ウルフパックことDeceuninck-Quick-Stepは、ツールのステージ優勝5回。
ジュリアン・アラフィリップのイエロージャージ着用、マーク・カヴェンディッシュのグリーンジャージ着用と、Deceuninck-Quick-Stepは、とんでもない活躍をツールでやっている。
チームのボスであるパトリック・ルフェーブルが、マーク・カヴェンデッシュの奇跡的な復活について説明する機会があった。
ここでチームのGMは意味深なことを語っている。
2度と戻ってこない
😃😃😃#TDF2021
Photo: @GettySport pic.twitter.com/bWzKTXIHps— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) July 15, 2021
パトリック・ルフェーブルは成功に慣れているが、今回のツールでチームがこれほどのパフォーマンスを見せたことは、彼にとっても驚きだった。
予想外だった。アラフィリップはもちろん順当だったが、カヴェンディッシュはギャンブルだった。
ツアー・オブ・ターキーでもパロワーズでも優勝したが、その時にはすでにベネットとの物語は始まっていた。その時、カヴェンディッシュを連れていくことにした。
今回のツールでは、サム・ベネットがカブと交代。そして、カレブ・ユアンが第3ステージで鎖骨骨折してリタイヤ。その後もスプリンターの離脱が相次ぐ。
アルノー・デマール、サガン、ティム・メルリエ、ナセル・ブアニ、ブライアン・コカールと次々とスプリンターが去っていった。これもレースと言えばそうだが、カブにとっては運が味方したとも言える。
来年は、サム・ベネット、ディラン・フルーネウェーヘン、カレブ・ユアンと戦わないといけない。
36歳という年齢を考えれば、今回のツールのようなことが2度と起こらないことを理解しないといけない。
これについて、パトリック・ルフェーブルは
年を取りすぎないように救ってあげたい 、と思っている。たとえば彼がレースを続け、来年彼を獲得したとしよう。
だが、今年の4回のステージ優勝や、なぜその時はうまくいかなかったのかということが常に言及されるだろう。
最も、美しい去り際はパリのシャンセリゼで優勝して去ることだ。だが、マーク・カヴェンデッシュは走れる限り続けたいと言う。
36歳という年齢を考えると、今年のツールは予想以上の最高の結果が得られたと言って良い。カッコよく去る時も決めて貰いたいがどうだろう。
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