選手から多数の非難をあびていたビンクバンクツアー。
サム・ベネットもゴール前のフェンスの足が危ないとメッセージを出していた。
実は、ビンク・パンクツアーのコースについては、他の多数の選手も改善を求めて声を上げていた。
ヨス・ファンエムデン(Team Jumbo-Visma)からは、ワールドツアーからダウングレードしたほうが良いのではないかという意見も出るほど。
UCIに抗議したライダーは
ティム・デクレルク(Deceuninck – Quick Step)
Hypocrisy of the cycling world. First we have a really touching minute of silence #ForBjorg , 5’ later we have to destroy each other again on a bikelane-wide parcours with a million corners. #allforsafety @BinckBankTour @cpacycling
— Tim Declercq (@Tim_Declercq) August 14, 2019
ティム・デクレルクはステージ3の後に、ヒョーグ・ランプレヒトの追悼による沈黙の時間の5分後、
100万回のコーナーと非常に狭い道幅で我々も破壊されなくてはならない、と不満を述べている。
マンセル・シーベルグはティム・デクレルクのツイートに対して
そうです、ティム。すべてのレースは、よりクレイジーで危険なものであってはならない。それはひどいことであり、すぐに変更する必要があります。ライダーの安全性を高めてください。
ボブ・ユンゲルス(Deceuninck – Quick Step)
ほとんどのライダーが今日のステージ3でのセキュリティに全く賛成していなかった。不必要なストレスやクラッシュが発生している。
問題は、何かを変更する前に事故が発生するまで本当に待たなければならないのか、ということだ。
ライダーとして、これらのタイプのパーコースに3日間連続して走るのは、個人的に気分を害してしまう。毎年悪化しています。
コースはワールドツアーレベルにとどまりません。UCIは、BinckBankツアーをフェアグラウンドレベルにダウングレードしてください。
私たちは安全性について話します。彼らはこのようなコースを作ります。
プロサイクリスト協会(CPA)の会長であるジャンニ・ブーニョは、組織は安全規則を順守できないため、ライダーの命を危険にさらすべきではありません。
多くの選手がコースについて、危険であると述べていることからついにUCIも重い腰を上げることになった。
UCIの対応
Several riders complained publicly about the race last August. Also UCI fines the organisers and says “other procedures are ongoing”, presumably other races https://t.co/XpTLozlnhb
— the Inner Ring (@inrng) October 14, 2019
UCIはライダーがレースについて公に不満を述べたことで、主催者に罰金を科し、「他の手順が進行中」とツイートした。
CPAライダーズユニオンとの広範な協議の後、UCIはステージレースが来年には、より安全に開催されるために多くの対策を発表。
たとえば、UCIによって任命されたテクニカルアドバイザーが組織の費用で立ち会い、サイクリング協会が作成した行動計画を確認する。
また、コースが今後もワールドツアーのレースであり続けるかどうかも徹底的に分析するという厳しい処置がなされる。
UCIは、プレスリリースで、BinckBankツアーの組織が罰金を科され、講じるべき措置に関して好ましい態度を示したと述べており、他の同様の手順が進行中であることを発表した。
ようやく、選手の声が届いた感じですね。これでコースの不備や設備で選手がケガをすることがなくなることを望みます。
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