第15ステージで、計画的にバイクをクライミング用に乗り換えたプリモッシュ・ログリッチだったが、カーベーサーで20秒のペナルティとなった。
このため、総合トップから43秒差となっていたのが、1分3秒となっている。バイクを変えたことで得られるメリットを上回るペナルティをくらってしまった。
これについて、休養日にプリモッシュ・ログリッチがインタビューに答えている。
気に入らないが変えることはできない
Primoz Roglic @rogla trocou de bike e pra voltar pro pelotão, pegou uma ‘carona’ um tanto quanto excessiva e foi penalizado em 20’’ no seu tempo na #GC. #LaVuelta24 #ciclismonaespn
pic.twitter.com/KJYcQMi1hf— BikeBlz (@BikeBlz) September 1, 2024
昨日のタイムペナルティについては、変えることはできない。20秒多く戻された。20秒少ない方がいいけど、20秒多いのも仕方がない。
今振り返ると、勝つことよりも失うことのほうが多かったと思う。
でも少なくとも、ラスト3kmは良かったよ。軽いギアがあったから、急勾配でももう少しスピンできたからね。でも振り返ってみると、あのようなことは二度としない。
しかし、将来的にはバイクを変更することを必ず検討する。すでに良い結果が得られている。
この20秒のペナルティにより、レッドジャージのベン・オコナーに1分3秒差で最終週となりますね。
彼は本当に調子がいいんだ。彼は素晴らしいライダーで、すでに大きな結果を残している。彼は信じられないようなパフォーマンスでタイムを稼ぎ、我々全員を引き離して独走した。
どの場所でタイムを伸ばせるかを指摘するのは本当に難しい。思っていたよりタイムが伸びることもあれば、逆にタイムが落ちることもある。
まだ1分差で、1週間前よりは確実に良くなっている。明日から日曜日までベストを尽くすだけだ。
10月末で35歳になりますが、もしオコナーを追い抜けば、2013年のクリス・ホーナー(41歳)に次いで、史上2番目に高齢のブエルタ勝者となりますね。
僕はまだ18歳だと感じている(笑)。でも、目が覚めたとき、20歳のときとは違うんだ。
歳をとればとるほど、いろいろなことが見えてくるものだけど、今のところ、若い連中と一緒にレースができるのは楽しいことだよ。
この輪の中にいられる限り、若さを保つことができるんだ。
プリモッシュ・ログリッチが逆転できるステージは、あと4つはありそう。守るベン・オコナーは耐えきれるだろうか。
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