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ドワルス・ドール・フラーンデレンでJumbo-Vismaが調整可能なタイヤ空気圧システムをテスト

機材情報
Photo credit: Cindy Trossaert on Visualhunt
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Jumbo-Visma は、ドワルス・ドール・フラーンデレンで KAPS調整可能タイヤ空気圧システムを試していた。

エドアルド・アッフィニのCervélo S5は、石畳のクラシックの開始時にリザーブホイールセットにテクノロジーがインストールされた状態で撮影されTwitterに投稿された。

これは、手元のコントローラーでタイヤの空気圧の変えることのできるシステムだ。

 

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KAPS調整可能タイヤ空気圧システム

 

システムは、ハブとチューブレスタイヤのバルブに伸びるホースで行われる。KAPSはKinetic Air Pressure Systemの略。

具体的には、ホイール ハブにある 250gのポンプシステムが、ホイールの回転によって駆動される。

ハンドルバーのボタンを使用して、ライダーはタイヤの空気圧を数秒で増減できる。これは直接行うこともできるが、圧力リザーバーを介して行うこともできる。

これと同じシステムをTeam DSMが2022パリ~ルーベで使用すると言われていた。結局使われなかったのだけど。

 

サイクルコンピューターに空気圧の情報も出るので、最適な空気圧で走ることが出来る優れものだ。

 

メリットは?

Image credit: gravaa

 

このシステムを使って得られるメリットはなんだろうか?

  • 石畳では空気圧を引くくして走りやすく
  • アスファルトでは空気圧を高くして転がり抵抗を30W低減

 

これに加えて、チューブレスタイヤの場合にはパンクを検出した場合に、空気を入れることも可能となる。

一般のライダーが使用しようとすると、Gravaaホイールセットを買う必要がある。価格は€4,299(約60万円)と高価。ちょっと使ってみようかというシステムではない。

 

Jumbo-Vismaは、次のパリ~ルーベで使うのだろう。石畳とアスファルトが交互に現れる場合、空気圧を変えて走ることは最適な状態で走れることになり有利なのは確かだ。

Gravaaは、石畳のセクターでより低いタイヤ空気圧を使用することによるワット数の節約に関する情報を共有している。

パリ~ルーベのCamphin-en-Pévèleセクターでのテストでは、タイヤ圧力を6barから3barに下げると、35km/hで 25ワットの節約が示された。

テストライダーのタイヤ圧力を4.5barから2.5/3bar に下げると、時速35kmで57ワット節約できると言う。

Jumbo-Vismaのライダーが、今後も使うのか良く見ておきたい。

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