2022 ルート・ドクシタニー第4ステージで、EF Education-EasyPostのミケル・ヴァルグレンが落車。
スタートから20km地点での落車で、とても速い段階だ。このレースはレ・ザングルから下っており、20km地点はかなりの下り坂だった。
落車の際に、ガードレールを飛び出している。たが、さらに降下していれば100mくらい下まで転落していた可能性があり、不幸中の幸いだったと思うしかない。
ツール・ド・フランスどころか
ミケル・ヴァルグレンは今週には手術の予定。
ケガの内容は
- 骨盤骨折
- 膝の損傷
- 股関節脱臼
ライダーからの情報だと、1,600m地点の降下から、まだ半分の距離で時速70km/hで一人ずつ下っていたと。
ミケル・ヴァルグレンはコントロールを失い、ガードレールと石の端を乗り越えたと言う。コースはヘアピンターンやクイックターンが多く、技術的にも難しいものだった。
下っているライダーも、時速70km/hだから、ピンクのジャージだとしか認識できなかったと言う。
プロでも落車してしまうのだから、怖いものだ。
感謝の言葉を
ミケル・ヴァルグレンは病院のベットからInstagramのストーリーで
2週間前にコロナ、そして今は大転落。それは私自身のせいで、そのようなリスクを冒して申し訳なかった。
ツール・ド・フランスの前とコロナの後に自分自身を見せたかった。私は降下の限界を少し超えた。幸いなことに、私は誰も罠には連れて行かなかった。
そして、私も言いたい。私は皆のメッセージに感謝したいと思います。彼らは私にとって大きな意味を持っている。
このルート・ドクシタニー第2ステージでは、ミケル・ヴァルグレンは2位。調子が良かっただけに残念だ。
2018アムステルダムゴールドを制したミケル・ヴァルグレン。ツールではエスデバン・チャベスやリゴベルト・ウランのアシストになる予定だった。
完全に治るのには時間がかかるだろうけど、これについては仕方がない。
コメント