2024 バロワーズ・ベルギーツアー第4ステージ　　デュルビュイの壁で勝利したのは?

ベルギーのレースは激しい。

第4ステージでは、さらに厳しいサーキットが待っており、ここで総合優勝の行方も見えてくるはずだ。

厳しいデュルビュイの壁を制してゴールするライダーは誰だろうか?

 

第4ステージ  デュルビュイ～デュルビュイ  177km

 

ライダーたちはスタートから、6つもの困難な坂道を備えた39.7kmの地元のサーキットに送り込まれる。

各サーキットには、丘が用意されている。最後のデュルビュイの壁で勝負だ。

 

1. シャン デ ヘトル峠　2.1 km・2.7%
2. プティ ソンム峠　2.2km・5.8%
3. エルマンヌ峠　2.2km・5.8%
4. ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%
5. シャン デ ヘトル峠　2.1 km・2.7%
6. スプリントポイント　プティ ソンム
7. エルマンヌ峠　2.2km・5.8%
8. ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%
9. シャン デ ヘトル峠　2.1 km・2.7%
10. スプリントポイント　プティ ソンム
11. エルマンヌ峠　2.2km・5.8%
12. ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%
13. シャン デ ヘトル峠　2.1 km・2.7%
14. スプリントポイント　プティ ソンム
15. エルマンヌ峠　2.2km・5.8%
16. ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%
17. シャン デ ヘトル峠　2.1 km・2.7%
18. プティ ソンム峠　2.2km・5.8%
19. Golden KM
20. Golden KM
21. Golden KM 　エルマンヌ峠
22. ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%

 

12人の逃げ

残り80kmで1分40秒差。

 

集団はUno-X Mobilityが引いている。

 

ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%

先頭集団はゴールラインを通過。残り2周だ。先頭はAlpecin-Deceuninckのクイントン・ヘルマンス。

 

残り65km。これは先頭は捕まる。

 

あれ、タイム差が広がっていく。これは逃がして貰えるのか。

 

ポイントから、踏み込む。

 

先頭から単独アタック。

 

タイム差が出ない。

 

単独でのアタックが続いている。

1. WILLEMS Jago(VolkerWessels Cycling Team)

 

追走は25秒差に。

 

先頭は28秒差。

 

エルマンヌ峠　2.2km・5.8%

先頭はポイント通過。

 

エリ・イーゼルビットは、集団の最後尾。

 

先頭は足を止めた感じだ。

 

先頭が捕まる。

 

残り46km。44秒差でUno-X Mobilityが引いている。

 

残り41kmで40秒差。Movistar Teamが二人先頭に陣取る。アレクサンデル・アランブルで勝利を狙う。

 

先頭はTotalEnergiesのアントニー・テュルジス。もう13秒しかない。

 

先頭が捕まった。

 

ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%

残り1周だ。

 

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクは先頭付近にいる。

 

残り34km。新たな逃げができるか。

 

Lidl – Trekのエドワード・トゥーンスが3人の逃げに。

1.  エドワード・トゥーンス (Lidl – Trek)
2.  アクセル・ヒュンス (TDT – Unibet Cycling Team)
3.  ルカ・ヴァン・ボーベン (Bingoal WB)

 

プティ ソンム峠　2.2km・5.8%

9秒しか離れない。これは捕まる。

 

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクが、最後まで逃げていたBingoal WBのルカ・ヴァン・ボーベンを抜いていく。

 

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクが逆転をかけてのアタックだ。

 

Israel – Premier Techのジョセフ・ブラックモアが追走に。

 

後ろから3人きている。ロレンツォ・ロタにジョセフ・ブラックモアが追いついている。

 

追走は9秒差。

1. ロレンツォ・ロタ　Intermarché – Wanty
2. ジョセフ・ブラックモア　Israel – Premier Tech
3. ジェノ・バークムーズ Lotto Dstny

 

ここで、力を使うのはどうなんだろうか。

 

残り19kmで追走まで8秒差。下っているので追いつかせない。

 

4秒差に。

 

残り16kmでマティアス・ヴァチェクに追い付いた。先頭は4人に。

 

残り13km。タイム差は20秒。

 

Golden KM

 マティアス・ヴァチェクがトップ通過。3秒獲得。これが目的だったのか。

1. マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek　3秒
2. ジェノ・バークムーズ Lotto Dstny　2秒
3. ジョセフ・ブラックモア　Israel – Premier Tech　1秒

 

Golden KM

2回目もマティアス・ヴァチェク。これで6秒。

1. マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek　3秒
2. ジェノ・バークムーズ Lotto Dstny　2秒
3. ジョセフ・ブラックモア　Israel – Premier Tech　1秒

 

Golden KM 　エルマンヌ峠

3回目もマティアス・ヴァチェクが取って9秒のボーナスタイムをゲット。昨日は、リーダージャージのソーレン・ヴァーレンショルトが3連続トップで通過したが、これでお返しだ。

1. マティアス・ヴァチェク　Lidl – Trek　3秒
2. ジェノ・バークムーズ Lotto Dstny　2秒
3. ジョセフ・ブラックモア　Israel – Premier Tech　1秒

 

集団は残り10kmとなり、Team Visma | Lease a Bike、Decathlon AG2R La Mondiale Teamも先頭交代に加わる。

 

残り9.3kmで29秒差に。

 

マティアス・ヴァチェクは、逃げ切ってタイム差もつけないと逆転とはならない。2秒のタイム差がついたまま。

 

残り4.4km。まだ21秒差ある。

 

残り3.7km。集団が小さく見えてきた。

 

残り2.5kmで19秒差。いい感じだ。

 

マティアス・ヴァチェクは先頭交代して貰えない。

 

ミュール・ド・デュルビュイ　0.5km・8.2%

さあ、集団が迫る。ここから上空からの映像となり木が邪魔で見えない。

 

マティアス・ヴァチェクが捕まったが、逃げていたロレンツォ・ロタが先頭に。

 

ロレンツォ・ロタの後ろは、Lotto Dstnyのジェノ・バークムーズ 。マティアス・ヴァチェクの後ろで足をためていたのだから、生かさないと。

 

ロレンツォ・ロタが、Israel – Premier Techのライリー・シーハンに抜かれる。

 

ライリー・シーハンの後ろから、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのピエール・ゴーシェラがまくりに出る。

 

ピエール・ゴーシェラは、シャカリキの巻島先輩ばりの、ダンシングでもがき上げる!

 

あ～、だが、ゴール手前でMovistar Teamのアレクサンデル・アランブルに抜かれた!

 

 

ピエール・ゴーシェラの巻島ダンシングが通用しない。

 

アレクサンデル・アランブルがハンドルから手を離す。

 

アレクサンデル・アランブルがデュルビュイの壁を制した!

 

アレクサンデル・アランブルは、今シーズンの初勝利。Movistar Teamにシーズン6勝目となる勝利をもたらせた。

 

アレクサンデル・アランブルは、総合でも16秒差の4位に上がってきた。表彰台に手が届く位置にジャンプアップだ。

2位はDecathlon AG2R La Mondiale Teamのピエール・ゴーシェラ、3位はAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン。

 

リーダージャージのソーレン・ヴァーレンショルトは同タイムゴール。マティアス・ヴァチェクが再び2秒差に迫っている。

 

アレクサンデル・アランブルは、チームメイトと勝利を喜ぶ。

 

リザルト

アレクサンデル・アランブルのコメント

明日はもっと上に行けるかどうか見てみたい。決勝が自分たちに合っていることは分かっていた。

Lidl – Trekが最後の坂でとても良いカードを切ってくれた。優勝できたことはとてもうれしい。総合3位まであと6秒だ！

今のところ、今日の勝利には満足している。表彰台を狙っていたし、今は事実上、総合でも表彰台に立っている。今日は楽しむつもりだ。明日は、もう少し順位を上げるオプションがあるかどうか見てみたい。

 

3位　Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン

デュルビュイの壁の急斜面で3位というのは驚きですか?

イエスでもあり、ノーでもある。3位でフィニッシュするとは思っていなかったが、不利な風の中で負荷をかけられないとは思っていた。

僕は爆発力があるし、比較的短い登りだから。レースを運ぶ必要がなかったから、まだ大丈夫だと感じている。レースは長い間、しっかりと折り合いがついていて、自分自身をある程度飄々と保つことができた。

これはコンディションの良さを示すもので、コンディションには満足しているが、このパフォーマンスは特別なものではない。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ソーレン・ヴァーレンショルトは、最終日も2秒というタイム差を守らないといけない。

 

ポイント賞

新人賞