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2025年のサイクリング技術予測 何が普及するだろうか?

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UnsplashBoliviaInteligenteが撮影した写真
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新年となって予測される技術はなんだろうか。

色々と考えて編み出されるけれど、少しでも変わっているとUCIが待ったをかけるので中々浸透しないものも多い。

普及していくのは、既存の技術だけなのだろうか。

 

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40mmのタイヤ幅

 

タイヤの幅は、毎年サイズが拡大している。プロのロードレースの世界でも25mmから28mmを使うライダーが増えている。

グラベル区間でもあると、32mmというタイヤ幅を使うのが一般的になりつつある。

Pirelliからは、40mm幅のP Zero Race TLR スリックタイヤが発売された。今後、40mmというタイヤでレースすることがあるだろうか。

一説では、32mmがタイヤ重量などを考慮すると最適と言われているけれど、更に広がることもあるかもしれない。

 

中国のバイクブランド

 

Astana Qazaqstan Teamが、XDS Astana Teamとなり、WilierからXDSのバイクに2025年から乗り換える。

 

カーボン製品自体、アジアで生産されており中国でも作られている。XDSがワールドツアーに参加することになり、今後中国ブランドのバイクが市場に大きく参入してくるのは間違いないだろう。

これで価格も下がればいうことなしなのだけど。

中国ブランドのWheelTopは、14速に対応したグループセットも開発している。SRAMの半額であり、ワイヤレスなので組付けも簡単だ。

今後、中国製品のグループセット、さらに中国ブランドのホイールも見かけることになりそうだ。

 

フックスリム

 

2024 ツール・ド・フランスでは、6チームがフックレスリムを使用したことがわかっている。

ただ、これが完全に普及するにはタイヤとリムの互換性がきっちりと確認されていないと難しい。メーカー推奨の組み合わせを使わないと危ない。

 

この点について、UCIも調査をしている。

 

ただ、リムのフックがいらないことでホイール重量は軽減され、製造工程も省略される。最近のハイエンドホイールのリムもフックレス製品が増えており、今後も増えることが予想されている。

 

エアロ専用バイクの復活

 

2025年シーズン、UAE Team Emirates XRGのメンバーによってColnago Y1Rsが勝利を重ねるはず。

Colnagoがエアロに特化したモデルを出したことで、1台で全てを完結するオールロードから、エアロ専用モデルを復活されるブランドが増えることが予想されている。

Uno-X Mobilityは、2025年からRidleyにのるが、巨大なヘッドチューブの新型バイクを試している。これもUCIのフレーム規制ルール改正から生み出されたエアロバイクだ。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamが乗る新型RCR-Fもエアロに特化している。他社と比べてコストパフォーマンスが高いと呼ばれるエアロロードだ。

 

タイヤ空気システム

 

走行中にタイヤの空気圧が変えられるシステムはパリ~ルーベやグラベルレースで、すでに使用されている。

ワウト・ファンアールトもすでにテスト済み。Team Visma | Lease a Bikeのメンバーは昨年使っていた。

 

2023年には、Team DSMもパリ~ルーベで空気調整システムScope Atmoz使用すると言っていた。ただ、これは実現していなかったはず。

 

しかし、マテイ・モホリッチのように空気圧をさげてどうすんだという人もいるので、全員が納得して使う訳ではないようだ。

 

安価なスマートトレーナー

 

スマートトレーナーはまだまだ高いけれど、10万円以下で少し頑張れば手の届く価格の製品が登場するはず。

スマートトレーナーのメリットは計り知れない。寒い日や雨の日には、準備をすることなく始められるし、事故にあうこともない。

ハイエンド製品は高くて手が出せないけど価格が抑えられた製品ならば購入して使ってみたくなるはずだ。

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