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スティーヴン・カミングスのツアー・オブ・ブリテンのケガの様子は?

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Photo Yuzuru Snada
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ツアー・オブ・ブリテン第5ステージで落車したスティーブン・カミンググスの様子がわかったので報告。

リバプールの脳神経外科で徹底的な診断を受け、胸椎の4つの椎骨を骨折したことが判明。背骨の骨ですから重症ですが、すでに退院している。

幸いなことに、それ以上の神経学的損傷は発生してなくて、手術は必要ないとのこと。

一安心ですが、完全に回復するにはシーズン終了までレースには参加できなくなってしまった。

 

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今シーズンの最後のレースとなるかも

チームの発表は、スティーヴン・カミングスの契約が今シーズン限りとなっていることに重要な意味を追加してしまった。

別のチームとの新たな契約がなければ、プロとして最後のレースになった可能性もある。

カミングスクラッシュの前日に、 2020年にもう1シーズン、Dimension Dataでレースをしたいと考えていると語っていた。

だが、契約更新の話がなければ、プロのサイクリングキャリアが終わったことを受け入れ、人生の次の段階に前進するだろうとも語っていた。

 

 

ケガの影響は大きく、今シーズンは満足な成績が残せなかったが、英国TTでは3位の成績。

2017年には英国国内ロードとTTの両方を制している。ツール・ド・フランスでも2ステージを獲得しており、2016年にはツアー・オブ・ブリテンの王者にもなっている。

わずか、2~3年前の話だ。38歳という年齢もあるだろうが、まだまだ走れる力は十分にある。

スティーヴン・カミングスはスポーツ管理の学位を取得するために勉強しているという。

勉強して学び続けたい。このスポーツではそれが重要であり進歩をしたいと考えている。

たとえ、引退となっても努力し続けたいという姿勢は素晴らしい。

同じチームのマーク・レンショーは満足して引退レースを走り終えた。

 

スティーヴン・カミングスの場合、ケガをして引退というのは寂しすぎる気もする。

最後まで、あきらめずに走り続ける姿も見たかった。

 

こちらは、ツール・ド・フランス2016 ステージ14 のハイライト。ティボー・ピノとロマン・バルデをぶち抜いてステージ優勝を飾った。

 

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