ほんの2～3年前まで、クラシックといえば常勝軍団はQuick Stepだった。ウルフパックと言われる集団は、どこからでも攻撃し、チームの波状攻撃は止められない状態だった。
これを示すのが勝利数。
- 2022 47勝
- 2021 65勝
- 2020 38勝
- 2019 69勝
- 2018 70勝
- 2027 56勝
少しずつ陰りが見えている。今年もすでに18勝上げているが、クラシックでの勝利は皆無。これについてGMのパトリック・ルフェーブルはどう考えているか?
また、ジュリアン・アラフィリップはドワルス・ドール・フラーンデレンの後に2時間の追加ライドを行っている。この理由とは?
ジュリアン・アラフィリップは2時間の追加ライドに
Knokteberg is the next hill on the course of #DDV23.
We have @alafpolak1 and @ballero_94 in the reduced peloton.
Photo: @BeelWout pic.twitter.com/KS2sPPBkK4
— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) March 29, 2023
スプリントを狙うティム・メルリエが残り72kmの石畳の登りでクラッシュ。ジュリアン・アラフィリップは、ディレーラーの破損で力を発揮出来ず。
最後は、逃げるクリストフ・ラポルトに集団が追いつかないという事態になってしまい、Soudal – Quick Stepは、ダヴィデ・バッレリーニの7位という結果に終わっている。
ジュリアン・アラフィリップのレース後のコメント
私たちはできることを最大限に引き出した。とても緊張していて、誰かが私のディレイラーにぶつかった。フロントディレイラーが壊れた状態でレース全体に乗った。
バイクを変える瞬間を見つけるのは難しい。それはまだかなりうまくいったので、それでレースを終えることにした。後悔はない。
勝つ可能性が最も高かったのはダヴィデ・バッレリーニのスプリントだった。だが、彼は、グループにはまだ非常に強力なスプリンターがいたにもかかわらず、彼の足は素晴らしいものではないと私に言っていた。
次のロンド・ファン・フラーンデレンについては?
フランダースのツアーはもっと長く、確かにもっとタフになるので、トップ近くでレースをして、そのような努力をすることができて良かったと思う。
難しい日だったけど、いいレースだった。ポジショニングにミスはなかったが、ティシュ・ベノートが登りで加速したとき、私は限界に達していた。
レースが良いトレーニングになりましたか?
まだ終わっていない。あと2時間トレーニングライドに向かう。
この追加ライドの理由については、GMのパトリック・ルフェーブルが答えている。
パトリック・ルフェーブルは
Good effort today, guys!#DDV23
Photo: @BeelWout pic.twitter.com/zGsIjIXFL1
— Soudal Quick-Step Pro Cycling Team (@soudalquickstep) March 29, 2023
ウルフパックに代わってJumbo-Vismaがレースを支配していることについては?
それに慣れることはない。私たちは彼らに反撃しようとしているが、現時点でできることは何もない。レースをコントロールしないのは私たちのスタイルではない。日曜日までにイヴ・ランパールトがどのように回復するかを見ていく。
ダヴィデ・バッレリーニは改善しており、うまくいけばジュリアン・アラフィリップが決勝をドライブするだろう。
マチュー・ファンデルプールとタデイ・ポガチャル、Jumbo-Vismaの支配に対抗する武器はないのですか?
彼らがそうしているからといって、彼らがレースをコントロールしなければならないとは言えない。
彼らは好きなときに好きな場所に乗る。マチュー・ファンデルプールとタデイ・ポガチャルもレベルが違う。簡単なことではない。
私たちはこれを乗り越えなければならず、アルデンヌのクラシックがより良くなることを願っている。
今日の結果には満足できますか?
そうでなければ家にいるほうがいいので、私たちはレースに勝つために運転する。それが無理なら表彰台。1-2-3で終わるつもりはないよね？
ジュリアン・アラフィリップの調子については?
アラフィリップはまだ可能だと信じている。現在、彼はさらに2時間のトレーニングを行っている。
彼は世界選手権の前に同じことをした。皆、サイクリストがいかに迷信的であるかを知っている。彼がそれが助けになると思うなら、それは結構なことだ。彼は、これがレースに向けて準備する方法だと信じている。古い習慣だけどね。
私たちは皆、彼がシフトに問題を抱えていることを見ていた。彼は加速し、誰かが彼のディレイラーにぶつかった。
彼は3つの最大のギアを使用できなかった。それは言い訳だ。彼は自転車を変えることができなかった。その後、ダヴィデ・バッレリーニのためにスプリントを手伝おうとした。
集団が追いつかなかった原因は?
ティム・ウェレンスは、ばかげた動きをした。彼らは追跡グループでうまく連携しており、彼は一緒に働く追跡グループを台無しにした。
その後、ラポルトはすでに道を進んでいたため、ゲームオーバーになった。彼らは他の誰よりも一段上だ。彼らは何年もの間、私たちに歯ぎしりしてきた。今は逆だ。奇妙なレースだった。
遠くから始まった。私たちは信頼を失うべきではないが、Jumbo-Vismaの運転方法は印象的だ。
今日のレースでは成果があった?
今日は改善したと感じた。ここ数レースは今よりもっとがっかりした。今日はちょうど真ん中だ。
諸事情により結果が出なかった。ティム・メリエはクラッシュバリアに激突し、頭を打った。彼はしばらく混乱した。きっと大丈夫。
スプリントでは、ダヴィデ・バッレリーニがパンチを受けたとき、フィリップセンのホイールからスプリントを開始する準備ができていた。彼は7位でフィニッシュした。
ドワルス・ドール・フラーンデレンでは、ジュリアン・アラフィリップがエースナンバー。イヴ・ランパールトがサブエースとなりそう。果たして結果は?
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