EF Education-EasyPostのミケル・ヴァルグレンは、2022年6月ルート・ドクシタニー第4ステージのスタートから20kmの下りで落車。
高速クラッシュにより、骨盤骨折、両膝の主要靭帯と半月板を破裂させている。医師からは、もうレースに出られないと言われていたほど。
だが、ミケル・ヴァルグレンは地道にリハビリに励み、ついにプロレースに復帰を果たす。
予定よりも早い復帰
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復帰までの道のりは遠かった。実に4か月以上かかって、ようやく最初の一踏みをしている。
膝を曲げるマシンに1時間半乗り、それからフィジオに3時間半通い、家に戻って膝を曲げるマシンにさらに何時間も乗るという地味で大変なリハビリをしている。
ロードでの走行を見せてくれたのは、10週間前のインスタグラムで。それまではローラーでINEOS Grenadiersのルーク・ロウと一緒に乗っているのも投稿している。
ミケル・ヴァルグレンは、4月4日からスタートするフランスのステージレース、ペイ・ド・ラ・ロワール(Région Pays de la Loire Tour(2.1))でレース復帰を果たす。
4ステージでフランスのレースとしては、割と平坦基調。現在は、EF Education-NIPPO Development Teamで契約しており、1クラスのレースまでは出場可能。
調子を戻してくれば、2024年からワールドチーム復帰も見えてくるはずだ。
ちなみに、ペイ・ド・ラ・ロワールのEF Education-EasyPostのメンバーは
- 31 ゲオルク・シュタインハウザー
- 32 ベン・ヒーリー
- 33 ジェームス・ショー
- 34 ミケル・ヴァルグレン
- 35 ジュリアス・ファンデンベルフ
- 36 マライン・ファンデンベルフ
好調なベン・ヒーリー、ジェームス・ショーをアシストすることになるだろう。まずは、レースに復帰で慣らしていくことになる。
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