ロシアのウクライナ侵攻により、UCIからレース出場を停止されたGazprom – RusVeloチーム。
3月27日がスボンサーを見つける期限だとチームからは報告されていた。
だが、チームは名前をGazprom – RusVeloからProfessionalCyclingTeamに変更。更にスボンサー検索は続けるという。
ProfessionalCyclingTeamに
We will continue searching for a new title sponsor. Together with a new team partner we will be able to immediately come back to racing under a new name and together decide which country our international team will be representing. pic.twitter.com/K9jrimhD6P
— Professional Cycling Team (@RusveloTeam) March 28, 2022
ジャージは、全くデザインのない白いユニフォームに。ロシアのライダーはトレーニングを続けている。
チームは、更にスポンサーを探すが、チーム予算の400万ユーロ(約5億5千万)を調達するのは容易ではない。
チームに所属するイタリア人は、GPインダストリアのイタリア代表チームに参加してレースをしている。
イタリア代表チームの監督、ダニエル・ベンナーティは積極的にGazprom – RusVeloのイタリア人ライダーを受け入れた。
このGPインダストリアでは、アレッサンドロ・フェデーリがディエゴ・ウリッシに続いて2位となっている。
アレッサンドロ・フェデーリはDELKOの解散に伴ってGazprom – RusVeloに2022年移籍した選手だ。キャリア3勝しており、勝てる力があるのに、またチームを探さないといけないのは辛い。
すでに、チームはスタッフとライダーに待つことは要求していない。
チームバス、チームカー、バイクなどがあり、スタッフを合わせて52人が職探しをしないといけない状態だ。
UCIは、3月1日から、ロシア国籍でもロシア、ベラルーシ以外の国籍のチームからならば出場出来るようにルール変更している。
ただ、今から他チームに移籍先を探すのは現実的に難しいのが現状だ。チームには、ウクライナの整備士や、ウクライナからの妻を持っているロシア人のスタッフもいる。
チームの国籍が変われば存続が可能かもしれないが、それはどうなるかはわからない。
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