今年は、世界チャンピオンの証、アルカンシェルを着用してツール・ド・フランスにのぞんだマチュー・ファンデルプール。
しかし、マチューのツール・ド・フランスでのステージ優勝は見られなかった。昨年も逃し、その2週間後にグラスゴーで世界チャンピオンになった。
2週間後にパリでオリンピックのロードレースが開催されるのは偶然だろうか。マチュー・ファンデルプールは、今年のツール・ド・フランスについてどう思っているのか。
今年のツール・ド・フランスについて
最後のタイムトライヤルでは、普段乗っているバイクでニースのフィニッシュを目指しましたね。
タイムトライアルバイクにはあまり乗らないし、ロードバイクの方が好きなんだ。でも、いいタイムトライアルだった。いいフィナーレだった。
今年のツール・ド・フランスについては?
正直なところ、あまり満足はしていない。世界チャンピオンとしてステージ優勝することが目標だった。すべての目標がうまくいけば簡単なことだ。
チームとしては、ジャスパー・フィリップセンが3勝できたことに満足しているが、私のようなタイプにはチャンスが少ない。それは誰にでも当てはまることなので言い訳にはならないが、もっと近くでゴールしたかった。
調子自体はいい。今回のツールで故障した感じはない。今は主に忙しく、健康的に過ごさなければならないと思う。
ワールドカップに向けては、昨年を少し真似ることになるだろう。まずベルギーに行き、それからスペインに少し行くつもりだ。
仲の良い、タデイ・ポガチャルが総合優勝となりましたが。
とてもクールだ。彼がどのようなシーズンに乗っているかを見てみると… ジロも含めると、そんなことはほとんど忘れてしまいそうだ。信じられない。彼は歴史に残る人物だ。
オリンピックロードでは、タデイ・ポガチャルとは金メダルを争うライバルとなる予定だった。コース的には、グラベルの登りもあり、長い登りがなく、短い登りのインターバルコースだ。クラシックハンターにもチャンスがある。
なお、マチュー・ファンデルプールは、多くの選手が各国のクリテリウムで走るのに対して、今年は7月23日のローゼラーレ、ドビー・ナトゥルクリテリウムに出場するだけ。
あとは、じっくりと調整してオリンピックに備える。
コメント