現在、ツール・ド・スイスに出場しているGroupama – FDJのアルノー・デマール。
第2ステージでも2位で、ツール・ド・フランスに向けて順調な仕上がりかと思われたのだけど、チームからは無常にもツール・ド・フランス落選の報告が届いている。
これには、アルノー・デマールは激怒。
ツール落選に失望
🍾 🍾🍾 pic.twitter.com/TwzTTicsuT
— Équipe Cycliste Groupama-FDJ (@GroupamaFDJ) June 4, 2023
今シーズンのアルノー・デマールは尻上がりに調子を上げていた。ツール・ド・スイスの前には、上記のツイート写真のように、ブリュッセル・サイクリングクラシックで勝利。
今シーズン2勝。そして、今年はジロにも出場していない。当然、自分がツール・ド・フランスに出場出来るものと思っていた。
実力的に申し分ない。ジロ・デ・イタリアステージ優勝8回。ポイント賞を2回。ツール・ド・フランスでも2勝をあげている。キャリアでは93勝をあげているトップスプリンターの一人だ。
アルノー・デマールは、ツールセレクト落選を受けて怒りをぶちまける。
私は腹が立った。何年も経ってから彼らが私にしたことは痛ましいことだ。先週の木曜日、マルク・マディオからその知らせの電話があった。
私は激怒し、失望した。本当にそのために頑張ってきたのに。この冬は犠牲を払った。助っ人は一人しかいないし、特定の段階では働かなければならないことは分かっていた。
私はGMのマディオの心を変えようとはしなかった。とにかく無駄だった。私は彼に、これほど美しい年月が続いた後で、これはとても痛いことだと言ってしまった。感情的になっていたんだ。
そして、彼もそれを理解し、感じてくれることを願っている。
彼らはずっと前に決断していたが、それを知ったのが遅すぎる。本当に行きたいと思っていた。私の家族はすでにツールのために休暇を予約しており、妻はすでに休息日用のホテルを取っていた。
チームとは、まだ契約更新の話もないと言われてますが?
ここに残りたいかどうか? 選択ができればよかったと思う。チーム内でスプリントトレインに投資する熱意がますます薄れているように感じていたが、私はここに長くいるので、特にそう思う。
だが、チームへの思いは、それ以上の意味があった。
1月にダヴィ・ゴデュが、あなたと一緒にツールに行きたくない、とはっきりと発言した会話が流出しましたが、それも関係している?
それが役割を果たしたかどうか?彼はリーダーだから何か言うことはあるだろうが、彼はチームマネージャーではない。
繰り返しになるが、パリ〜ニースで私はその確執に終止符を打ったということを示した。私はそこでダヴィ・ゴデュのために働いた。
会話が漏洩したあの事件の後、私は自分自身を大事にした。私は沈黙を守り、ダヴィ・ゴデュを不安定にしないようにチームが望んでいることをした。
するとマディオは私に感謝し、素晴らしい紳士だと言ってくれた。まあ、これは素晴らしい感謝だ。
チームは、ダヴィ・ゴデュを中心に山岳重視の布陣で臨む。ネットフリックスシリーズの第2段があっても、アルノー・デマールが登場することはない。
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