2021ツール・ド・フランスの最終日から東京オリンピックが開始される日程がとても、タイトなのは皆さんもご存じのはず。
だけど、ツール・ド・フランスの最終日まで走ると、東京オリンピックの自転車ロードとタイムトライヤルは出場出来ない可能性があると言う。
日本での対応
現在のスケジュールではツール・ド・フランスの最終日は7月18日にパリで終了する。その6日後の7月24日土曜日に男子ロードレースが行われる。
通常ならば、タイトなスケジュールというだけでコンデションに関わらず出場は可能だ。
これが、出来なくなりそうな理由として、東京オリンピックの開催に向けて海外から来る外国人選手に2週間の検疫義務を課すかもしれないという情報があるからだ。
2週間ホテルに缶詰めになった場合、7月24日から7月28日までに集中している自転車競技には全て出れないことになる。
ニュースでご存じの通り、日本は世界のほとんどの非居住外国人の入国を禁止すると発表。来年1月から適用される。これは英国などで発生している感染力の高いコロナの影響を考えてのことだ。
アスリートトラック
これまでの考えでは、ツール・ド・フランスと女子のジロ・ローザに出場した選手は、
- レース前のUCI認可バブルの中にあったか
- コロナの予防接種を受けているか
などをクリアーしていれば、検疫期間が制限されて入国できると考えられていた。
アスリートは検疫期間を設ける代わりに、数回のスクリーニングテストを受けていれば大丈夫であるという考えだ。いわゆる「アスリートトラック」システムと呼ばれる考えだ。
これが日本から出てきた規則である14日間の検疫期間が一様に必要となれば覆される。
最新情報では、オリンピック選手の検疫義務に関する決定はまだない。日本政府はまだIOCと話し合っておらず決定ではない。今後の動向を見守ることになる。
多くのメダル候補が困る問題であり、もし決定されれば選択を迫られる選手は数多く発生する大きな問題となる。
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