ったチームでは、来シーズンのツール・ド・フランスでの走りが期待される。
ダヴィ・ゴデュは、チームの期待に応えなければならない。
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