2024 ツール・ド・ワロニー第1ステージ 　スプリントを制したのは?

ベルギーで開催されるツール・ド・ワロニー。Ethias-Tour de Wallonie(2.Pro)

5日間で開催されるステージレース。

 

過去の優勝者

• 2023   フィリッポ・ガンナ
  
• 2022    ロバート・スタナード
  
• 2021　クイン・シモンズ
• 2020　アルノー・デマール
• 2019　 ロイック・ヴリーヘン
• 2018　ティム・ウェレンス
• 2017　ディラン・トゥーンス
• 2016　ドリス・デヴェナインス
• 2015　ニキ・テルプストラ
• 2014　 ジャンニ・メールスマン　
• 2013　グレッグ・ファンアーヴェルマート
• 2012　ジャコモ・ニッツォーロ

 

第1ステージ　　トゥルネー～フルーラス　179.2km

 

ユネスコの世界遺産に登録されているノートルダム・ド・トゥルネー大聖堂の麓でスタート。

今年は、第1ステージから石畳が3か所出てくるコース。一度フニッシュラインを越えてから40kmの地元のサーキットを走ってゴールとなる。

 

1. 2級山岳　Côte Hameau des Papins (0.6 km・9.2%)
2. 2級山岳　Côte de Mont Ellezelles (1.7 km・4.2%)
3. スプリントポイント　ニヴェル
4. Zone pavée (3.5 km)　石畳
5. Zone pavée (0.75 km)　石畳
6. Zone pavée (2.1 km)　石畳
7. スプリントポイント　Lambusart
8. 1級山岳　プチ トライ (1.2 km・7.3%)

 

注目のライダーは

• Alpecin – Deceuninck　ティモ・キーリッヒ、ミヒャエル・ゴグル
• Arkéa – B&B Hotels　フロリアン・セネシャル
• Red Bull – BORA – hansgrohe ヨルディ・メイウス
  
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ブロワ・コヌフロワ、ドリース・デポンド
• Groupama – FDJ　シリル・バルト、ポール・ペンホーエ
• Intermarché – Wanty　リリアン・リリアン・カルメジャーヌ、ロレンツォ・ロタ、マディス・ミケルス
• Lidl – Trek　ダリオ・カタルド、フアン・ロペス、ナットネル・テスファション、アレックス・キルシュ
• Movistar Team　イバン・ガルシア、ロレンゾ・ミレジ
• Team Visma | Lease a Bike　ミック・ファンダイク
• Israel – Premier Tech　サイモン・クラーク、コービン・ストロング、ディラン・トゥーンス、コービン・ストロング
• Lotto Dstny　アンドレアス・クローン、パスカル・エーンクホーン、アレック・セガート、フロリアン・フェルメルシュ、ジャスパー・デブイスト
• TotalEnergies　ジェフレ・スープ、ドリス・ファンゲステル
• Tudor Pro Cycling Team　マッテオ・トレンティン、アルベルト・ダイネーゼ
• Uno-X Mobility　フレドリック・ドゥバースネス

 

3人の逃げ

残り170kmから3人の逃げ。

1. ミヒエル・ランブレヒト(Bingoal WB)
2. ケネイ・デ・モイヤー (Pauwels Sauzen – Bingoal)
3. アンネシュ・スコーシェス　Uno-X Mobility

 

2級山岳　Côte Hameau des Papins (0.6 km・9.2%)

ポイント獲得順位は

1. ケネイ・デ・モイヤー (Pauwels Sauzen – Bingoal)　6ポイント
2. ミヒエル・ランブレヒト(Bingoal WB)　4ポイント
3. アンネシュ・スコーシェス　Uno-X Mobility　2ポイント

 

2級山岳　Côte de Mont Ellezelles (1.7 km・4.2%)

ポイント獲得順位は

1. ケネイ・デ・モイヤー (Pauwels Sauzen – Bingoal)　6ポイント
2. ミヒエル・ランブレヒト(Bingoal WB)　4ポイント
3. アンネシュ・スコーシェス　Uno-X Mobility　2ポイント

 

残り53.6kmで先頭は二人。

1. ミヒエル・ランブレヒト(Bingoal WB)　
2. アンネシュ・スコーシェス　Uno-X Mobility　

 

あ～、これは捕まった。

 

残り50.7km。集団が伸び始める。

 

Lotto Dstnyのパスカル・エーンクホーンが先頭で攻める。

 

Team Flanders – Baloiseのヴィクトル・ヴェルクィリエがアタック。

 

後方からAlpecin-Deceuninckのトビアス・バイアーが追っている。

 

トビアス・バイアーが追いつく。10秒の差だ。

 

先頭二人に、追走が追いつく。

 

先頭は10人くらいに。

 

Tudor Pro Cycling Teamのマッテオ・トレンティンなどが追いついたが、タイム差が開かない。

 

これは捕まるかも。パスカル・エーンクホーンもいる。

 

集団が後ろにいる。

 

シクロクロスライダーのピム・ロンハールも乗っている。

 

もう、捕まる。

 

残り1周

逃げは捕まって、残り1周に。

 

残り38.3km。このままかな。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドがアタック。

 

二人がわずかにリード。

1. ドリース・デポンド　Decathlon AG2R La Mondiale Team
2. セリエル・デサル　Bingoal WB

 

だが、逃がして貰えない。

 

Lotto Dstnyのジャスパー・デブイストがパンク。

 

Zone pavée (2.1 km)　石畳

Lotto Dstny先頭で石畳に。

 

さあ、逃げが出来るか。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのスタン・デウルフが攻める。

 

スタン・デウルフが単独となった。

 

スプリントポイント　Lambusart

あ～、後方が追いつく。スプリントポイントの獲得順位は

1. ブロワ・コヌフロワ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　5ポイント・3秒
2. マッテオ・トレンティン　Tudor Pro Cycling Team　3ポイント・2秒
3. スタン・デウルフ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　1ポイント・1秒

 

集団の前に少しでたけど、逃げるつもりはないのか。

 

マッテオ・トレンティンにブロワ・コヌフロワといるのに踏み込まない。

 

結局、集団が少し伸びただけに。

 

残り20.9km。これは決定打はなしか。

 

Arkéa – B&B Hotelsのルイ・バールがパンク。

 

83km/hとか、猛烈なスピードで走っている。登り前の位置取り争いだ。

 

1級山岳　プチ トライ (1.2 km・7.3%)

短い登りに突入。

 

Lidl – Trekのアレックス・キルシュがアタック。

 

縦長となったけれども、抜け出しとなるか。先頭はLotto Dstnyのアンドレアス・クローン。

 

アンドレアス・クローン先頭でポイントを越えた。

1. アンドレアス・クローン　Lotto Dstny　10ポイント
2. アレックス・キルシュ　Lidl – Trek　8ポイント
3. コービン・ストロング　Israel – Premier Tech　6ポイント

 

結局、逃げはできず。Team Visma | Lease a Bikeのペール・ストランド・ハーゲネスとUno-X Mobilityのフレドリック・ドゥバースネスも捕まる。

 

スプリントポイントはIsrael – Premier Techのコービン・ストロングが取っている。見ていても、どこがポイントなのかわかりにくい。というよりも、わからない。

 

残り4km。こうなるとスプリントなのだけど、一流スプリンターはツールに行っていたので、誰が有力なのか。

 

残り3km。Red Bull-BORA-hansgroheが先頭を引く。ヨルディ・メイウスで狙う。

 

残り2.3km。Intermarché – Wantyが先頭に。

 

Israel – Premier Techは、コービン・ストロングで狙う。

 

警官がいるのだけど、ちゃんと指示していない。左右にライダーが分かれてしまった。

 

結局混乱して、カーブで落車。何人かはコースミス。スプリンターが落車しては～。

•  ジャスパー・デブイスト (Lotto Dstny)
•  アルベルト・ダイネーゼ (Tudor Pro Cycling Team)
•  イバン・ガルシア (Movistar Team)
•  ルイ・バール (Arkéa – B&B Hotels)

 

モトバイクが落車位置から追い上げた関係で、ゴール前からの映像に。

 

Groupama – FDJがトレインが出来ているのか。

 

誰がくる?

 

左からGroupama – FDJのポール・ペンホーエ、Intermarché – Wantyのマディス・ミケルス、Red Bull-BORA-hansgroheのヨルディ・メイウス。

 

マディス・ミケルスとヨルディ・メイウスが抜けている。

 

真ん中から、Team Visma | Lease a Bikeのミック・ファンダイクもくる。

 

ヨルディ・メイウスが、もうハンドルから手を離している。

 

ヨルディ・メイウスがいち早く手をあげた～!

 

ゴールライン手前から勝利を確信していた。

 

2023 ツール・ド・フランスの最終ステージを勝利したスプリンターだ。

 

Red Bull-BORA-hansgroheは結局、ダニー・ファンポッペルをツール・ド・フランスには選択。その選択はあっていた?

 

ヨルディ・メイウスは、今シーズンの2勝目を飾った。アルベルト・ダイネーゼとイバン・ガルシアが落車でスプリントに参加できなかったのは残念。

ヨルディ・メイウスは、ボーナスタイム10秒を獲得して、初日のリーダージャージも獲得。

 

リザルト

優勝したRed Bull-BORA-hansgroheのヨルディ・メイウス

ナーバスな一日だった。集団のコントロールはあまりうまくいかなかった。アタックが多かったので、一緒にいて、いくつかの危険な状況を修正しなければならなかった。最後の上りで少し後退してしまったけど、赤点にはならなかった。

終盤の数キロで、スプリント勝負になることが明らかになりましたが、コーナーでトラブルがありましたね。

何人かは右に行くべきところを左に行った。ほんと驚いたよ。土壇場での方向転換を恐れていたんだ。幸いなことに、私は決勝を偵察していた。

かなりハードなステージで、フィナーレは超多忙だった。なんとかいいポジションをキープして、いいタイミングでスプリントを仕掛けた。

この勝利はチームメイトのおかげ。彼らはレースをうまくまとめてくれたし、優勝で締めくくることができて本当にうれしい。

今シーズン1勝しかできず、ツール・ド・フランスに行くことも許されなかった。これはリベンジの勝利だったのだろうか?

それ自体は問題ではない。どうしても行きたいというわけでもなかったし。チームのプレゼンテーションや最初のスプリントを見たときは、行きたかったと思ったけどね。

ブエルタもカレンダーにはない。チームはプリモッシュ・ログリッチとともに総合に集中したいようだ。

 

第1ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞

2024シクロクロスワールドカップリーダーのエリ・イーゼルビットがラッシュランキングのジャージを獲得。ロードでは、初めて表彰台では。