ヴィンチェンツォ・ニバリは2013年と2016年にジロ・デ・イタリアで総合優勝。2010ブエルタ・ア・エスパーニャ、2014ツール・ド・フランス総合優勝。
ニバリは3つのグランドツアーすべてで優勝した7人のレジェンドの一人。
- フランス : ジャック・アンクティル、ベルナール・イノー
- イタリア : フェリーチェ・ジモンディ、ヴィンチェンツォ・ニバリ
- ベルギー : エディ・メルクス
- スペイン : アルベルト・コンタドール
- 英国 : クリス・フルーム
ヴィンチェンツォ・ニバリは、自分達が走っていた時のレースと今のレースには違いがあり、どちらが良いとは言わないけれど、昔のほうがエキサイティングだったと語る。
データと数値に支配されている
ヴィンチェンツォ・ニバリは、ジロ・デ・イタリアが開催されたアルバニアでインタビューに答えている。
今はワットとデータがすべて。 以前はもっとレースの読みがあった。 タデイ・ポガチャルが100km地点でアタックするのは印象的だが、私の時代はバイクの上での知性も高く評価されていた。
それがいいとか悪いとかじゃなくて、ただ違うんだ。 ライバルを翻弄する戦略の方が好きだった。 即興の余地があった。 今日はすべてが測定されて慎重だ。
今年のジロについては?
プリモッシュ・ログリッチには経験と野心がある。 フアン・アユソーは若いが、素晴らしい実力を持っている。
ジュリオ・チッコーネは優勝を経験しており、今が絶好調だ。 表彰台のチャンスは? 簡単ではないが、彼は良さそうだ。
現在のライダーの契約は100万ドルとなってますが、これについては?
今、彼らが高収入なのはいいことだよ。 サイクリングは二流のスポーツではない。 非常に高いレベルに達しているし、ライダー、チーム、ファン、すべてがそれにふさわしい。 サイクリングは今やセリエAだ。
時代は変わってレースのやり方は変わったけれど、サイクリングのグローバル化によりヨーロッパ以外でも関心が高まっているのは良いことだとも述べている。
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