イタリアではコッピ・エ・バルタリのステージレースが終了したが、続いてGPインダストリア(GP Industria(1.Pro)が行われる。
UAE Team Emiratesは、ディエゴ・ウリッシ、マルク・ヒルシ、ヤン・ポランツなど、そのままコッピ・エ・バルタリから連戦だ。
過去の優勝者
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2021 マウリ・ファンセヴェナント
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2019 マキシミリアン・シャフマン
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2018 マテイ・モホリッチ
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2017 アダム・イェーツ
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2016 サイモン・クラーク
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2014 アダム・イェーツ
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2013 SANTAMBROGIO Mauro
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2012 POZZATO Filippo
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2011 VICIOSO Ángel
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2010 RATTO Daniele
昨年は、Quick-Step Alpha Vinyl Teamのマウリ・ファンセヴェナントがプロ初勝利をあげたワンデーレースだ。
ランチャーノ~ランチャーノ 192.2km
イタリアのトスカーナ州で行われる第44回目のワンデイレース。
レースはラルチャーノの街の周りで、 2つの異なる環状道路で行われる。最初の22.3kmは、大きな高低差もなく4周回する。
次に、27.5kmのローカルサーキットを4周回。こちらはサン・バロント(登坂距離8.6km・平均勾配3.6%)の登りを4回登らないといけない。
ゴールは4回目の登坂を下ってゴールとなる。間違いなく少人数でのスプリントで決着となるだろう。
- 山岳 サン・バロント 8.6km・3.6%
- 山岳 サン・バロント 8.6km・3.6%
- 山岳 サン・バロント 8.6km・3.6%
- 山岳 サン・バロント 8.6km・3.6%
注目されるライダーは
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Astana Qazaqstan Team ヴィチェンツァオ・ニバリ
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BORA – hansgrohe マシュー・ウォールズ
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Trek – Segafredo トニー・ガロパン
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UAE Team Emirates ディエゴ・ウリッシ、マルク・ヒルシ
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Alpecin-Fenix ジェイ・ヴァイン
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Human Powered Health ベンジャミン・キング、チャド・ハガ
メンバー的にも、UAE Team Emiratesが群を抜いている。
スタート前
Astana Qazaqstan Team のアレクセイ・ルチェンコは、トレーニングで手首を骨折。当分出れそうもない。エースは、ヴィンチェンツォ・ニバリだ。
イタリアは曇り空かな。
まずは、パレード走行。地元イタリアのメンバーが多いTrek-Segafredo先頭で走りだす。
オフィシャルスタートからアタックがかかる。
5人が逃げていたが登りで全て吸収された。
集団はAlpecin-Fenixが先頭を引く。これはジェイ・ヴァインのためだ。
ヴィンチェンツォ・ニバリは、今日動いてくるかな。
残り49kmで誰もアタックをかけない。ただ集団は削られて32人しかいない。
単独でイタリア代表のアタックもあるが吸収される。
山岳 サン・バロント 8.6km・3.6%
Trek-Segafredoが登りで仕掛ける。
Trek-Segafredoのジャンルーカ・ブランビッラがアタック!
これに二人がジョイン。
更に、マルク・ヒルシもしっかりと追いつく。
先頭は9人となった。主なメンバーは
- ジャンルーカ・ブランビッラ Trek-Segafredo
- マルク・ヒルシ UAE Team Emirates
- エリック・フィター EOLO-Kometa
- 二コラ・エデ Team Arkéa Samsic
- PESENTI Thomas Beltrami TSA – Tre Colli
- WIRTGEN Luc Bingoal Pauwels Sauces WB
残り1周
先頭に乗せてないAlpecin-Fenixが集団を引いてゴールラインを通過。
先頭からジャンルーカ・ブランビッラがアタック!
アタックのスビードと、ボジションがメチャクチャカッコいい!
後続はあっけにとられて追えない。
後続は手を上げて追おうぜというけど、誰も追わない。
チャド・ハガ(Human Powered Health)が追走から追いついてきた。
まだ1回登りがあるのでタイム差をもっと稼がないといけない。
集団からは前の二人が見えてきた。
山岳 サン・バロント 8.6km・3.6%
ジャンルーカ・ブランビッラが捕まりそうだ。すでにチャド・ハガは吸収。
ジャンルーカ・ブランビッラは集団に吸収されてしまう。
さあ、ディエゴ・ウリッシが先頭で引く。
ディエゴ・ウリッシはマルク・ヒルシのために登りを引き倒す。
ディエゴ・ウリッシが外れた瞬間にマルク・ヒルシがアタック!
マルク・ヒルシの引きで集団は分裂。
4人が抜け出した。
だが、下りでまた人数が増えてくる。
ニコラ・エデがアタック!
一度捕まるが今度はマルク・ヒルシと共に飛び出す。
残り6.5kmだが逃げ切れるか?
後方から凄いスピードで後続が追ってくる!
残り2kmでヴィンチェンツォ・ニバリの引く追走に、先頭二人は捕まる。
カウンターアタックでヴィンチェンツォ・ニバリがアタック!
先頭はTeam Arkéa Samsicのマキシム・ブエ。
マキシム・ブエにディエゴ・ウリッシが張り付いた。
4人が前に抜けた。
ディエゴ・ウリッシは、しっかりと回りを見ている。
Trek-Segafredoのトニー・ガロパンが先頭でスプリント開始!
だが、ディエゴ・ウリッシがかわした。
ディエゴ・ウルッシが前に出る。
ディエゴ・ウリッシが先頭で粘る。
ディエゴ・ウリッシが先頭でゴール~!
一度は、登りでマルク・ヒルシのために引いてちぎれていたのに、しっかりと下りで追いついてくるのは素晴らしい。
すでに、次の展開をしっかりと頭の中にいれていたということだ。
昨年は、心臓の問題でシーズンインが遅れたが、今年はまた勝利を量産してくれそうだ。
リザルト
ディエゴ・ウリッシはインスタグラムで
私のトスカーナを応援してくれはすべての人に感謝します! 素晴らしい一週間は、インダストリアでの勝利で幕を閉じた。ありがとうございます♥
Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
---|---|---|---|---|
1 |
ULISSI Diego
|
UAE Team Emirates | 200 | 4:31:10 |
2 |
FEDELI Alessandro
|
Italy | 150 | ,, |
3 |
MEURISSE Xandro
|
Alpecin-Fenix | 125 | ,, |
4 |
TESFATSION Natnael
|
Drone Hopper – Androni Giocattoli | 100 | ,, |
5 |
VENDRAME Andrea
|
Italy | 85 | ,, |
6 |
BOUET Maxime
|
Team Arkéa Samsic | 70 | ,, |
7 |
GALLOPIN Tony
|
Trek – Segafredo | 60 | ,, |
8 |
TIBERI Antonio
|
Trek – Segafredo | 50 | ,, |
9 |
HIRSCHI Marc
|
UAE Team Emirates | 40 | ,, |
10 |
VERRE Alessandro
|
Team Arkéa Samsic | 35 | ,, |
11 |
FETTER Erik
|
EOLO-Kometa | 30 | ,, |
12 |
PESENTI Thomas
|
Beltrami TSA – Tre Colli | 25 | ,, |
13 |
NIBALI Vincenzo
|
Astana Qazaqstan Team | 20 | ,, |
14 |
EDET Nicolas
|
Team Arkéa Samsic | 15 | 0:08 |
15 |
WIRTGEN Luc
|
Bingoal Pauwels Sauces WB | 10 | 1:12 |
16 |
LOPEZ Harold Martin
|
Astana Qazaqstan Team | 5 | 1:25 |
17 |
BRAMBILLA Gianluca
|
Trek – Segafredo | 5 | ,, |
18 |
DOUBLE Paul
|
Mg.K Vis-Color for Peace-VPM | 5 | 1:31 |
19 |
GARCÍA PIERNA Carlos
|
Equipo Kern Pharma | 5 | 1:36 |
20 |
RAVASI Edward
|
EOLO-Kometa | 5 | 2:13 |
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