UAE-Team Emiratesのポイントゲッターでもある、ディエゴ・ウリッシ(ULISSI Diego)が大ピンチだ。
チームの健康診断で心臓の不整脈が見つかった。現在、本人は全く自覚症状もなく、なんの異常も感じてはいない。
だが、2つの新しいテスト(不整脈を強調したホルター心電図24時間、および心臓MRIスキャン)により、心筋炎の結論が導き出されたと言う。
今後、どうなってしまうのだろうか?
今シーズン絶好調だったのに
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心筋炎とはどんな病気なのかと言うと
心筋炎とは 主にウイルスが心臓の筋肉(心筋)に感染し心筋細胞に炎症が起こり、心筋の本来の機能が失われ、ポンプである心筋の収縮不全や不整脈を生じる疾患です。心筋の炎症を起こす原因には、ウイルス以外の細菌や寄生虫による感染、薬物や毒物による中毒性、膠原(こうげん)病などの全身疾患に続発するものがあります。
心筋炎は心臓の筋肉の炎症であり、通常はウイルスによって引き起こされる。
治療は投薬などになるが、心筋炎の人は回復中の運動を避けるように言われることがある。つまり、ディエゴ・ウリッシはトーニングもしてはいけないということだろう。
治療は数か月とも言われており、復帰の時期は未定となっている。
ディエゴ・ウリッシはプロ・アマ含めてキャリア通算48勝を上げている。
今シーズンは特に絶好調で、成績を見てみると
今シーズン5勝でUCI個人成績では8位という素晴らしい成績を上げている。数か月離脱ということだが、長引けばシーズンを棒に振ってしまうことになる。
ディエゴ・ウリッシは公式サイトで
心配や怒りの気持ちを隠すことはできません。私はそれらの兆候を一度も見たことがない。
健康が優先されることを念頭に置いて、一時的なものになることを願って、今休憩します。
1月から10月にかけて一貫してハイレベルなパフォーマンスを行い、UCIの個人ランキングでトップ10を獲得し、おそらくこれまでで最高のシーズンを終えたところだ。
すでに2021年の準備を始めていて、昨年の結果に基づいて構築したいと思っていた。
しかし今、私はこの予期せぬ状況に直面している。私の心の状態は誰にとっても理解できると思う。
調子が良いのに、休まないといけないというのは残念なことだろう。チームにとっても大きなマイナスだ。早期に復帰出来るように回復を願っておきたい。
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