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2022 ラ・ルー・トゥランジェル  フランスのワンデーレースを制したスプリンターは?

海外情報
Photo credit: sybarite48 on Visualhunt.com
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フランス、サントル=ヴァル・ド・ロワール地域で開催されたラ・ルー・トゥランジェル(La Roue Tourangelle Centre Val de Loire – Trophée Groupama Paris Val de Loire)(1.1)

ヨーロッパツアーの1クラスのレースで今年で20回目の開催となる。今回ワールドチームの参加は4チーム。

 

歴代優勝者

  • 2021    アルノー・デマール
  • 2019  ライオネル・タミニオー
  • 2018 マルク・サロー
  • 2017  DASSONVILLE Flavien
  • 2016  サミュエル・デュムラン
  • 2015  ロレンゾ・マンザン
  • 2014  TULIK Angélo
  • 2013  DELAGE Mickaël
  • 2012  KUZNETSOV Viacheslav
アルノー・デマールに続く勝者は誰かな。

 

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シャトー・ルノー~トゥール 202km

コースマップ phsot larouetourangelle

 

アップダウンがかなりあるコース。フランス特有のクラシックコース。長い登りでも1kmくらいしかない。ただ距離は200キロを越えているので長丁場だ。

後半50kmには、コート・ド・ラ・モンテ・ジョーン、コート・ド・ボワ・ルノー、コート・デ・カルモー、コート・ド・レパンの短い登りが連続する。

最後は、スプリントで決着のつくコースだ。

 

逃げは5人

Tiz-cycling スクリーンショット以下同様

スタート直後から5人の逃げ。

  1. ヨナス・アプラハムセン(Uno-X Pro Cycling Team)
  2. Miguel Heidemann(B&B Hotels-KTM)
  3. NicolasDebeaumarché(St。Michel-Auber 93)
  4. Loris Trastour(Swiss Racing Academy)
  5. JEGAT Jordan(Team U Nantes Atlantique)

集団はCofidisがタイム差3分で追っている。

 

Uno-X Pro Cycling Teamは、来年以降ワールドチーム進出を目指しているので目立ってますね。

 

あまり動きがないままにレースは進む。Uno-X Pro Cycling Teamのヨナス・アプラハムセンが最後まで残るが、残り80kmで集団に吸収されてしまう。

 

最後の登りで6人が抜け出したが、集団も離れていない。ここにはCofidisのブライアン・コカールも乗っている。

普通にスプリントすれば勝てると思うのだけど、何故逃げに乗ったのか?

 

集団も40人くらいしかいない。Team Arkéa Samsicが先頭でゴールラインを通過。

 

Cofidisのアントニー・ぺレスが先頭を引く。チームメイトがいるからブライアン・コカールも逃げに乗っていても足は残すことが出来る。あわよくば少人数で逃げ切る作戦だ。

 

逃げている6人のメンバーは

  1. ブライアン・コカール Cofidis
  2. アントニー・ぺレス Cofidis
  3. クレマン・ヴァントゥリーニ TotalEnergies
  4. サンディー・ドゥジャルダン TotalEnergies
  5. フェロン・ヴァロンタン TotalEnergies
  6.  アレックス・ボーディン Swiss Racing Academy

 

残り1.7kmで先頭6人は捕まってしまう。足を使ったブライアン・コカールはどうする?

 

先頭はGroupama – FDJが固めた。

 

Groupama – FDJが3人のトレインを崩さないままゴール前まできた。ブラム・ウェルテンでゴールを狙う。

 

さあ、アシストが外れていく。3番手にナセル・ブアニがしっかりとついてる。ブライアン・コカールは、5番手だ。

 

先頭は、キャリア4勝をあげているジャコポ・グルニエーリ。

 

ジャコポ・グルニエーリにリリースされた、ブラム・ウェルテンが先頭でスプリント開始!

 

ナセル・ブアニがまくる!

 

ブライアン・コカールが後ろからまくるか?

 

あ~、ナセル・ブアニがそのまま押し切った~!

ナセル・ブアニは2020年パリ~ショニー以来、実に2年振りの勝利だ。上位フニッシュは繰り返していたが、勝利となると見放されていた。

今年もキャンプの落車で脳震盪。シーズンインも遅れていたのだけど。

これでナセル・ブアニはキャリア70勝目となった。

 

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リザルト

ナセル・ブアニのコメント

シーズン開始以来、2、3位をたくさん作っていたので満足している。前のレースよりもレベルが低かったと思うが、勝利を収めて戻ってくるのはいつでも良いことだ。

自信を持って、そして行われた仕事に対してチームに感謝する両方が重要だ。

チームは5人しかいなかったが、スプリントにたどり着くことが重要だと思う。それがアイデアだった。決勝で自分で管理しなければならなかったとしても、スプリントフィニッシュのシナリオが必要だった。

ローラン・ピションとケヴィン・ヴォークリンの最後のアシストは、最後の逃げを中止することを可能にした。

Groupama-FDJの数が多いのを見て、ハンドルを握った。スプリントをリードするのに最も代表的なチームだった。

それからラインから150mのところで努力した。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 BOUHANNI Nacer
Team Arkéa Samsic 125 4:39:03
2
 COQUARD Bryan
Cofidis 85 ,,
3
 DUJARDIN Sandy
TotalEnergies 70 ,,
4
 BOUDAT Thomas
Go Sport – Roubaix Lille Métropole 60 ,,
5
 WEEMAES Sasha
Sport Vlaanderen – Baloise 50 ,,
6
 WELTEN Bram
Groupama – FDJ 40 ,,
7
 VENTURINI Clément
AG2R Citroën Team 35 ,,
8
 MANZIN Lorrenzo
TotalEnergies 30 ,,
9
 FROIDEVAUX Robin
Swiss Racing Academy 25 ,,
10
 MORIN Emmanuel
Team U Nantes Atlantique 20 ,,
11
 PAGE Hugo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 15 ,,
12
 PEÁK Barnabás
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 10 ,,
13
 BAUDIN Alex
Swiss Racing Academy 5 ,,
14
 THIJSSEN Gerben
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 5 ,,
15
 MIFSUD Andrea
Nice Métropole Côte d’Azur 5 ,,
16
 GUARNIERI Jacopo
Groupama – FDJ 3 ,,
17
 FUENTES Ángel
Burgos-BH 3 ,,
18
 BAGÜES Aritz
Caja Rural – Seguros RGA 3 ,,
19
 LEVEAU Jérémy
Go Sport – Roubaix Lille Métropole 3 ,,
20
 GUÉGAN Maël
Team U Nantes Atlantique 3 ,,

 

 

 

 

 

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