2017年には英国選手権ロードとTTの両方を制し、ツール・ド・フランスでも2ステージを獲得。2016年にはツアー・オブ・ブリテンの王者にもなっていたスティーヴン・カミングス。
最後は、落車して骨折で引退となってしまい、残念な終わり方をしていた。
スティーヴン・カミングスのツアー・オブ・ブリテンのケガの様子は?
ツアー・オブ・ブリテン第5ステージで落車したスティーブン・カミンググスの様子がわかったので報告。 リバプールの脳神経外科で徹底的な診断を受け、胸椎の4つの椎骨を骨折したことが判明。背骨の骨ですから重症ですが、すでに退院している。 幸いなこと...
2017年英国チャンピオンのスティーヴン・カミングスの移籍先はない
移籍するのか、契約延長となるのか、ずっと追っていたスティーヴン・カミングス。 そして、Team NTTの発表と共に日本人選手の入部正太朗の契約で来季のTeam NTTのメンバーは決定してしまった。 その中に、スティーヴン・カミングスの名前は...
まだまだ走れる力を持っていながらの引退は惜しいものがあり、何度か記事にしていたので気になっていたのだけど。
そのスティーヴン・カミングスは古巣であるイネオスに開発ディレクター兼コーチとして復帰することが決まった。
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カミングスは今年の変わり目に正式にチームに加わり、開発スポーツディレクターおよびコーチとしてさまざまな役割を担うことになる。
レースをやめたとき、自分が何をしたいのか本当にわからなかった。人生でもう少し必要だと感じたので、勉強を始めた。私はいくつかのことをしようとしたが、上手くいかなかった。私はいつもデイブと連絡を取り合っていて、しばらくの間さまざまなことについて話したが、最終的に彼は私にチームの一員になる機会を提供してくれたんだ。私が行った研究の多くはリーダーシップに関するものであり、どこに行っても、デイブが例として使用されている。彼は私にとってお手本のようなものだ。
スティーヴン・カミングスは、Team Sky、BMC Racing、Dimension Dataと渡り歩いてきた。
2020年に学位を取得し、テレビの解説などもしていたが、スポーツへの情熱と競争力が彼を引き戻したと言っても良いと語っている。
イネオスは、昨年のジロから攻撃的で見せるレースをしており、逃げて勝利を上げていたスティーヴン・カミングスの走り方と似ている。
これから、チームに合流してコーチングを学んでいくだろうが、いつの日かサポートカーからライダーに檄を飛ばす彼の姿が見られることだろう。
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