エベレストチャレンジの記録更新が止まらない。
今回エベレストチャレンジの記録更新したのは、以前にも記録をもっていたローラン・マクラフラン(RonanMc Laughlin)。
以前の記録更新の際には、リア3速のS-Works Tarmac SL6だった。
今回破られたのは、アメリカのサイクリスト、ショーン・ガードナー(Sean Gardner)26歳の記録で、6:59:38で7時間の壁を破っていた。
これをローラン・マクラフランは、20分近く縮めて6時間40分54秒にしている。驚異的な記録更新だ。
バイクも軽量化
The moment @ronanmclaughlin finished his #Everesting challenge.
Stay tuned for our feature documentary on his world record ride! https://t.co/6NlKwfkwj3 pic.twitter.com/6uVHNbXSAA
— CyclingTips (@cyclingtips) March 29, 2021
記録を達成したのは、アイルランドのMamore Gapの登り。810mの真っすぐな登りで1回で117mの獲得標高がある。平均勾配14.2%。
無事に素晴らしい記録を達成したが、下りの途中でパンクしてしまっている。この時にはスーパータックで下っていたから、凄いスピードを出していたはず。
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残り10周ほどのところでリアタイヤがパンク。
下り坂で、トップの折り返し地点から加速してスーパータックをしているときに起こったんだ。一瞬、もうダメだと思ったが、どうにか持ちこたえた。
バイクはまるで雄牛のようで、スピードを落とさせようと戦っていた。一時は、タールにぶつかるリスクを冒すくらいなら、溝に突っ込んでしまおうと考えたこともあった。でも最終的には、残りの下り坂を足を引きずって下り、最後のターンではスペアのバイクに乗り換えた。
スペアバイクで2周走り、その間にメカニックがメインバイクのホイールを交換していた。予想通り、この交換作業で少し時間をロスしてしまった。
本当に落車しなくて良かった。
このパンクで、1分30秒ほどタイムロスをしている。
今回バイクは、S-Works Tarmac SL6ではなく、ジャイアント。ホイールはCADEXのようにみえる。サドル・レバー・ブレーキ、クランク、カセット、ペダルも軽量化されたようだ。
ただ、リアカセットを3速以外は外すなどはしていない。
軽量化されたバイクの詳細については、また情報があれば報告する予定。
今回のローラン・マクラフランのStrava記録はこちら。
まだまだ、記録更新できそうだけど、他のライダーが挑戦する気にならないほどの大記録だ。
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