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マリアンヌ・フォスは自動膨張タイヤシステムでUCIグラベル世界選手権を勝利

機材情報
Photo credit: Phil Roeder on VisualHunt.com
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Team Visma | Lease a Bikeのマリアンヌ・フォスは、UCIグラベル選手権で、UCI世界選手権ロード王者のロッテ・コペッキーをスプリントで破って勝利した。

この時、マリアンヌ・フォスが使用していたのが Gravaa KAPS (Kinetic Air Pressure System) 自動タイヤインフレーターシステムだ。

自動的に空気圧を調整できるシステムで、2023 ドワルス・ドール・フラーンデレンでJumbo-Vismaのエドアルド・アッフィニ、ディラン・ファンバーレ、クリストフ・ラポルトが使っていたシステムの進化版だ。

 

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Gravaa KAPSシステムのおかげか?

 

上記の動画のようにマリアンヌ・フォスは、ロッテ・コペッキーをスプリントで破っている。

37歳にして、3度の世界ロード王者に加えてグラベル世界王者の称号も手にいれた。

今回のグラベルレースには、ロレンナウィーブス3位、パック・ピーテルス4位も出場しており、ロードレースと変わらない世界トップレベルのレースだった。

このレースで最後に勝てたのは、Gravaa KAPSのおかげではないかと言われている。当然、グラベルレースではパンクをさけるために空気圧を下げて走ることが多い。

だが、最後のゴールでは舗装路であり、空気圧が高いほうが有利なのは当然だ。

しかし、最初からタイヤの空気圧を下げて走っていると最後のスプリントでは不利。ここで、マリアンヌ・フォスはタイヤの空気圧を手元のスイッチで上げていたはずだ。

さらに、マリアンヌ・フォスのタイヤは、33mm 幅の Vitorria Dugast シクロクロス タイヤ。他のメンバーは、38~42mm のVitorria Terreno Dryタイヤだった。

ちなみにロッテ・コペッキーは、 Roval Terra CLX II ホイールにSpecialized Pathfinder グラベルタイヤを装着していた。多分タイヤ幅は38mm。

これもスプリントでは違うだろうし、タイヤの重量も違う。

ロッテ・コペッキーが、空気圧の低いタイヤで、幅広タイヤだったのならば、スプリントしても力が伝わらなかったのは、十分に考えられる。

このシステムだけで勝てた訳ではないだろうけど、有利になったのは確かだ。

 

 

上記は、Gravaa KAPSを使えば勝てるよと言っているGravaaの最新動画。

最新版は、DT SwissとReserveが主要パートナーとなり、同ブランドにリムを供給することになると伝えられている。

 

 

 

 

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